《改行表示》7.薄っぺらいうわべだけの嘘の愛情を脳卒中を起こして落ちぶれて金も無くなってから気付き、人の親切や真実の愛に気づかされる主人公をデ・ニーロが演じ、ゲイとしての誇りを持ったF・シーモア・ホフマンが好演。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-03 01:27:12) |
6.《ネタバレ》 まず、デニーロが病に倒れ障害を持つ という役をしているのがちょっと意外で、オカマ役を演ずるフィリップ・シーモア・ホフマンのものすごーく「なりきってる」演技に関心しました。いやーこの二人の演技力は素晴らしい! 内容も 人間の表と裏=本音と建前 な部分を静かに、かつ深く描いており ちょっと考えちゃったなー 地味で特殊な(苦笑)映画なので一般受けはしなさそうですが、個人的にはいい映画だと思いマスヨ 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-30 20:04:32) |
5.頑固でシャイな見栄っ張りのの2人(障害者とゲイ)はよく衝突するが、そのやりとりはカラっとしていて、ユーモアと優しさに溢れる作品になっている。保守的なデニーロはゲイが嫌いで、娼婦も嫌い。(女に金銭援助はする)。でも自身が障害者となり、金欠になると、女は金目当てだった事に気づく。障害者としての孤独や不安や喪失感を、ゲイや娼婦が癒してくれる。悪い言い方をすれば、弱者同士の慰め合いなんだが、2人の演技力によって明るいものになっている。冒頭に健常者として彼女と踊るタンゴと、終盤に障害者として娼婦と踊るタンゴの対比がデニーロの心の変化を象徴していると感じた。 |
4.《ネタバレ》 デ・ニーロ相手に堂々と渡り合ってるホフマンの、過剰過ぎない、でも巧いドラッグ・クイーン姿がいいー!こういうじわじわ~な打ち解け方、好きだわ。ラストまで観る喜びってのがある。「恋愛」じゃなく、「友情」でよかった・・・(ホッ) 【桃子】さん 8点(2003-12-02 17:49:12) |
3.ちょっとへこんだ時なんかに見たら元気が出ます。デニーロとドラッグクィーンたちの心の変化がとても良かったです。弱ったデニーロを力付けるシーンは「いい女だな」と思いました。 【ジェイムズ】さん 8点(2003-06-21 03:40:04) |
2.なかなかよく出来た映画だったように思う。やはりデ・ニーロにP・S・ホフマンは好演で、観ていて見応えがある。ベッドでのデ・ニーロと恋人とのやり取りで「あら、そんなコト言ってくれるなんて、よっぽど素敵な女性ね」(恋人)、「何で女性とわかった?」(デ・ニーロ)、「あら女性じゃないの? 男性?」(恋人)という会話があったように、所々にニヤリとさせられる演出が巧さを感じた。ただ、少しだけ物語の焦点ボケは否めないが...。 【チャーリー】さん 8点(2001-12-28 14:34:34) |
1.デ・ニーロ紛するホモフォビックな元警察官が、脳溢血で倒れて半身不随になってしまい、リハビリのために、隣に住むドラッグ・クイーン(フィリップ・シーモア・ホフマン)による歌のレッスンを受けることに。社会からつまはじきされる「障害者」と「女装趣味」の二人が、この不思議な関係を通じて、互いに尊厳を取り戻してゆくという物語。あの猪八戒(失礼)、フィリップ・シーモア・ホフマン(「セント・オブ・ウーマン」のいけすかない金持ちのボンボン役)が、クイーンと来た日にゃ、どうなることかと思ったけど、なかなか!パッと見には、肥ったデカプリオ(に見えないこともない)!決して美しくはないけれど、妙に味のある女よ。 【ぶんばぐん】さん 8点(2000-10-10 12:35:28) |