20.《ネタバレ》 2と3は観たのに見落としていた1作目。やはり傑作ですね。ひたひたと静かに高まる緊張感。昨今のカット数勝負の映画に慣れてるとまだるっこしいでしょうが、この一定のリズムこそ肝ですね。そしてマックス・フォン・シドーの存在感。あれがなかったら終盤の展開は成り立っていないかも。ただ、この版で加えられたサブリミナルっぽい映像は蛇足ですね。オリジナル版を劇場で観たいところ。 【Gioachino】さん [映画館(字幕)] 8点(2023-09-07 16:50:00) |
《改行表示》19.《ネタバレ》 こわいよーこわいよー。 これはホラー映画なんかじゃありません。 オカルト映画です。 ジャパニーズホラーとはまた違った、陰鬱な空気感がなんとも寒々しいです。 子供の頃に見た記憶とは違って、きちんとしたストーリーがあったんだなあって印象です。 【プラネット】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-03-10 23:09:11) |
18.《ネタバレ》 何となく知ってたけどちゃんと観たことがなかったので、しっかり観てみた。とても良く出来た作品。張り詰めた緊迫感をよくここまで作ったなと思う。勿論、今観ると時代性を感じるような古い演出はあるが、そこは全く減点対象にはならない。後世に語り継がれる古典ホラーとして恥じることのない作品です。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-01-10 19:54:32) (良:1票) |
17.《ネタバレ》 頻繁に現れるサブリミナル的カットとスパイダーウォークは正直蛇足。でも存在感の増したキンダーマン警部のキャラ立ちで、ストーリーには深みが出たかな…。 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-09-12 19:49:02) |
16.初公開版を劇場で観たのが小学4年生の時だったと思う。しばらくベッドが怖かったなー。映画の虜になるきっかけでした。「今じゃもう古い」と見向きもしてなかったんですが、未公開シーンを加えたディレクターカット版ということでDVDレンタルして部屋を暗くしてプロジェクターで小4の息子と鑑賞。『リング』だって『キャリー』だって『ポルターガイスト』だって最後まで観れちゃった息子だから大丈夫と思ってたら、首が回転したところでギブアップ。そのまま息子は2度と観ようとしません。この差はいったい何だろうと思うのですが、全体を包むムードがやっぱりかなり現実感(日常感)が強いうえに、何かしらその日常感に暗くのしかかる言い得ぬムード(空気感)が「ただの映画」と思わせきれない力を持っているような気がします。だらだらテンポのようだけど病院での検査のシーンだとか、パーティーでのお漏らしとか、非常に現実的な退屈日常テンポの中でみせる「どうもヤバいね」感・・・そこに気がつけば絡んでいる神父と警察という「ただならぬ状況」こういう何気ない部分が、実はものすごい隠し味になってたりするのかもしれない。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-06-11 02:30:16) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 12才の少女リーガンの体内に悪魔が忍び込み、カラス、メリン両神父との最後のまさしく命をかけた壮絶な戦いは息をのみます。本当に迫力があって、怖いけど力が入って見逃せない雰囲気です。冒頭、北イラクで遺跡を発掘した事から悪魔が目覚めるというちゃんとした始まりがあるのに、そこにあまりこだわらず徹底して戦いをクローズアップした事がこの作品が、さしてキリスト信仰のない日本でも当時大ヒットした要因ではないでしょうか?事実、4年後に作られた「エクソシスト2」は理屈っぽくて、あまり良い作品とはなりませんでした。今回のバージョンでは伝説のスパイダーウォークなども観られますが、オリジナル版でも十分に怖いし、完成度が高いです。 結局命を落とすのですが、悪魔のささやきに惑わされず最後まで闘った、マックスフォンシドー演じるメリン神父がかっこよかったなぁと改めて思いました♪DVDジャケにもなっている、車から降りて家に入る前に家を見つめる暗闇の絵は、まさしく戦いの前の静けさという感じでカッコよすぎなのです♪ リンダブレアもよくやりましたよ(^^;でも子役でブレークすると後が続かないという先駆けみたいな存在になってしまい、役者としては強烈なインパクトすぎたこの役はちょっとかわいそうでもありましたね(^^; |
14.私が勝手に想像していたホラーものとは少し違った感じだった。じわ~とくる怖さというか。普段ホラーはほとんど見ないので、勝手にホラーといえばゾンビだったりジェイソンだったり、とある意味無差別殺人鬼っぽいやつだと思っていたが、こういった見せ方もあるんだなあ、と思った。たぶんこれ子供の時見てたらやばいだろうなあ。大人になった今では、ただ怖いだけでなく色々考えさせらる映画でした。 【あしたかこ】さん 8点(2004-09-01 03:21:33) (良:1票) |
13.イイ!!やっぱ、エクソシストはホラー映画の中でもかなり格調高い作品ですよね。悪魔リーガンがしゃべってるシーンがやっぱり一番面白い。いろんな台詞で相手を惑わせてくる。ときにはバークの行為を母親に告げてみたり、母親のことをカラス神父に告げてみたり、もう最高です。スパイダーウォーク、音楽のかっこよさとか、もう大好きですね。オリジナルとほとんど変わりませんが、細かい部分ではよくなっていると思います。リンダブレアはいいですね。いい顔してます。 【りょう】さん 8点(2004-07-29 22:53:13) |
《改行表示》12.2000年の公開当時は「なんで今頃エクソシスト?」と思ったが、あらためてDVDで観直してみて、なんとなく監督の意図がわかった気がする。 冒頭の発掘シーンはフセイン政権前のイラクでの撮影だった。それ自体、今(2004年)の目で観ると非常にシニカルなものだ。ディレクターズカット版の製作当時にはイラク戦争の影もなかったはずだが、同時多発テロ以降のアメリカの覇権主義・武力威圧政策が顕著になっている時期であり、アフガニスタンへの武力攻撃などで多くの民間人が犠牲になった。そしてそれは今もイラクで続いている。 映画のテーマはキリスト教的な宗教観に基づいた「善と悪の対立」である。そして、監督及び原作者の意図は「最終的な善の勝利」であると私は確信している。古くから中東・北アフリカのいわゆるオリエントでは、善と悪の対立を根底に持つ宗教が普遍的だった。ゾロアスター教を出すまでもなく、それらの考え方は生活に根強く影響を与え、ユダヤ教やキリスト教やイスラム教の成立に影響を与えている。 ここで「悪」をどう定義づけるかで、映画の思想も大きく偏向したものになってしまう。具体的な「オサマ・ビン・ラディン」や「タリバン」などというものであるはずがない。まして「911のテロリスト」でもあるわけがない。彼らのやったことが好いはずないし、罪のない民間人を巻き込んだテロは憎むべきものである。しかし、もし映画の中で、それらを「悪」の正体と決めつけてしまった場合、結果的に、アメリカが主導したすべての戦争行為を正当化してしまうことになるのではないか? フリードキンはそんなために映画を再編集したのではあるまい。 それは、監督自身の解説で、「悪と戦うための武器は、小さな十字架と聖水とラテン語の聖書、そして、ことばや心である」という趣旨のことを語っている。決して軍隊による戦争を肯定しているとは思えない。穿った見方をすれば「信仰心をもって小さな爆弾を身にまとい自爆テロを敢行する人間」を肯定するかのように受け取れるかもしれないが、ことばや心を重視するのなら決してそんなことはありえない。 この映画は単なるオカルト映画ではない。善はどうあるべきか、悪と戦うにはどうあるべきか、心の平穏を取り戻すにはどうするべきかを観客に訴えているのではないだろうか。ぜひ、DVDで、一度ストーリーを鑑賞した後、再び監督の解説とともに観ることをおすすめする。 【オオカミ】さん 8点(2004-07-10 23:38:20) (良:1票) |
11.普通版とそんなには違いはないです。でもあの「スパイダーウォーク」シーンが好きなので+1点にしてます。ただこの映画が怖いかどうかと言えば怖いとは言いがたいですけどストーリーがしっかりしてて良作だと思います。 【A.O.D】さん 8点(2004-01-27 16:06:58) |
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10.いや~怖かったよ。久しぶりに怖いホラー見た~♪怖くなかったっていう人は多分見た状況が悪かったんだね。こういうのは夜中一人で部屋を暗くして余り音量を上げずに見るに限るんだよ。そうすると周りに意識を向け床や天井がきしむ音に敏感になり「まさか!?悪霊?」とか思ったりして怖さ倍増~♪。ストーリーも他のホラーとかと違って現実にありうるっぽかったと思うし・・・ま、その辺は想像力の問題であって、怖く思えるような想像力があればこのような作品は怖いけど、頭っから「ありえねぇ~」って思ってる人には無理かな。邦画も見習って怖い映画じゃんじゃん作って欲しい。 【taron】さん 8点(2003-12-16 01:15:31) |
9.神父の中にあるトラウマが非常に恐怖をかきたててよかった。田だ日本人には宗教的な概念がいまいち伝わらないかも。 【ネガティビティ】さん 8点(2003-12-09 23:58:40) |
8.いや〜、ホラーなホラーで非常に良いですね。オカルトと言ってもいいのかな? |
7.酷評されてるけど、よかったと思うよ。客席から、何度か悲鳴があがった。ただ仏教の国に生きる人間にはピンと来ないかもしれない。僕がキリスト教の人間ならもっと受け止め方が違うだろう。でも、好きです、この映画。 【ひろみつ】さん 8点(2003-10-31 01:30:04) |
6.筋立てもしっかりしていて、いろいろ深みもあって久しぶりにいい映画を見た。何年も前の映画とは思えない程良くできています。名作です。最近のSFX頼りっぱなしの映画よりよっぽどいい。それにしても、子どもの頃は、マジで怖かったなあ。でも一番怖いところは、病院での検査のシーンです!クラクラ。 【ぽんぽん】さん 8点(2002-09-21 10:53:40) |
5.うーん。思ったより期待はずれではなかったんだけど、満足でもなかった(笑)観客が同じタイミングで叫んでた... 【ジャガー】さん 8点(2002-03-28 20:54:28) |
4.僕は映画館で見たから良かったのでしょうか、メチャクチャ面白かったです(ちなみに「エクソシスト」を見たのは生涯通じてこれが初めてです)。テーマ的にも、根源的な「善と悪」の戦いが描かれていると僕は感じたのですが、考えすぎでしょうか? 【マーチェンカ】さん 8点(2002-02-12 22:39:51) |
3.基本的には元の「エクソシスト」とはあまり変わった印象は受けなかった。というのもエンディングをちょこっとだけ判りやすくし、例のスパイダーウォークを挿入しただけでこれといって作品が一新したわけではなく、元の作品と大差ないと思う。それにあのスパイダーウォークは入れない方が明らかに正解だったと思う。この作品をウィリアム・フリードキンのキャリアの一つとして数えてしまうのはどうかと思う(というのも正直言ってこれは「ブレードランナー」を完全版と最終版で別々に語り合ってるのと同じことだと思うから)し、さらにはあの“公開延期”も一種の戦略の一つだったとも思えるものの、こんな衝撃をまた劇場で味わうチャンスを与えてくれたフリードキンには感謝しなければならないのである。 【チャーリー】さん 8点(2001-08-09 00:00:12) |
2.あまり怖くはなかったが、傑作だと思った。特に神父が悪魔に聖水をかけたりして戦うところはおもしろかった。 【センパク】さん 8点(2001-03-28 20:34:26) |
1.この映画に今更説明はいらないでしょう。今までビデオorDVDでしか見た事無かったので大スクリーンで見れて感激でした。 【DEL】さん 8点(2000-12-19 10:51:53) |