1.《ネタバレ》 「薄氷の殺人」に続く、ディアオイーナン待望の新作。
犯罪者が警官から逃げて、夜の街を謎めいた女性とさまよい歩き、ついに銃撃戦のあとに朽ちる。
いわゆるフィルムノアールというやつだ。
古くは「灰とダイヤモンド」「第三の男」から始まる、魅せる映画の一つの在り方だ。
※ただし、フィルムノアールの定義は定かではないようです。
本作も、実に渋い。
前作同様、静かなキレのあるアクションシーンで締める。
ただ、アジア映画らしく、ドタくさいのだ。
主人公が、最後、中華麺を貪り食うとこなんか、アジアンノアールなんだね。