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ようこそ映画音響の世界へ

[ヨウコソエイガオンキョウノセカイヘ]
Making Waves: The Art of Cinematic Sound
2019年上映時間:94分
平均点:7.67 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-08-28)
ドキュメンタリー
新規登録(2020-10-06)【たくわん】さん
タイトル情報更新(2021-10-04)【S&S】さん
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出演ウォルター・マーチ
ゲイリー・ライドストロム
ジョージ・ルーカス
スティーヴン・スピルバーグ
ロバート・レッドフォード
バーブラ・ストライサンド
ライアン・クーグラー
デヴィッド・リンチ
アン・リー
ソフィア・コッポラ
ピーター・ウィアー
リチャード・アンダーソン
カレン・ベイカー・ランダーズ
リチャード・キング[録音]
デイヴィッド・マクミラン[録音]
マーク・A・マンジーニ
ランディ・トム
ジョン・ラセター
クリストファー・ボーイズ
ハンス・ジマー
スキップ・リーヴセイ
ベン・バート[録音]
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4.《ネタバレ》 導入部でいきなり、「音響は映像と並ぶ映画の重要要素である」という位置づけをがつんと提示。そして、1シーンだけでもあの作品と分かる映画史の代表作の断片が次々に出てくるのだが、それが継ぎ接ぎになることなく、根底に横たわる重要テーマを浮かび上がらせる。前半は、それこそサイレントからトーキーに移行したという「音響」の原点にまで遡り、それがどのように発展したのかという過程が立体的に解き明かされる。これを縦軸とすれば、後半は横軸として、具体的なその作業に踏み込んでいく。何より、音響といえば人工的に生成されたあれこれとしか思っていなかったのが、現在でも手作り音がきちんと使われているとか、あるいは歩く人の会話や衣擦れの音までが音響の仕事であるというのに驚きました。少し前の映画音楽のドキュメンタリー同様、90分強しかないのがもったいない、内容充実の作品です。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2023-11-14 02:25:51)
3.《ネタバレ》 映画愛が、とりわけ音響愛がビシビシと伝わってくるタイトル通りの作品。音響ど素人からの感想になりますが、へぇ~の連続と名作映画のシーンが次々映し出され、なかなか楽しめます。それ以上に感じることは、音響技術さんたちがその仕事を一生涯を通して楽しんでる、その姿勢に感銘を受けるのです。羨ましい限りです。そして面白いなと思うのは、FOLEYという効果音のつくり方。スタジオの床で雪を踏んづけたり、びちゃびちゃの雑巾をこねくり回したり、パスタを松ぼっくりで潰したり。リアルな音の録音じゃなくてわざわざ作って乗せているとはちょっとビックリ。そう言えば遠い昔、高校の予餞会という学校行事で、まさにそんな真似事をした記憶が蘇る。級友の演技に合わせて、バケツの水パシャパシャしたり、テレビにマイクを向けて録音したドラマの主題歌を使ったり、恩師たちのインタビューから言葉を編集して変な贈る言葉を作り出したり。何てアナログな事をと、思い出すと笑ってしまうような事をプロの技術者さんたちが真面目にやってるじゃないですか!私の安っぽい遠い思い出が少しだけ誇らしくなったのでした。あの頃は、プラトーンが流行ってたなぁ。
ちゃかさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-13 13:06:01)(良:2票)
2.映画音響の歴史と役割を判りやすく解説してくれる貴重なドキュメンタリーです。「トーキー映画は音を芸術に変えた」、そう、忘れちゃいかんのは映画というものはそもそも音が無かった単なる映像だったということでしょう。トーキー映画が誕生してまず観客が喜んだのはスクリーンの役者たちの声が聞こえることで、それが映画音響のすべてだった。日陰者扱いだった音響効果でしたが、オーソン・ウェルズ、ヒッチコック、キューブリックといった天才たちが映画音響を革新してゆくことになります。本作には様々な音響技術者や映画監督が出演して語りますが、やはり“映画音響のゴッドファーザー”ウォルター・マーチの存在と業績が偉大だったんだなと改めて認識させられます。70年代以降はスピルバーグやルーカスといった面々の活躍で映画音響もデジタル化が飛躍的に進んでいまやすべての作業がミキシング・ルームのデジタル機器で済んでしまっているような印象を受けますが、効果音やフォーリー音の作成には昔ながらのアナログ音集めが健在なのも面白いところです。本作に登場する音響スタッフたちの活動を見ていると、本当にみな映画を愛する真の職人集団だなと感じます。いろいろと言われますけど、ハリウッドというところは各分野のプロフェッショナルが造り上げる職人文化が他国に追随を許さない強みを持っているんじゃないでしょうか。「職人気質は日本人の強み」と言われたりもしますが、情けないことに現在の日本映画界で消え失せてしまったのがこの職人気質だと思います。古い話しですが、東宝の円谷特撮なんかはその歴史だけでも一本の映画になる職人芸の極致です。たとえば現在の邦画界での映画音響のドキュメンタリーを撮ろうとしても、とうてい映画として成立しないでしょうね。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-09 21:35:25)
1.映画鑑賞で意識した事がなかった(恥)音響編集。その重要性がよく分かる勉強になった良作です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2021-07-23 03:47:46)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
618.33%
7433.33%
8541.67%
9216.67%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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