ディープ・ブルー(2003)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ディープ・ブルー(2003)

[ディープブルー]
Deep Blue
2003年上映時間:91分
平均点:5.48 / 10(Review 92人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-07-17)
ドキュメンタリー動物もの
新規登録(2004-07-25)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2022-05-02)【TOSHI】さん
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監督アラステア・フォザーギル
アンディ・バイヤット
マイケル・ガンボンナレーター
脚本アラステア・フォザーギル
音楽ジョージ・フェントン
配給東北新社
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11.《ネタバレ》 意外と点数が低いのに驚き。 既投稿を拝見すると、「ストーリ性がいまいち」とか「あるだけのものをとっても 映画にならない」との批判が多いですね。 刺激の強いもの観過ぎなんでしょうかね・・・ 「食う」「生きる」ということの迫力を、説明ではなく映像そのものだけで 迫るという意味では一級品の作品です。 ことわって起きますが映像に切り取られたもの=事実ではありませんし、 むしろ本作は過剰なぐらいの演出と潜在的なフィルターが当然かかってます。 にもかかわらず、それを超える迫力がありやはりそれは生きる営みの片鱗を 切り取ることに成功しているからだと思います。 日ごろ食べている魚があれだけイキイキと生をほとばしらせているのを目のあたり にすると、本と食べることの意味を(頭では当然わかってはいるけど)体にたたき こまれる感じすらしました。 BFOの音楽が余計なぐらいです。但し、深海で潜水艇が潜行するするシーンは まさか複数台でとった実写ではないでしょう・・・CGなんでしょうね。ちょっと 興ざめしました。
ウンコマンさん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-14 23:51:57)
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10.《ネタバレ》 シャチ=「フリーウィリー」や「七つの海のティコ」のイメージが強かった私にとって アシカや鯨を襲うシーンはやはりきついものがありました。でもこれが現実。 必要なときに食事にありつけなければ彼等も死んじゃうんですよね。 6時間も追い続けるその執念(本能かな?)に驚くと同時に 人間として生まれてきたことにほっとしました(苦笑)  全体的に映像も美しく、音楽も素晴らしかったです。 
ジャン・有馬さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-05-30 17:45:27)
9.子供の頃からのユメ。潜水具つけて海底をテクテク歩いて、太平洋横断とかしたら、スゴイだろうなあ、と。こんなヘンテコな生き物や美味しそうな魚に囲まれて、ウヒョウヒョ。基本的にこういう映像を観るのは大好きなので、無条件に嬉しくなってしまう作品。スローモーションやら早回しやら、後付けの効果音やら大袈裟な音楽やら、いかにも「狙ってる」みたいな感じが多少ヤな感じ、「自然」を「不自然な」見せ方で喜んでる、という面は確かにありますが。しかしまあ、これは、「自然のあるがままの姿」、というよりは、それを人間が「観る」ことを前提にした、「驚異」とか「脅威」とかを表現した映画ですね。「コワイ」「キモチワルイ」「キレイダナア」「コレハビックリ」とかいう素直な感覚、そして、それを「観る立場」という体験。さらにはご丁寧にも説教くさいナレーション。うーむ、アレコレ書いてると、だんだんダメな映画のような気がしてきましたぞ(笑)。まあ、ひとつの貴重な非日常体験としての映画、ということで。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-04-15 19:11:02)
8.基本的に好きです、こういうの。 なんとも凄い映像が続くのだけど、ばらばらの映像を集めた割には1つの作品としてもきっちり仕上がっていると思った。シャチがすげぇ
じゃん++さん [DVD(吹替)] 8点(2006-04-15 09:05:09)
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7.《ネタバレ》 製作7年、ロケ地200ヶ所、撮影フィルム7000時間をかけた海洋ドキュメント。<BR>  あまりドキュメンタリーは見ないのですが、テレビで紹介された時の映像があまりに美しく、どうしても見たくなりました。  <BR>   すばらしい映像でした。命にあふれ、厳しく、やさしく、美しい海の世界が本当に間近で見ているように繰り広げられます。迫力満点!  声を失う程です。というか映画館なのに声を「おーっ!」とか出したくなった!<BR> 見た事もない深海の発光生物も神秘的でした。 <BR>「生き物地球紀行」などが好きな人にはお勧めです。  <BR>  でも、この海を汚しているのは私たちなんだと、それも思い知らされました。こんなに美しいものを私たちは破壊しているんだ・・・。<BR>  音楽演奏はベルリンフィル。
アポロさん [映画館(字幕)] 8点(2006-01-24 16:54:08)
6.《ネタバレ》 もう「えーっ!」の連続。どうやってその瞬間に立ち会えたの?という場面がいっぱいありました。まず最初の波ザバーンのシーンで圧倒。そして最初の見所、アザラシの子供をシャチが高く放り投げる!これは思わず声が出ちゃいました。撮影班がwe got it!と叫ぶ様子が目に浮かびます。次の見所はやはり皇帝ペンギンとホッキョクグマの子供でしょう!とにかくかわいい!かわいすぎる!ここだけのためにDVDを買っても損はしないでしょう。そしてきました、イルカの回転シーン!これはもう完全に安藤美姫を超えましたね(笑)トリノオリンピックは彼らで決まりでしょう。そして立て続けに魚の大群による竜巻シーン。もう圧巻の一言。次に舞台は深海へ。生命の神秘というか謎というか、発光生物ってすごくないですか?あんなに色とりどりに光る様はまさに深海の歌舞伎町です(笑)そして発行する液か何かを出して敵から身を守る奴はグラディウスの世界ですね。コナミはここからアイデアを得たに違いないです(笑)ただ音楽はもう少し控えめでもよかったかな。カニのところでの陽気な音楽や、獲物を狙うシーンなどでやたら仰々しい音楽が流れるのも違うと思うし、すごいスピードで泳ぐシーンでシューン!とかいうのも絶対いらないです。それこそ自然界の音をもっと出してほしかったです。
TK of the Worldさん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-28 17:45:32)(笑:1票)
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5.《ネタバレ》 この手の映画ってリュックベッソンの「アトランティス」を観てたので、それと対比するスタンスで観てしまった。俺様ちゃん的感想ではモノ凄いなーと思った。 アトランティスでは人為的な映像も多かった…海のものだけじゃなく水族館で撮ったんじゃないかなーと思えたり。 でも、コレは凄かった。 全ての構図が素晴らしいくらいにハマってたし。 海が好きな人間にとっては「変な知ったかぶり」とか「偏見」がなかったら素直に凄いと思えるんじゃないだろうか? 松本人志がシネマ坊主で「どんなCGも大自然には勝てない」って言ってたけど「現時点で」って意味じゃ凄く納得した。 CGを創るクリエイターが、こういった自然の理を体感し、勉強する事でこれらの広大な場面もそのうちに作り上げてくれると信じたい…と感じた。 個人的に嫌だなーと思った点は2つ。 1つ目は「深海のシーンで調査艇が出たこと」コレは出して欲しくなかった。 あんだけ凄い「神の視点」アングルで撮影してたのに勿体無かった。 2つ目は「鯨の生息数」の問題をラストに持ってきたところ。 これは自分がヒネテるせいかもしれないけど、この大自然の映画の前で「政治」を匂わせる奇麗事はあまり言って欲しくないと思ったのだ。 捕鯨問題については日本にも言い分があるから、どの角度から見ても「悪」と断罪できるもんじゃない限り、作品に入れると卑怯な感じがしてしまう。 ま、色々書いたけど美しい画の集合体であるのは間違いない。
映画の奴隷さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-29 00:43:27)
4.《ネタバレ》 イルカはあんなに楽しげに波の上で踊ることが出来るのか。シャチはアシカを尾びれで10mも跳ね上げるのか。ペンギンはあんな距離をブリザードに耐えて行進するのか。‥‥‥最初から最後まで、驚きと感動の連続だった。なんと美しく、壮大な映像の物語。これらの映像を撮影するには、大変な苦労があったことだろう。つまるところこの映画のメッセージは、「地球環境を大切にしよう」ということなのだろうが、ただ一つ残念なのは一番最後の「人は今日も海を傷つけている」という言葉だ。そんな陳腐な言葉は必要ない。そんなフォローがなくても、これらの映像は圧倒的な説得力があるのに。スクリーンに映し出されているのは作られた仮想現実ではなく、弱肉強食のまぎれもない真実。膨大な命が巡る生と死の終わりなき輪廻、描かれたシナリオのない感動のドラマだ。それが圧倒的な現実味と説得力をもって見る側に語りかけてくる。この映画の唱えているとおりだ。別に極端なエコロジストになれというわけではなく、星の彼方を見る前に、我々は自分の足元に在る母なる地球のことをもっともっと知るべきなのだ。どんなに素晴らしい奇跡の星で、自分達がこの星にどんな恩恵を受けているのか。自分達も生命のひとつであることを認識し、産みの親たるこの星に対して敬意を払い、何を行うべきなのか。未来と空ばかりを見て、現実と足元を見ていなければ、文字どおり「足元をすくわれる」ことになりはしないか。‥‥‥‥環境破壊の恐ろしさと人間の末路を唱えるのも大いに結構だが、この映画に描かれている今の地球の現実世界の素晴らしさにも、もっともっと眼を向けるべきなのではないか。自分達の住んでいる地球とは、本来どんなに豊かで、素晴らしい奇跡の世界なのか。こんな美しく、儚い奇跡を破壊しようなんて、誰も思わないはずだ。人間同士のやっている「必然」ではない争いなんて、ちっぽけで無意味なものに見えてくるはずだ。学校での安っぽい教育やそこらの嫌味な環境保全の啓蒙など比較にならない、有無を言わせぬ圧倒的な説得力に脱帽した。メッセージだけでなく、映像をひときわドラマチックに見せる音楽も大変良い。久しぶりに見応えのあるドキュメンタリー映画だった。
six-coinさん [映画館(字幕)] 8点(2004-10-25 00:37:18)
3.当たり前の事だが、地球上の全ての生き物は食って食われる、という食物連鎖の宿命から逃れられない。「食べる」すなわち「生きる」とは他の生き物の命を貰っている、という事なのだけれど、スーパーに行けば既に加工済みの「食料」が溢れていて、自らの命の糧となるモノの命を絶つ、という行為をしないで済んでいる現代でその事を自覚するのは難しい。この映画ではそういった、我々が忘れてしまいがちな事実を突きつけてくる。登場する生き物たちは食う方も食われる方も必死で、一般に「美しい」とされるサンゴですら、自らの存亡を賭け、必死の戦いを日夜繰り広げている。時に目を覆いたくなるようなシーンもあるが、食う方、食われる方、どちらが良い、悪いということではない。それが「生きる」ということなのだ。毎日大量の「食べ残し」を「ゴミ」として排出する飽食社会に暮らす人間が、子クジラの下あごと舌だけを食らうシャチを「残酷だ」などと果たして言えるのか?この作品は決して「癒し」の映画などではない。我々に「生きる」事の何たるかを突きつける作品だ。
ぐるぐるさん 8点(2004-10-15 18:16:51)(良:1票)
2.雑誌や見た知人の評判が良すぎたせいか満点とまではいきませんでしたが、確かの凄い映像の連続。海だって陸と同じように弱肉強食の世界。でもそれが今まではなかなか映像に収められなかったんでしょうね。陸とは比べものにならない撮影の苦労話が載っているプログラムも必見。残念なのは、海溝のシーンがCGっぽいのと、各シーンのロケ場所が不明なこと。日本も含まれているそうですが、みんなが押しかけて自然破壊になるとでも思ったのかな?
あおみじゅんさん 8点(2004-08-25 14:36:53)
1.ドキュメンタリー映画を初めて映画館で見ましたが、そこに有る現実に驚くばかりです。イワシ?の群泳、それに群がる鳥や鯨の荒々しさ、海底火山の熱で生きる生物のたくましさ、海底に敷詰められた珊瑚の美しさ、小鯨を襲う鯱の冷酷さ、等々どの場面を見ても凄いの一言です。只、7000時間を撮って90分そこそこでは物足りない。もっともっと見てみた気になりました。
みんてんさん 8点(2004-08-07 13:34:19)
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【点数情報】

Review人数 92人
平均点数 5.48点
044.35%
144.35%
244.35%
377.61%
41111.96%
51314.13%
61213.04%
71819.57%
81111.96%
944.35%
1044.35%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.40点 Review5人
2 ストーリー評価 3.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review9人
4 音楽評価 7.16点 Review12人
5 感泣評価 2.83点 Review6人
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