暁の7人のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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暁の7人

[アカツキノシチニン]
Operation Daybreak
1975年上映時間:105分
平均点:7.25 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1976-06-12)
ドラマ戦争もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2016-03-06)【S&S】さん
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監督ルイス・ギルバート
助監督アーネスト・デイ(第二班監督)
キャストティモシー・ボトムズ(男優)ヤン・クビシュ
アンソニー・アンドリュース[男優](男優)ヨーゼフ・ガブチック
ジョス・アックランド(男優)ヤナク
アントン・ディフリング(男優)ラインハルト・ハイドリッヒ
脚本ロナルド・ハーウッド
撮影アレック・ミルズ(カメラ・オペレーター)
アンリ・ドカエ
製作カーター・デ・ヘイヴン〔製作〕
配給ワーナー・ブラザース
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2.《ネタバレ》 「暁の7人」の主演俳優ティモシー・ボトムズは、「ジョニーは戦場へ行った」「ラスト・ショー」「ペーパー・チェイス」等での印象的な演技で私のお気に入りの俳優のひとりになりました。

今回DVDで観た「暁の7人」の彼は、きりっと引き締まった表情で、緊張でピリピリするような心が張り詰めた荒武者といった風情があります。
そして、ある種の悲しみを湛えた優しく暗い眼が、とても印象的です。

第二次世界大戦において、チェコスロヴァキアはドイツ軍の怒濤の進撃で占領されてしまいます。
ティモシー・ボトムズ扮するヤンは、ロンドンで機会を待つチェコ解放軍の兵士。
その彼らに、祖国チェコで占領・支配しているナチス・ドイツの総司令官ハイドリッヒ暗殺の指令が下される。

この指令は、大胆不敵な極秘作戦で、戦局を連合国軍側に有利に展開させるための、非情極まる作戦計画だった。
そして、今回選ばれたヤンを含む解放軍の3人は、明らかに"捨て駒"だったのだ。

私は、この映画を観ながら、イギリス、ドイツ、ロシア等の強国に挟まれて、悲劇的な歴史を歩んできた東欧諸国の運命を垣間見る思いがしました。
そのように感じた時、どこか悲劇的で悲しい表情を張り詰めさせたティモシー・ボトムズの個性が、ひと際、ものをいっていると思います。

このティモシー・ボトムズという俳優は、本質的に"青春の悲しさ"を体現できる稀有な存在だと思います。
眉をきりりと上げて、しっかりと未来を見据えている時でも、その高い鼻梁のかげに、若く純粋な悲しみと愁いの影が漂うのです。

「暁の7人」は、ティモシー・ボトムズを主演俳優として起用したことで、この悲劇的な戦争秘話に、悲しみの感動を盛り込むことができたと言ってもいいと思います。

ただ、その後の彼は、良い作品にも恵まれず、役者として失速していったのが残念でなりません。
dreamerさん [DVD(字幕)] 7点(2019-03-11 09:57:27)
1.ナチスドイツ占領下のレジスタンスの悲劇ですね。同様のテーマを扱っているものとしては、ワイダの「地下水道」なんかがありますけど、こちらはカラー画面の分、かえって損をしている気がします。実話に基づいているけど、ストーリー中に恋愛の要素はいらないなあ。でも、自由のためにとはいえ、暗殺で物事を解決するのは私は賛成できません。
オオカミさん 7点(2002-04-28 16:08:38)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.25点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5112.50%
6225.00%
7225.00%
8112.50%
9112.50%
10112.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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