花咲く港のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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花咲く港

[ハナサクミナト]
1943年上映時間:83分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマコメディ戦争ものモノクロ映画犯罪もの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2005-10-05)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2020-02-09)【イニシャルK】さん
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監督木下恵介(演出)
キャスト上原謙(男優)勝又留吉
小沢栄太郎(男優)野長瀬修三
水戸光子(女優)お春
坂本武(男優)村長
村瀬幸子(女優)ゆき
東野英治郎(男優)網元林田
東山千栄子(女優)おかの
笠智衆(男優)野羽玉
大坂志郎(男優)英吉
河原侃二(男優)袈裟次
槇芙佐子(女優)せつ代
仲英之助(男優)木村巡査
原作菊田一夫「花咲く港」
脚本津路嘉郎
撮影楠田浩之
配給松竹
美術本木勇
編集杉原よ志(クレジット「杉原よし」)
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2.木下恵介監督の監督デビュー作です。まるで小津映画の様な雰囲気が充満している。俳優の顔ぶれを見ると小津映画なんじゃないかとさえ思ってしまいます。そんな雰囲気ながらやっぱり後の木下恵介監督作品に見られる街の景色を上手く生かした映像、走る自転車、海沿いの景色、打ち上げられる花火やら何から何まで後の木下恵介監督作品らしい映画作り、あの二人のペテン師でさえも皆の為にと頑張る姿は木下恵介監督らしい優しさを感じずにはいられない。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2014-07-21 14:52:25)
1.《ネタバレ》 松竹は80年代、銀座に古い映画を見せてくれる劇場を持っていたのですよね。今はゆとりがないのか、そういう機会は東宝のシネコンの特別上映くらいになってしまっていて(名画座で上映されるのは新しい映画ばかり)、映画って見られる機会に見ておかないとね、と今になって強く思うようになりました。さて、その松竹シネサロンで見た「花咲く港」。戦時下に作られた白黒映画のフィルムは傷だらけ、雨が降りまくり状態でしたが、そこには心豊かな日本の姿が写し取られていました。小さな島社会に訪れる波乱は、ひたすら性善説に基づく物語。島民を騙そうとやってきた二人の詐欺師が、結局は島の人々のために尽力してしまいました、というコメディ。そこにはまだ戦争の暗い影は殆ど感じられず(台詞に登場しますが)、ゆったりとした人の暮らし、古き良き日本人の姿が描かれています。このすぐ後、日本は大きな転機を経て全てが変化した事を考えると(「誰が、何が良かった悪かった」という判断は安易にしたくないのですが)、失われた日本が見られるこの映画は、それだけでとても貴重な存在だし、これを見て今の日本についてちょっと考えてみるのもいいかもね、って思うのでした。それにしても黄門さまはこの頃からずっとあのまんまだったのねぇ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-27 13:28:08)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
600.00%
700.00%
8266.67%
900.00%
1000.00%

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