2.《ネタバレ》 前作とはだいぶ趣の違う作品でしたが、案外良かったかなと思います。
マックスにしろバーバラにしろ、元から悪人だったわけではないんですよね。
それどころか、誰しもが真の願いなるものを持っていて、それが基本的にどれも悪どい。
みんなの願いが叶うとしっちゃかめっちゃかな世界になっちゃう、
何かを得るには何かを失うのよ、という道理が描かれるわけですが、
単なる勧善懲悪よりは、たまにはこういうのもいいなと思います。
ダイアナにとっての失うものは元カレで、意外にもグッときちゃいました。
そんでマックスが最後に息子と抱き合うシーンも、ベタなのにこれまたグッときちゃった。
アクション映画としては物足りない気もしましたが、ストーリーは悪くなかったです。