アポロンの地獄のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アポロンの地獄

[アポロンノジゴク]
Oedipus Rex
(Edipo re)
1967年上映時間:105分
平均点:6.88 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(1969-03-08)
ドラマ戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2010-11-27)【にじばぶ】さん
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監督ピエル・パオロ・パゾリーニ
キャストフランコ・チッティ(男優)エディポ
シルヴァーナ・マンガーノ(女優)イオカステ
アリダ・ヴァリ(女優)メローペ
ラウラ・ベッティ(女優)
ニネット・ダヴォリ(男優)
ピエル・パオロ・パゾリーニ(男優)(ノンクレジット)
脚本ピエル・パオロ・パゾリーニ
音楽ピエル・パオロ・パゾリーニ
撮影ジュゼッペ・ルッツォリーニ
配給日本ヘラルド
美術ダンテ・フェレッティ(美術監督補)
衣装ダニーロ・ドナーティ(デザイン)
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4.《ネタバレ》 最初と最後に現代と繋がる部分は正直言ってよー分からんかった。だからその部分を置いて考えると、本質的にはド直球な「古典の映像化」である。勘所はその表現技法であろう。リアリティを無視した、お手製感満載のどこか適当で(小難しく言えば)非実在的・抽象的なそれは、ロケーションやセットには拘りつつも非常に「演劇的」というか、中々に面白い(非・通常映画的な)質感・空気感を醸成することに成功していた。演技面でも、やや大袈裟なそれは大いに舞台劇感を醸していたが、演技自体は確かに力強く、かつそれなりに上質であった様にも思われる。単純に傑作ギリシア悲劇の映画版として観るなら、意外とそこそこ楽しめるのではないか。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-22 19:47:24)
3.なかなか面白かったです。思ったより大人しいというか、真っ当で拍子抜けした部分もありますが。ギリシャ神話を題材にしているとはいえ、背景は荒涼とした砂漠だったり、音楽は日本のお神楽だったり、西欧文明がナンボのもんじゃい!みたいなパゾリーニの気概が感じられて楽しいです。ただ、タブーを犯したことを知った後のオイディプスが喚き過ぎで非常にうるさく、ドン引き。あんな大声で喚く演出の意図は、一体何ぞや?と、ちょっと考えてしまったけれど、まあ、これは分かりません。オープニングとラストで現代のイタリアが舞台となるのも、なかなか面白い。父親にナチスの服着せるあたり、キョーレツな悪意を感じます。そして、あの魅惑的な母親。まぁ、パゾリーニにしてはかなりフツーの映画だと思いますが、見て損はないと思います。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-23 22:23:11)
2.《ネタバレ》 面白かった。あまりギリシア神話を知らなかったので、終盤のどんでん返しに意表を突かれた。でもやっぱりパゾリーニの映画は難解。なぜ現代にタイムスリップしたのか分からなかった。
こまごまさん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-12 21:08:18)
1.パゾリーニの作品はどれも自らの思想が反映されているが、この作品は自らの内なる世界までもが反映されている。冒頭の現代の描写は自らもエディプス・コンプレックス(マザコン)を認めるパゾリーニの自伝的要素を多分に含んでいる。『奇跡の丘』同様に時代考証を無視した衣裳や背景、そして古今東西の音楽を印象的に配置して描いた「オイディプス王」の物語を通して、冒頭の赤子の運命を描いている。古典から現代に通ずるテーマを汲み取る天才作家にとって、この世は今尚、目を潰したくなるほどの汚れた世界なのかもしれない。そして母を愛し父を憎んだ自身への罰を描いたのかもしれないとも思った。それにしても画と一致しない音楽とその挿入のタイミングが独特で、画と音、それぞれが相乗効果をもって印象度をあげているのが面白い。
R&Aさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-15 12:03:17)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.88点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
416.25%
5318.75%
6212.50%
7425.00%
8425.00%
916.25%
1016.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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