幸福(1964)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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幸福(1964)

[シアワセ]
Happiness
(Le Bonheur)
1964年上映時間:80分
平均点:7.33 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリーファミリー
新規登録(2003-08-17)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2014-02-27)【イニシャルK】さん
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監督アニエス・ヴァルダ
キャストジャン=クロード・ドルオ(男優)
マリー=フランス・ボワイエ(女優)
脚本アニエス・ヴァルダ
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
撮影ジャン・ラビエ
製作マグ・ボダール
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3.《ネタバレ》 アニエスヴァルタは女性監督なので、女性の側から見た人生の不安を描く。「冬の旅」では女性の野垂れ死にを、この映画では男の身勝手さへの怯えを描いている。当時は珍しく、女性側の視点は衝撃的だったろうと思う。自分の意見としては、この男は二人の女性を従えた王様みたいな気分になって、舞い上がっている馬鹿にしか思えない。このまま、ハッピーエンドで終わるはずがないのだが、この映画の言いたいことは、女性は怯えているというとこなので、このラストも致し方ないのかなぁと思う。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2017-11-27 11:10:37)
2.《ネタバレ》 はっきり言って、この映画は映像だけを追っていても内容が理解できてしまうような気がする。勿論、最初から最後まで、会話も含めて全て観たが、心情を深く語る場面以外では視覚的な解釈だけでストーリーのほとんどが理解できる映画だと思う。ある意味、映画の到達点的な作品。
また、カッティングにおいても非常に斬新で、車が遮ったところでのカッティング、二人の身体のあらゆるタイプのショットを組み合わせたベッドシーン、フランソワがエミリーの部屋に行って出会った瞬間の交互の連続カット、ワンシーンが終わるごとにフィルムの色調を変えたりなど、意味がないようにも見えるが実験的で面白い。
ストーリーの方は、夫の浮気に焦点を置いたストーリーなのだが、映像や音楽の美しさも手伝って、ごくあっさりとした雰囲気で進行していく。しかし、フランソワが浮気するのを当たり前のように淡々と映していた映像も、真相を告白するシーン辺りから一気にサスペンス色を帯びてくる。
一見すると、この浮気な夫を非難しそうになるのだが、テレーズが亡くなってからエミリーと一緒に暮らすようになるまでの過程がしっかりと描かれているため、この監督は夫の一連の行為を容認しているような印象を受けた。
この映画の監督が女性であることを考えると、フランソワ一家の背中を暖かく見守ってあげなきゃ、という気になってくる。男の監督だったら、男の浮気を容認しろと言ってるように見えるケド(^_^)
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-02 16:53:24)
1.日常の幸せにはこういう残酷さが潜んでいるんだなー。モーツァルトの音楽がエラく無機質に聞こえて、ますます血の気が引いた。
mimiさん 7点(2003-11-15 23:55:17)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.33点
000.00%
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200.00%
300.00%
400.00%
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6333.33%
7333.33%
8111.11%
9111.11%
10111.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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