大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス

[ダイカイジュウクウチュウセンガメラタイギャオス]
Giant Monster Mid-Air Battle: Gamera vs. Gyaos
1967年上映時間:87分
平均点:5.95 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-03-15)
SFファンタジーシリーズもの特撮ものモンスター映画
新規登録(2003-11-10)【鱗歌】さん
タイトル情報更新(2021-09-24)【イニシャルK】さん
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監督湯浅憲明
キャスト本郷功次郎(男優)堤志郎
笠原玲子(女優)金丸すみ子
上田吉二郎(男優)金丸辰衛門
北原義郎(男優)青木博士
伊東光一(男優)道路公団開発局長
夏木章(男優)自衛隊中央部司令官
北城寿太郎(男優)牧場主
丸井太郎(男優)マイトの熊
ジョー・オハラ(男優)ホテル・ハイランド支配人
森田健二(男優)変電所技師
蛍雪太朗(男優)八公
杉森麟(男優)村人
中田勉(男優)村人
三夏伸(男優)岡部
大山健二(男優)県警本部長
森矢雄二(男優)アナウンサー
中原健(男優)船員
仲村隆(男優)中日新報記者
武江義雄(男優)記者
伊達正(男優)村人
小山内淳(男優)牧場主
脚本高橋二三
音楽山内正
作詞永田秀雅「ガメラの歌」
製作永田秀雅
配給大映
KADOKAWA(2021年リバイバル)
編集中静達治
その他東京現像所(現像)
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7.《ネタバレ》 公開当時は見ていないが、物心ついた時にはすでにギャオスというものが世の中に確固として存在していた記憶があり、自分としては昭和を代表する悪役怪獣のように思っていた。昔は解剖図の胃の中に人型のものが描かれているだけで恐ろしかったが、実際に映画を見たのは学祭の自主上映(バルゴンと二本立て)が最初だったので、ギャオスが人を食う場面を子どもが怖がるかわからないのは残念である。外見的には鋭角的な姿が超自然的にも感じられ、平成ガメラに出るグロい生き物よりかえって怪獣らしい怪獣に思われる。
映画の内容としては、まず導入部として大規模な火山活動を想定し、その上で怪獣の出現という異常事態に導いていたのはオーソドックスな構成に思える。大がかりな都市破壊場面は少ないが、富士五湖近く?の自然景観を背景にした工事現場の風景にはそれなりの現実感と最前線の緊張感があった。前作に続いてガメラが最後に敵の首筋に噛みつくのは生物同士の死闘の雰囲気を出している。
一方ドラマ部分では、子ども向け映画でありながら用地買収のゴネ得など世間の実態そのままなのは苦笑するしかないが、「高速道路ができれば便利になる」「土地を捨てる人たちの気持ち」という複合的な住民感情にも一応配慮していたのは真面目に思えた。

ところで前2作と比較すると、ガメラが本格的に子どもの味方になったのはこの回からのようである。象徴的だったのはガメラが明らかな意図をもって少年を救う場面であり、これはそのように意識して見れば感動的だった。今回はこの少年が中心人物になって要所で大人の対策に助言(放言)し、最後はガメラの力も借りて事態を終息に導いていた。また前作に続いて欲深い大人の姿も描かれているが、この映画では少年の素直な心が大人を改心させることで、怪獣と大人の醜い心の両方を子どもが退治する形になっており、これはよくできたお話である。そのほか少年がふと目覚めると、周囲に誰もいなかったときの不安感を表現していたのは秀逸だった。
ただし、この少年がわがままで生意気でやかましく可愛気がないのは何とかしてくれと言いたい。これは昭和ガメラの子ども向け路線で生じる弊害だが、特に今回は少年が甘ったれなくせに小賢しいのが気に障る。

そういうことで絶賛するわけにもいかないのだが、昭和怪獣特撮としては結構な良作であり、個人的にも思い入れの強い映画である。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2013-01-15 22:03:27)
6.《ネタバレ》 旧シリーズではこれがダントツの出来映えだと思う。ギャオスの設定に尽きる。自分は小学生になったばかりの頃にテレビで観たんだけど、とにかく怖かった。血を好み太陽に弱い。まるでドラキュラだ。巨大な怪獣にして妖怪のような不気味さを併せ持っていました。初対決でガメラの腕を切り落とさんばかりの威力を発揮した超音波メスには戦慄しました。怪獣映画であれほど明確に傷口を見せ、血を噴出させたシーンは記憶にない。子供としては正視できないほどのショッキングなシーンでした。ゴジラシリーズを含めても、恐ろしい怪獣という意味では、間違いなく今作のギャオスが一番だと思います。また、ストーリーも格段の進歩を見せました。道路用地売買をめぐる地元民のやり取りや、いくつも作戦を練ってギャオスに挑む軍事行動と怪獣同士の直接対決が見事に絡まり、怪獣映画としては骨太な物語を形作る。ギャオスに名前を付けた子供の絡み方も適度だったと思います。この作品で、ゴジラシリーズに比肩するスタンスを築いたと思うのだけど、なぜこのペースを維持できなかったのか。これ以降の作品の凋落ぶりは理解に苦しみます。
アンドレ・タカシさん [地上波(邦画)] 7点(2009-10-29 23:31:42)(良:1票)
5.《ネタバレ》 これまではバルゴンの方が面白いと思っていたのですが、今回見直したらこっちの方がいいですね。道路建設をからめたのが成功。作品にリアリティを与えていますし、ギャオス対策と用地売買を並行して描くことで、物語に幅ができました。村長役の上田吉二郎や熊八コンビなど、脇役がいい味を出しています。これに対し、本郷・笠原組は単なる美男美女のヒーロー・ヒロインで、個性に乏しく残念。
ただ、特撮になるとやはり東宝に負けています。ガメラとギャオスの戦いも迫力不足で、特に肝心の空中戦のできがよくないです。ただ、ギャオス自体は足を再生したり火を消したりとこちらを飽きさせない能力を持っていて、敵怪獣としてはかなり魅力的でした。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-02 21:27:29)
4.《ネタバレ》 子供のころ、上野の映画館で見た記憶があります。この頃は、怪獣映画をどこの会社も競って作っていて、エビラノ出てくるゴジラ、ガツパ、ギララも同時期だと思うけど、これが一番よかったわ。ガメラが子供向けにかわる過渡期で、どうにかここまでは見ることができる。
ジブラルタの星さん [レーザーディスク(邦画)] 7点(2009-02-02 17:06:13)
3.相変わらずツッコミどころ満載ですなぁ。今回も今でいう環境問題を全く無視した作戦の数々、名前もそのまんまですし、内容も名前そのまんまです。いやぁ、面白い(笑)作戦で使う道具は準備する時間がないのに作戦が決まったら準備する時間はあるんかぃ。これもまた矛盾してます(ぇ)タイトルに空中戦って入ってる割にガメラは飛んで飛んで飛んで投げられるだけやん(笑)ま、わかりやすーいストーリーで見てるほうも楽だしおっ、いきなりそうなるんかぃ!っていきなり展開が変わる楽しさもあるし特撮技術はホントすごいんでそれは見ごたえありますよー!!
M・R・サイケデリコンさん [地上波(吹替)] 7点(2005-10-19 22:45:47)
2.《ネタバレ》 初めて見たガメラ映画です。この作品を初めてみた時の衝撃は物凄かった。もうギャオスが恐い恐い!超音波メスという斬新な武器と、人間を喰うという生態…。あな恐ろしや。当時小5だった自分は、一番最初に人(なんかの記者だっけ?)が食べられるシーンに引きまくり、また、調査に来たヘリコプターがスッパリ切られ、そこから人がバラバラと落ちるシーンにも、恐れおののきました(純粋だったなぁ)。同時期に製作されていたゴジラに比べ、恐いシーンが多かったなぁって印象です。なんか全体的におどろおどろしかった記憶があるんですが、今見たらどうなんでしょうか。あと、やっぱ平成ガメラで中央線が襲われるのは、本作で新幹線が襲われるくだりへのオマージュですよね?しかし、血の匂いと味をもつ液体でギャオスをおびき寄せ、その間に脚場ぐるぐる回して目を回そうって作戦は…。のどかだなぁ…。ギャオスの飛翔でガラスにヒビが入る演出は◎
カシスさん 7点(2003-11-21 12:58:42)(良:1票)
1.ギャオス、怖かったですよね?(子供の頃は(笑)) あの形が格好良くて、プラモデルまで作ってしまいました。それにしてもガメラって弱いんだよねえ。やられたらすぐに海の底で休んじゃうんだから(苦笑)。
オオカミさん 7点(2003-11-17 11:05:08)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 5.95点
014.55%
100.00%
200.00%
314.55%
414.55%
5313.64%
6731.82%
7731.82%
814.55%
900.00%
1014.55%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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