6.《ネタバレ》 序盤の孫のいたずらぶりに「しょうがねぇなぁこのクソガキ」と思ってみていましたが、振り返るとガキってこんなものなのかもと思ったりもします。 また、後半の展開も完全に見え見えで、驚くことは何もないのですが、チョコパイを袋に入れたり、字を教えたりする様子に涙が止まりませんでした。 私の中のおばあちゃん映画としては、ドラえもんをもしかしたら超えたかも知れません。 【マー君】さん [DVD(吹替)] 7点(2016-11-20 17:07:55) |
5.《ネタバレ》 役者さん達の演技は上手いし映像もすばらしいのですが,皆様もご指摘のように,ずいぶん描写があっさりしすぎているなというのが私の率直な印象です。シナリオ上で孫役の男の子が祖母と関わり合っていく過程において,彼の心境の変化にもっとストレートなコントラストをつけてくれてもよかったのでは?現実はこんな風だとさもいいたげなのかもしれませんが,人間は変わらないものだとしても,子供の頃はナイーブなあまり短期間で些細な出来事に影響を受けたりする現象はそれほど不自然でもないでしょう。お国柄で感覚が違うのかもしれませんが,同じ儒教的な価値観が社会の根底に流れていたりする訳だし,終盤というか後半で村童たちに負けないぐらいのモラルをもつようになってきたとか具体的なエピソードを交えてより寓話的な仄々とした展開にしてくれた方が自分的にはずっと好ましく思えます。 【黒い鶫】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2007-03-22 13:53:51) |
4.《ネタバレ》 好評を聞き観たのですが、なかなか良かったです..ただ映画として考えると、あまりにも“素朴”で“地味”でした~ さすがにおばあちゃんがバスに乗らずに歩いて村まで帰って来たときには、グッとくるものがありましたね... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-27 12:21:23) |
3.《ネタバレ》 予想通りの展開、予想通りの終盤で6点つけよっかなーと思うも、 最後のハガキで1点アップ。 なぜここまで優しくできるのか?子も孫もいない24歳の俺にはさっぱりわからん。 間違いなく俺ならぶん殴ってるんだけど(笑) こいつ、人間としてあかんやろ!どんな教育されたんだか…。 これほどムカつくガキを作り出した監督に拍手。 【ふくちゃん】さん 7点(2004-10-20 19:28:31) |
2.この映画はね、あるクソガキがおばあちゃんの家に預けられた2ヶ月間を描いたドラマです。クソガキって言っても、そんじょそこらのクソガキと比べられては困る。クソガキの中のクソガキ。THE KING OF KUSOGAKI。どのくらいクソガキかと言うと、血の繋がったおばあちゃんに触られて「汚ねぇ!」とか叫ぶクソガキ。死ねよ。汚ねぇのはテメーの心だろうが。さらにどのくらいクソガキかと言うと、ケンタッキーが食べたいと言うからせっかくおばあちゃんが遠出して鶏を買って来てくれたのに、「こんなのケンタッキーチキンじゃない」と泣き出してスネるクソガキ。帰れよ。そんなにチキンが食いたきゃ夜一人でトイレにも行けない自分の肉でも食ってろっつーの。しかし、そんなクソガキに対して無償の温かい愛で包み込むおばあちゃん。泣ける。俺も思い出したよ。おばあちゃんは決して怒らなかった。おばあちゃんはお小遣いをくれた。おばあちゃんは優しかった。今は亡き自らの肉親と重ねるように映画を見ると、おばあちゃんの仕草一つ一つが自分に向けられているような気がして、涙が止まらなかった。 んでまぁ、やがてクソガキも少しずつおばあちゃんに心を開いて行くワケですが、クソガキは所詮クソガキなのですでに眼中に無い。あのクソガキを脳内で自分に置き換えた俺は、ほんの僅かな時間だけだったけど、あの優しかったおばあちゃんとの再会を果たしたのです。おばあちゃん、ありがとう。 【コバ香具師】さん 7点(2004-09-28 15:06:38) (良:2票)(笑:2票) |
1.状況設定が明らかになった段階で、「ストーリーはこういうふうに展開するだろうな」と予想がつき、そのとおりに何のひねりもなく進んでいきます。いいお話だし、いい映画と思いますが、意外性がないので私にはこの点数が限界です。冬ソナで見た韓国は、田舎でもこの映画ほど田舎じゃなかったので、韓国でもこんなところがあるんだと驚きました。また、サンウ少年がソウルから持ち込んだガーナチョコレートを食べていたり、あの田舎町でチョコパイが当たり前のように売られているのを見て、韓国内でのロッテ製品の普及度がコカコーラ並みであることを知りました。ロッテ恐るべし。 【チョコレクター】さん 7点(2004-08-08 18:58:45) |