冷飯とおさんとちゃんのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ヒ行
 > 冷飯とおさんとちゃんの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

冷飯とおさんとちゃん

[ヒヤメシトオサントチャン]
1965年上映時間:177分
平均点:7.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1965-04-10)
ドラマ時代劇オムニバス小説の映画化
新規登録(2004-08-22)【mhiro】さん
タイトル情報更新(2018-06-05)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督田坂具隆
助監督鳥居元宏
キャスト中村錦之助(男優)柴山大四郎(第1話「冷飯」)/参太(第2話「おさん」)/重吉(第3話「ちゃん」)
入江若葉(女優)深見ぬい(第1話「冷飯」)
原田甲子郎(男優)柴山又左衛門(第1話「冷飯」)
中村錦司(男優)柴山粂之助(第1話「冷飯」)
岡田千代(女優)志乃(第1話「冷飯」)
小沢昭一(男優)中村又三郎(第1話「冷飯」)
花澤徳衛(男優)中井岡三郎(第1話「冷飯」)
千秋実(男優)中川八郎兵衛(第1話「冷飯」)
唐沢民賢(男優)深見新蔵(第1話「冷飯」)
山乃美七子(女優)ぬいの下女(第1話「冷飯」)
東龍子(女優)料亭河重の女将(第1話「冷飯」)
浜村純(男優)屑屋(第1話「冷飯」)
源八郎(男優)中川家の使者(第1話「冷飯」)
五十嵐義弘(男優)若殿(第1話「冷飯」)
矢奈木邦二郎(男優)家老(第1話「冷飯」)
宮園純子(女優)女中(第1話「冷飯」)
藤原釜足(男優)古道具屋の親爺(第1話「冷飯」)
河原崎長一郎(男優)平松吉之助(第1話「冷飯」)
木暮実千代(女優)椙女(第1話「冷飯」)
新珠三千代(女優)おふさ(第2話「おさん」)
三田佳子(女優)おさん(第2話「おさん」)
安中滋(男優)伊三(第2話「おさん」)
赤木春恵(女優)小助店の女将(第2話「おさん」)
富永佳代子(女優)作次の女房(第2話「おさん」)
畑中伶一(男優)長屋の男(第2話「おさん」)
市川裕二(男優)乃里屋の番頭(第2話「おさん」)
佐藤慶(男優)辰造(第2話「おさん」)
大坂志郎(男優)作次(第2話「おさん」)
森光子(女優)重吉の女房(第3話「ちゃん」)
中村時之介(男優)酒屋の親爺(第3話「ちゃん」)
岡田由紀子(女優)おつぎ(第3話「ちゃん」)
北村和夫(男優)新助(第3話「ちゃん」)
高橋漣(女優)長屋のおかみ(第3話「ちゃん」)
渡辺美佐子(女優)お蝶(第3話「ちゃん」)
伊藤敏孝(男優)良吉(第3話「ちゃん」)
藤山直美(女優)お芳(第3話「ちゃん」)
三木のり平(男優)喜助(第3話「ちゃん」)
坂本武(男優)源平(第3話「ちゃん」)
原作山本周五郎「ひやめし物語」/「おさん」/「ちゃん」
脚本鈴木尚之
音楽佐藤勝
撮影飯村雅彦
製作大川博
企画岡田茂〔東映〕
小川三喜雄
三村敬三
配給東映
美術鈴木孝俊
編集宮本信太郎
録音中山茂二
照明和多田弘
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(8点検索)】[全部]

別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行表示 ※《改行表示》をクリックすると個別に改行表示致します
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 田坂具隆監督が「ちいさこべ」に続いて山本周五郎の原作を錦之助主演で映画化したもので、なんと今回は短編小説3篇をオムニバス形式で映画化し、その三人の主人公を錦之助が演じるという異色作。錦之助は今井正監督の「武士道残酷物語」でも主人公七人を見事に演じ分けていたが、やはりこの映画でもそれぞれキャラクターの違う三人を見事に演じ分けていて素晴らしく、また、田坂監督の演出も三話とも違うカラーが出ていてさすがにうまいと感じる。最初の「冷飯」。冒頭の主人公がくず屋(浜村純)とぶつかるシーンからどこかユーモアがあり、全体的に明るい雰囲気の話で、後味がよく、この話がいちばん楽しめた。中でも三男を演じる小沢昭一はやはりしゃべっているだけで笑いを誘う。それに母親役の木暮実千代も印象的だ。次の「おさん」は「冷飯」と比べると暗い感じがどうしてもしてしまうし、主人公に感情移入しづらいという点もある。現在と過去を交錯させて主人公の一人語りでストーリーを進行させるという構成もちょっと複雑なのだが、この話がこの三話の中で完成度が最も高いように感じた。この話で主人公の妻を演じるのが三田佳子。イメージ的にあまり好きではない女優だが、この話の彼女は素晴らしく、中でもラスト死んだ後に幽霊となって主人公の前に現れ、主人公と語り合う中で自らの心情を語るシーンが感動的だった。最後の「ちゃん」は、タイトルだけだとなんか「子連れ狼」を連想してしまいそうだが、いかにも山本周五郎原作らしい家族の話で、ありがちなんだけど泣ける。ここでは既に書かれている方もおられるが、森光子。この人も苦手なのだが、ラストの主人公とのやりとりはなかなか良かった。話は少しシリアスだが、三木のり平演じる泥棒の仕草などは見ていて笑える。そしてなにより家族の温かさがよく描かれていて見た後とても幸福な気持ちになれるのがいい。個人的にはさっき書いたように「冷飯」がいちばん楽しめたが、それでも三話ともとても丁寧に作られている佳作だと思う。余談だけどこの映画の公開と同時期に東宝で黒澤明監督の「赤ひげ」が公開されているんだけど、偶然かも知れないがこの映画でも「赤ひげ」と同じ佐藤勝が音楽を担当しているのが面白い。それにしても映画のタイトルが律儀でシンプルだなあ。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-04-05 16:18:59)《更新》
別のページへ(8点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7360.00%
8120.00%
900.00%
10120.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS