1.《ネタバレ》 イケメンだった頃のエリック・ロバーツと中年小太りランス・ヘンリクセンにより「ヒッチャー」もどきな映画ですが殺人鬼とカジノ強盗、二つを組み合わせて話が進んでいく展開はお見事。ロバーツの存在とセリフで追い詰められていくヘンリクセンの熱演ぶりは「パンプキンヘッド」並みの力の入れようで全身で表現する絶望感は並々ならぬものを感じますがセリフが少ない分余計にそれが伝わってきます。騙されるか騙されないか、期待通りの役をしてくれてたのか意外な役をしてたかどうかはまぁアレとしていろんな伏線をぶっ飛ばしてのラストのヘンリクセンのキメ顔だかドヤ顔だか、おめえ何言ってんだ?的な顔は見る価値あり。オープニングのクレジット長回しも恐怖を感じさせてくれるので個人的には好きな一本です。