ミュリエルの結婚のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ミュリエルの結婚

[ミュリエルノケッコン]
Muriel's Wedding
1994年上映時間:101分
平均点:7.31 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-10-12)
ドラマコメディ青春もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-11-09)【Olias】さん
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監督P・J・ホーガン
キャストトニ・コレット(女優)
レイチェル・グリフィス(女優)
脚本P・J・ホーガン
挿入曲アバ
製作ジョスリン・ムーアハウス
編集ジル・ビルコック
字幕翻訳関美冬
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2.《ネタバレ》 映画のテーマとしてはよくある、主人公がいったんどん底まで落ちた後で一皮剥ける「人間の成長」を見守る作品、と言えるのですが、本作の主人公は最初から完全に「負け組」で、その描かれ方も木っ端微塵と言える程に残念な方面に振り切れています。トニ・コレット、若いこともあり、本来は決して見た目に全く華が無いという様な女優でもないと思うのですが、通常の役づくりのレベルを完全に凌駕する凄まじいウェイトアップの結果、本作では完全にブヨブヨの肉塊と化しています。やや欧米辺境と言える(田舎)オーストラリアの90年代作品ということもあり、映画の質感が似通ったものとして私が思い起こしたのは『ナポレオン・ダイナマイト』でした。

この残念な主人公が加速度的に残念な行為を積み重ね、最初はまあ笑えるものの、次第次第に残念で片づけるには悲惨すぎる状況に陥ってゆき、周囲の人間も悉く不幸にしつつ終盤は完全にコメディではなくなっています。正直、そこから少しだけ真人間になって再出発していくというラスト付近のシークエンスは、ご都合主義でもあり、必ずしも素直に主人公に共感できるかと言えばそんなん出来っこないという人も多々いるだろうと率直に感じました(主人公の分別の無さは、これも率直に他作品と比べても相当酷いレベルですので)。

ただ個人的には私、単純にこういう話が結構好きだというのと、あと主演と助演の女優2人の演技自体はとても素晴らしかったということが大きいのです(コレットは役づくりは無論、変人ぶりも神妙になった時の演技も抜群でしたし、もう一人、レイチェル・グリフィスの実にキレの有る演技・見た目・キャラ造形は、本作に必要不可欠なアクセントとなっていましたし)。結論、個人的には十分に楽しめました。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 7点(2020-07-15 21:59:02)
1.ブリジット・ジョーンズが可愛く見える程、ミュリエル・ヘスロップのダメっぷりに容赦が無いのが凄い。何しろ、一家揃って痛いんです。そして、レニー・ゼルウィガーがスリムに見える程、トニ・コレットの太りっぷりが凄い。細面ながら元々体格の良い人ですけど、もうパツンパツン。で、映画のテーマはお馴染みの「変身願望」。最初のミュリエルは味噌っかすの芋虫。やがて自分の周りを嘘で塗り固めて、マリエルという名のサナギになる。最後にその殻を破って出てくるのは、華麗な蝶ではないですけど、少なくとも成熟した大人になったミュリエル。この辺が最後まで成長しないブリジットとは違う所。アバの楽曲も抜群のセンスで挿入され、物語を彩ります。これは負け犬予備軍の皆様方に、自信を持ってお薦めします、7点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-02 00:06:16)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 7.31点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4215.38%
517.69%
617.69%
7215.38%
8323.08%
9215.38%
10215.38%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.33点 Review3人
4 音楽評価 9.00点 Review3人
5 感泣評価 7.00点 Review3人
chart

【ゴールデングローブ賞 情報】

1995年 53回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)トニ・コレット候補(ノミネート) 

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