6.《ネタバレ》 「ムーランルージュ」のバズラーマンが、ロックンロールのエルヴィスの伝記映画を撮った!
足と腰を使ったプレスリーのダンス(?)誕生から、パートナーのパーカー大佐のギャンブル依存の浪費を
カバーするため、とにかく酷使され舞台に立たされ、42歳で亡くなるまでを描いている。
ショービジネスの裏側が分かる。
疲労のため、薬や浮気などで、生活が乱れて、すべてを失う世界なんだろうというのは、
こういう世界とは無縁の我々にも、何となく伝わってきてるとこだ。
今作で新しいのは、有名人の暗殺が目立っていた頃のアメリカで、
殺人予告や警備などで、極度に心を消耗するエルヴィスの姿だ。
そして、ファンからの愛の中毒に酔いしれるのも、新鮮だ。
時代はマイケルジャクソンの前身ジャクソン5の名前をチラリと出して、
エルヴィスの時代は終わる。
また、こういう人生が続いていくのだろう・・
「ショウほど素敵な商売はない」という映画もかつてはあったが・・※そっちは未見です。