ソイレント・グリーンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ソ行
 > ソイレント・グリーンの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ソイレント・グリーン

[ソイレントグリーン]
Soylent Green
1973年上映時間:97分
平均点:6.60 / 10(Review 43人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスSF小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-11-24)【TOSHI】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督リチャード・O・フライシャー
キャストチャールトン・ヘストン(男優)ロバート・ソーン
エドワード・G・ロビンソン(男優)ソル・ロス
リー・テイラー=ヤング(女優)ヤング:シェリル
チャック・コナーズ(男優)タブ・フィールディング
ジョセフ・コットン(男優)ウィリアム・シモンソン
ブロック・ピーターズ(男優)ハッチャー
ロイ・ジェンソン(男優)ドノヴァン
スティーヴン・ヤング(男優)ギルバート
納谷悟朗(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大塚周夫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
撮影リチャード・H・クライン
製作MGM
配給MGM
美術エドワード・C・カーファグノ(美術監督)
ロバート・R・ベントン〔美術〕(装置)
衣装ベッツィ・コックス(衣装)
編集サミュエル・E・ビートリー
字幕翻訳清水俊二
スタントボブ・ヘロン(ノンクレジット)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(7点検索)】[全部]

別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
11.《ネタバレ》 原作は読んだことがない。時代設定が2022年とのことで今年中に見るかと思っていた。
設定としては極端な人口増加と環境破壊と貧困化と社会の劣化が生じた世界になっている。現実の2022年に生きている者の感覚からすると、少なくとも先進国では人口を減らす方向のようで今どき人口爆発など考えられないと思ったが、しかし多数の難民・移民の流入などなら実際あっても変でないとはいえる。
劇中世界はいわゆるディストピアだが、「ホーム」にだけは利用者への配慮もあって人道的だった。自分なら色は青にするだろうが(落ち着く色)、その場になれば劇中人物のように暖色を選ぶ気になったりするかも知れないとも思った。楽に死ねる制度があるのは悪くないので劇中人物にも共感できたが、ありきたりな音楽や風景映像が煩わしく感じたので、もっと個人の好みに合った演出を期待したくなる。
そういうことを考えるのは自分がその年齢の方に近くなってきたからだが、しかし最近はより若い層でも生きづらさに疲れて、安楽死の権利に期待する風潮も出てきているように感じている(気のせいならいいが)。現実の2022年では人口の増減というよりも、個人の尊厳をもって生き続けられる社会の維持が課題になっているのではと思った。この点が最も現代に通じる問題提起になっていると感じる。
ほか雑談として、「ソイレントくず」をまとめて売っていたのは実際ありそうで笑った。人工食物の製造現場では特にグロい場面もなく、いきなり乾き物の製品ができていたが、日本人ならすり身にして練り物(蒲鉾など)を作ろうと考えるのではないか(考えないか)。何にせよ共食いはプリオン病が恐ろしいのでやめた方がいいというくらいの感覚が現実世界の人類にはある。
なおエンディングで音楽と風景映像を再現したのは皮肉な感じで結構だった。多幸感が出ている。

[2023/4/1追記] 積極的尊厳死の制度化など当面ないだろうと思っていたが、2022年のうちに邦画「PLAN 75」が公開され、また今年に入ってからはネット上で高齢者の集団自決を促した発言も話題になっていた。これでかえって人々の認知度が高まって、本当にその方向に世の中が動いていくのではと思ったりする。高齢者に限定するとエイジズムだと批判されるだろうが、この映画のようにあくまで自由意思ということにして、対象年齢も拡大しておけば(18歳以上など)世界正義に反しないかも知れない。
一方でこの映画の食物がそのまま実用化されることはないだろうが、食糧危機への対応という面ではすでに昆虫食が注目を集めている。またそれとは別に、人体の処理方法としては「堆肥葬」(Human composting/人間の堆肥化)というのが提案されていて、スウェーデンとアメリカの6州では合法化されているらしい。そのうちに、火葬でCO2を大量に排出する日本人は人類の敵だと指弾される世界になるかも知れない。
映画と現実の2022年は違うところも当然あるが、意外に似た雰囲気が出てきているのはものすごい先見性のある映画だったということか。ディストピアが実現するかどうかに関わらずどうせ自分は先に死ぬので、あとは残った人々の望むようにしてもらって結構だ。
かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-03 10:03:15)(良:1票)
10.《ネタバレ》 今よりちょっと未来のお話。
しかしいろんなものが古臭い。テレビはボタンだしゲーム機はでかいしアサルトライフルがM16だし・・・
未来に発明されるものを予測するのはとてもむずかしいという事をしみじみ感じた。
野菜や牛肉があんなに高級な世界が来るとの予言はある意味あたっている。今現在でも、マグロやカニなどの高騰は深刻である。
安楽死の場所での映像はどれも自然の雄大さ、美しさを映し出していた。地球を大事に・・・
ところで、若い女性が「家具」として扱われているという突飛な発想は、現代であれば問題にされたかもしれない。
チェブ大王さん [地上波(字幕)] 7点(2019-07-20 23:13:42)
9.時代を考えれば変に近未来の舞台を作るより何もしないほうが結果として良かったのかもしれないが、それにしたって当時じゃ「何もしない」ってのはなかなかの決断だったはず。それともお金が無かったのか。いや、フライシャーはわかってたんだ。背景は映画の側面的なものでしかないということを。そのぶん想像を絶する慢性的食糧難という未来社会がいやというほど映し出されて未来を強調する。その世界の中で俳優たちは現代劇となんら変わらぬ演技をする。妙にリアルで妙にうそ臭い。このうそ臭いリアルに不気味さがあり、またこれが映画なのだという喜びがある。なんともやるせないエンディングが70年代前半独特の後味でどこか懐かしい。と思うのは限られた世代だけですね。
R&Aさん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-16 10:12:14)
8.《ネタバレ》 チャールトン・ヘストンさんが身勝手なんだけど、とても魅力的。
カッコよさに惹かれ観続けるうちに、じわじわと怖さが染みてきた。
この作品の見せ場は、ショベルカーですくわれ、ダンプカーに積まれる人間達。
今ならさしずめCGなのでしょうが、そこは実写のもつ力(ちから)。
悲惨なさまには圧倒されました。
それから、男性ならばあのような”家具”のあるお家が羨ましいのでは?とも思いました。
だって007映画と見間違えましたよ、一瞬ですけれど(笑)
リー・テイラー・ヤングさん、キュートで可愛い♪家具にはもったいない。
たんぽぽさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-14 22:50:27)
7.ムダな場面もあったけど、結構面白かったです。俺も死ぬんならあんな死に方がいいな・・・・。
こわだりのインテリアさん 7点(2004-12-19 19:11:02)
6.《ネタバレ》 血糊バンザーイ♪ん~、いいんだけど、死体からどうやってソイレントグリーンを作るかっていうのを表現してほしかったなぁー。
M・R・サイケデリコンさん 7点(2004-11-01 14:07:18)
5.小学生の時テレビで観たのですが、子供心にとてもショックを受けた。
そうしょくみさん 7点(2003-06-20 00:48:53)
4.《ネタバレ》 題名をみて見たことを思い出した。人口が増えて食料がなくなり、みなが食べている食料品の工場の秘密は、、、という衝撃的な話でインパクトが強かった。将来の食糧危機に対する予言的な問題提起として見ても先駆的なものがある。安楽死老人ホームで横たわった老人が、すでに失われてしまった美しい自然のパノラマ映像を見てるシーンに流れるクラシック、 これも含めてこの未来像はほんと、衝撃的でコワイですよ~・・
キリコさん 7点(2003-04-05 16:37:14)
3.原作はハリー・ハリスンの「人間がいっぱい」。人口の爆発的増加による人類の存続の危機という題材の近未来SFといえば、他にも「赤ちゃんよ永遠に」という佳作があったが、そういう逆ユートピアビジョンが当時の流行りだったのか?エコロジカルSFの先駆的作品でもある。
mic550さん 7点(2002-10-21 00:54:30)
2.映画のストーリーもそうですけど、街に溢れる群衆をブルドーザーで「撤去」していく映像は衝撃的。人口爆発による食糧不足で、生鮮食料品が一部の特権階級しか口に出来ない未来の映画です。SFミステリーとしても秀逸に作られていると思います。このころは全米ライフル協会会長のチャールトン・ヘストンのファンでした、と言いつつ7点献上。
sayzinさん 7点(2001-08-06 11:33:10)
1.公開当時はともかく、それ以降ほとんど話題になったことがない、隠れた近未来SF映画の佳作として記憶にとどめておきたい。自然環境破壊による大気汚染や人口爆発による食糧難といった現代を予見した作品で、とりわけ食糧問題における国家の政策が、この作品のショッキングな部分でもある。C・ヘストンが主演ということもあってエンターティンメント性が強い為、ややもするとテーマがぼやけがちだが、今ではもう見れなくなってしまった美しい自然のパノラマ映像に、臨終まぎわの老人と共に感嘆し涙するというこの作品を象徴するようなシーンは感動もの。
ドラえもんさん 7点(2001-08-05 17:05:47)
別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 43人
平均点数 6.60点
000.00%
100.00%
200.00%
324.65%
424.65%
5716.28%
6818.60%
71125.58%
8716.28%
9613.95%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS