2.《ネタバレ》 なんかよく理解できず疑問が残ったまま終わる映画。
人とは戦いたくないAIのはずが、捕虜の人間兵士をボコボコ血だらけにするシーンの意味が不明。
宇宙ステーションのように空中に浮かぶ人間側の攻撃基地の重力制御が超超ハイテクなのだが、
それらのハイテクとアジアの地上の農作業の技術レベルが違い過ぎて違和感が大きい。
アンドロイドを人に似せるのは仕方ないが、喜怒哀楽全開にして涙流して泣くとかまでシュミレート
した意味も不明。 アンドロイドを家族にしたい? アンドロイドが人と家族になりたい?
で、リアルな性格にしたから、冒頭の怒りのバイオレンスシーンなのか? 雑なプログラム。
AIに核攻撃された件は、実際は人間サイドのミスによる事故だという情報があるのに
それを元に和平交渉を試みないのもオカシイし、怒りでAI狩り皆殺しに走るのも極端すぎる。
植物状態になった母親マヤと、AI娘アルフィーの関係の詳細について説明が不足で、物語の主軸と
なる家族愛のウエーブに今一つ乗り切れない。
いろいろとワカラナイままエンディングになってしまい、歓声「ニルマータ!」が、誰に対しての
歓声だったのか疑問のままエンドロール・・
それでも目を見張る壮大なCGの美しさで、ハリウッドの技術の高さに圧倒されます。映画館の
大画面で見ればよかったと後悔役立たず。
まあ細かい疑問は放っておいて、流れに任せて見れば、ほぼほぼアバターと同じ骨格の映画です。
肉付けが違うだけの印象。
けなしてるように聞こえそうですが、良い映画だとは思います。渡辺謙さんが主要なキャストで
何故か日本語ばかり話してます。相手は日本語じゃないのに・・ でも嬉しいような変な気持ち
その健さんが撃たれて死んだと思ったら、後で普通に生きてた理由も分りませんでした。
今一つ感動に乗り切れなかったのでこの点数でスミマセン。