20.ひと冬の間、沖縄でさとうきび刈りのバイトに奮闘する若者を描いた映画。そんなのんびりしたプロットそのままに、ゆったりとした時間が流れる映画です。深呼吸しても水泳は速くならないし、ビリはビリ。でも、する前より楽しくなれる。そんな人生の深呼吸を疑似体験させてくれます。仕事に疲れたときにお勧めです。逃げ込む場所ではなく、ここで休んだらまた行ってらっしゃいと背中を押してくれます。 【デルモゾールG軟膏】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-30 00:14:18) (良:1票) |
19.《ネタバレ》 深呼吸、必要ですよね。 沖縄の離島のキビ刈りバイトを通して、ただただその1点を問いかける作品作りに潔さを感じて、非常に清々しい印象の映画でした。 とかく頭でっかちになりがちなご時世、なんも考えずに(って言っちゃ失礼か)額に汗して黙々と単純作業をするってのは、イイもんですよね。 あ、もちろん『仲間』が居ればなおのこと。 今回は沖縄の景色とおじぃおばぁのヒーリング効果でなんとも嫌味のなくメッセージを受け取ることができました。 しかし、香里奈さん、長澤まさみさんと一緒に働けるなら喜んで飛んでいきますけど、無心に働くのは不可能かなw 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-10 08:28:34) |
18.《ネタバレ》 「深呼吸」は暮らしている場所を離れて自分を見直すような意味合いだと思うけど、それよりもイベント的コミュニティがもたらす一体感や達成感の方にポイントが置かれた作品だと思いました。感激しすぎて大森南朋のように同じ仕事を続ける人も稀にいるけれど、大方は元の日常へ戻って行く。本人を取り巻く環境が何も変わらなくとも、物事を前向きに考えられる自分がいるはず。由緒正しい「リクリエーション」を見せてもらいました。彼らの内面の化学変化が分かりやすく沁みこんできて感動的です。トラウマを抱えた医師の再生はあざとい感もあったけど、彼だけは確かに「深呼吸」になったようです。それにしても、本作の「きび刈り隊」の女性陣の偏差値の高さは異常。深呼吸する前に過呼吸になりそうです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-11-15 21:40:52) (良:1票)(笑:3票) |
17.《ネタバレ》 何とも都合の良い映画。わけあって沖縄のキビ刈り隊に参加した男女5名が、ぶつかり合いながらもお互いを認め成長していく姿を描いている。で、何が都合いいかって、ストーリーもそうだけど、何よりキャスティング。香里奈と長澤まさみだよ!彼女たちとひとつ屋根の下で過ごせるのなら、俺だって行きたいよ!でも映画だからね。映画にはこういう都合の良い部分も必要で、何気に好きだったりするんだよ。故に7点献上。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-17 20:09:06) |
16.つっこみ所は多々ありますが、それを踏まえても心地のいい作品でした。映画だからいって、つい映画的な展開や流れを期待してしまいますがそんなお約束を出さなくても、さとうきびを刈るだけで十分彼らの変化を感じ取れました。欲を言えばもう少し彼らの抱えてる問題にも触れてほしかったですが、そこを触れればあのゆるい空気感が壊れてしまうかもわかりませんし、正直この位の方がいいのか解りませんが、とにもかくにも良い映画でした。 【アフロ】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-07-04 05:02:50) |
15.おれ、これ映画館にみにいってんだよ。そう、そういえば香理奈と長沢まさみが一緒にでてんだよなあ。けっこうすごいメンツ。それだけでもいいが、作品もいい映画! でも、長沢って、こういう役がピッタリだと思う。実際こういうのに近い気がする。 まあでも、いまや大女優だからなあ。すごい。それから、やはり、こういう映画なので、美男美女が大勢でてくるワケ。だから、どんな状況だって、いいなあ、うらやましいなああ。って、思っちゃう。仮に女性群が、”かもめ食堂”の面々だったら、おれは1秒で逃げ出す。 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-02-21 00:08:27) (笑:1票) |
14.見終わって、「こういう映画、大好きだなあ」と思って、スタッフを確認したら、脚本に長澤監督の名前を見つけて納得。篠原監督作品も好きだけど(長澤監督もスタッフとしていくつかの作品に参加してるけど)、長澤作品にはたまらなく惹かれる自分なので、この作品が大好きなのは当然です。今まで、沖縄舞台の映画は何本か見てきたけれど、見終わって「沖縄に行きたい」と思えたのは、この1本だけです。まず、青空がきれい。それに、あえて不自然に美しい風景をはさまず、南の島の暑い空気まで感じさせるような映像。そして、青春というには、ちょっと年齢を重ねているけど、やっぱり自己再生というか成長物語的な、青年達の群像劇(?) まさしく癒しの映画ですね。その癒し感を崩さないキャストと演出。自分も仲間に入りたくなってしまう。でも、実際のきび刈り隊にあんなに美男美女だけが集まることなんてないだろうけどね(あたりまえか)。あと、金子さやか、見直しました。こういうキャラもっと演じてほしいなあ。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-05 20:52:49) |
13.人と人との交流メインかと思いきや、意外と個人個人淡白であまり掘り下げずに意外にもさとうきび狩りメインです。しかし、その淡白さがとても自然でドキュメントみたいな感じもしますし、何よりおばあとおじいの自然すぎる明るさと優しさが素晴らしいです。映画としては地味すぎる気もしますが、良作。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-20 18:12:02) |
12.《ネタバレ》 飯食って、キビを刈る。TVドラマだったら、それぞれの過去を涙混じりで映像化するところだが、これは映画だった。短いセリフや一瞬のシーンで「過去は観る人が想像してくれ!」という作り。ラストも中途半端なのではなく、観ているほうが勝手に上げていったテンションをゆっくり持ち帰ってもらう作り。非常に良い。終わってからもしばらく胸が暖かい。観て良かった! 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-18 00:00:53) |
11.《ネタバレ》 沖縄のサトウキビ畑を舞台とした話で、風景だけでも沖縄に行きたくなるような作品でした。 それぞれがそれぞれの悩み・考え・痛みを抱えており、何が解決するわけでもないけれど、 サトウキビ刈りをしながら、投げやりや開き直りではなく、受け止めなにか突き抜けていく感じがすがすがしかったです。 沖縄の景色の綺麗さと上手く相まって忙しさの中の空気のゆっくりした感じが好きでした。 「なんくるないさぁ」と言うおじいの言葉もいいですね。 おじいとおばあは地元の人かと思うぐらい馴染んでいて、なんだか心が安らぎました。 マイラバの曲も非常に映画と合っていて、エンドロールもつい聴いていました。 ひとつ気になったのは成宮の身体が役割としてはあまりに細すぎかと。 少しゆったりした雰囲気の映画を観たい時に観るのがオススメですね。 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-25 17:29:16) |
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10.人生に疲れた人、現実から逃げたい、目を背けたい人は沖縄の離島できび狩りをして深呼吸をしましょう。 【アスモデウス】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-24 22:57:42) |
9.《ネタバレ》 香里奈がちゃんと女優してました!沖縄ののどかさが画面いっぱいに出ていて癒されました♪根暗な長澤まさみも珍しいかな?ストーリーはあつらえたように人生に挫折した人が交じってますが、それもあまり気にならないような爽やかな映画でした(*^_^*) 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-31 18:19:05) |
8.非常に優しい映画だった。やり方間違えればただのスポコンになってたところだが、 一人一人のキャラ説明を詳しくやりすぎないとこが成功だったかな。 ただ、引きの沖縄の風景を映す分にはシネスコの特性を生かせても、 香里奈と谷原が防波堤に座って語らう所や屋内での食事風景等の いわゆる寄りの人間に焦点をあてるシーンでは、構図が定まらないというか イマイチぐっとくる画が撮れてないように思えた。 【マグロのグ】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-05-29 18:46:46) (良:1票) |
7.キビ狩りをやってみたいと思った人生で最初の作品でした。 |
6.なんというぴったりのタイトルでしょう!!安らなかな気持ちになれました。ハラハラドキドキな展開のストーリーもいいですけど、こういうゆっくりとしたストーリーもいいですね~☆『ナビィの恋』とはまた違った沖縄を楽しめました。うーん… でも結局長澤まさみさんはどういう人で、なぜきび刈りに来たのかわからなかったな~… 【mako】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-02 12:51:36) |
5.《ネタバレ》 一人一人の事情を中途半端にしか掘り下げなかった事(妊娠の事とか)が、観ている間は何だか不満でしたが、一人一人が、サトウキビ刈りという共同体験を通じて、自分の心の傷を少しずつ癒していく、そんな押しつけがましくない雰囲気が今考えれば大好きでした。まさに「深呼吸」している感じ。何やらやたらと泣いてしまいましたよ。僕も人生で大きな挫折を経験したら、ああいう場所に一度逃げてみたいと思います。挫折が楽しみです。 【ぶらっくばぁど】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-23 03:56:28) |
4.いい映画ですね。でも、上映時間が長いわりに登場人物のエピソードが完全には明らかにされず、きび狩りのシーンが延々と続くのは、せっかちな私にはちょっとつらかったです。こんな私には向いていない映画かも。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-08 21:44:17) |
3.いくらなんでも集まったバイトの若者たちがあまりにもお決まりの心の傷を持っているもんで「オイオイ」なんて思ってしまったけどね。見終わってみれば、実に良い気持ちにさせてくれる作品でしたね。おじぃとおばぁの優しさが都会の若者たちの心を和ませ、そして互いに結びついて行く・・・みたいな感じが良かったですねェ。まさにこのタイトルがピッタリくる内容の作品だと思います。 【カズゥー柔術】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-18 12:02:35) |
2.この作品を見て、原本を買おうと思った。マイラバの曲を聞きたいと思った。そんで、もう一度、「深呼吸の必要」を見ようと思った。 【西川家】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-03-17 01:10:47) |
1.うーん、嫌いじゃないんだけどなあ・・・。なんか、沖縄が舞台で、傷や悩みを抱えた若者たちが集まって、最初は心の行き違いもあったけど、最後は・・・って、ありきたりというか、安易ではないかい?登場人物も、ちょっと類型的で先が読めるというか・・・でもきっとこれは、映画のせいではなく、僕がキラキラした青春モノに対してある種「嫉妬」を感じてしまうからなんだな、きっと。あそこで描かれてる「傷」というのが、例えば小学校時代、机に触ったという理由だけで女子に背中を蹴られた、とか、中学時代修学旅行で「好きな女の子の名前告白ゲーム」したら次の日にクラス全員にばらされたとか(ついでにその女の子には手酷くフラれた、とか)、高校時代初めて女の子をデートに誘ったら宗教に勧誘された、とか、大学時代・・・・・・もう、やめよう、泣いちゃうから。ジーン・アーサーも「スミス都へ行く」で「皮肉ばっかし言って一生終えるのも不幸かもよ」って言ってたしね。でもまじめな話、ああいう単純労働を通したコミュニケーションって大事だと思う、やっぱし。だからこそ若い人に共感されたんだろうな(・・・フォローになってる?)。 【ぐるぐる】さん 7点(2005-02-05 20:26:39) |