2.《ネタバレ》 本当に、凄いと思うんだ。
それって「デビッド・クローネンバーグ」監督の世界。
例えるなら、若干変だけど…クローネンバーグの世界。
そして、数々の作品を別作で垣間見ながらも「観る前から、世界を掌握したくなる」不思議さ。
その素晴らしさってのも、時間を掛けて見ながらだが確認したくなるね。
【デビッド・クローネンバーグの(基本)世界】
●1975:シーバース
●1977:ラビッド
●1978:ファイヤーボール
●1979:ザ・ブルード/怒りのメタファー
●1981:スキャナーズ
●1982:ビデオドローム
●1983:デッドゾーン
●1986:ザ・フライ
●1988:戦慄の絆
●1991:裸のランチ
●1993:エム・バタフライ
●1996:クラッシュ
●1999:イグジステンズ
●2005:ヒストリー・オブ・バイオレンス
●2022:クライムズ・オブ・ザ・フューチャー
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やっぱり、色んな世界、色んなドラマがあるけど…このワールドが素晴らしい。
数々の別作であろうが(作品を)観てると、何故か染み入って来るのも不思議ぎな感覚ではあるんだろうなぁ…今も。
そんな意味で、やっぱっりクローネンバーグも素晴らしく美しい世界なんだな、と思う。
あ、あと…1990年の「ミディアン」は監督ではないが、なかなかの作品と世界観だ。
まぁ、人気は継続しなかったかもだけど、カルトな人気が強く纏われてて、一種「デビルマン」的な物語にもなってると思う。
いや、まだまだ無数的に、そして継続して欲しい世界……あの作品。
1981年の「スキャナーズ」や、1986年の「ザ・フライ」など、新しい作品としてシリーズを別監督として継続してるのも、まず捨てずに置きたい。
このワールドを…実は、まだ味わって欲しい。
異様なワールドから…
今も抜け出れなくなる前に。
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