2.《ネタバレ》 レジスタンスの映画。
見どころは、女性しかも母親が戦士になっている点。
むちゃくちゃ優秀なのだが、捕まって子どもを人質に取られると、かくも簡単に落ちてしまう。
この点において、やはり戦いに女性は使えないということかもしれない。
その女性、マチルダの練る作戦は、ものすごく優秀。
リノヴァンチュラが捕まった時に見せた作戦は、凄かった。
そのリノが、前半の主役である。
独特の風貌に似あう戦士ぶり。
しかし、映画は、アクションものではない。
レジスタンスの静かな戦いを描いている。
メルヴィルの作品。再評価の必要性があると思う。
どうでもいいが、手塚治虫のキャラクターにランプという人がいるが、リノヴァンチュラだと思う。
もう一つ、影の軍隊と言えば、我々昭和っ子には、漫画「男組」を思い出させる。
当時のワイルド7はじめ、こういう映画の影響が、漫画に強く出てたと思う。