《改行表示》28.《ネタバレ》 多分30年ふりに観たわけですが(自分の世代ならみんな大好きな)リーバンクリフのかっこよさは今見ても全く変わらず。 そこにしびれるあこがれる。 そしてこの映画の魅力はもう一つ。 先月お亡くなりになったエンリオモリコーネの手になる有名な劇伴です。 日本の時代劇であれアニメであれドラマであれ、劇中で西部劇っぽい楽曲が使われる場合、このエンリコモリコーネの曲をイメージした曲が使われるケースがほとんどです。 日本人が思い浮かべる「西部劇っぽい曲」が本家アメリカの西部劇のそれではなく、マカロニであるこちらの曲がイメージされるってのは、それつまり彼の楽曲が素晴らしかったから、それにつきると思います。 最後に「いやこれで数があった」で締める小粋さ含めて、マカロニウエスタンらしいかっこいい映画だと思います。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 8点(2020-08-21 23:49:03) (良:2票) |
27.《ネタバレ》 男は黙ってリー・ヴァン・クリーフ。イーストウッドも決して悪くないが、今作のクリーフおじ様は控えめに言って格好良過ぎる(ハゲだけど)。冒頭とかマジヤバい(鷲の眼光、黒いインヴァネス、銃を勿体ぶってジックリゆっくり構えるトコとかもう最高)。イーストウッドとクリーフおじ様のタッグはあまりに負ける気がしなさ過ぎて少々反則気味だが、この点でも今作は貴重だと言える。二人のキャラ設定も、腕前はほぼ互角だが、若い分やや短慮なイーストウッドを、鷹揚に構えて見事にあしらうクリーフおじ様が半枚ほど上手、という描き方が非常に好み。レオーネ的なジックリとした撮り方は随所に見られるが(特に決闘シーン等の見せ場)、全体としては比較的テンポも良く、かなり観易い西部劇だと言える(まあ少ーし冗長な所もあるケド)。このジャンルでは屈指。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-01-28 00:38:41) (良:2票) |
《改行表示》26.《ネタバレ》 タイトルの原題は主役のモンコの為に有りますが邦題はダグラスの為に、そして内容的にはダグラス中心と言っても良いくらいです。 冒頭のメインキャストの登場シーンの順番や各人への時間配分等をみても作品に対してのダグラスの重要性は明らかだと思います。 イーストウッドに思い入れを持っている人には面白く無いかもしれませんが、別段そうでない私にはこの構図は非常に面白かったです。 イーストウッドをメインにしてリー・ヴァン・クリーフを完全な脇役にしても成り立つくらいイーストウッドの存在感と渋さは確立されていた印象でしたが、敢えて2人を立たせる事によりお互いに対する新たな緊張感が加わるのと同時に若干の人間味のようなものを感じて作品に厚みが出来たと思います。 容姿もキャラクターもそれ程違わない2人がお互いの存在を潰し合わずに擁立出来た理由は調度良い演出と脚本だと思います。 勝手にポーターに荷造りさせたり、足踏んだり、帽子を撃ったり、作戦から逸脱したりと先に仕掛けてくるのはいつもモンコですがダグラスがそれをしれっと往なしつつ力を見せつける様は見ていて心地良かったです。 また、この演出と脚本の調度良さは勿論作品全体にも及んでいて2人が渋すぎるのに重くなり過ぎずに、ガンファイトが多くても軽くなり過ぎない等と話自体が結構丁寧に作られている事を認識させられます。 2人の賞金稼ぎが存在するだけで不安定で破綻確定な設定ですがインディオを仕留める彼等の目的を別のものにしたお陰で収まりの良い纏まり方になっていますし、それに付随して出てくる途中の話や小物等もかなり効果的だったと思います。 出演者のカッコ良さ、的確な演出と脚本、そして音楽の使い方と楽曲自体も素晴らしかったです。 100年以上前のアメリカが舞台の話を50年以上前にイタリア人が映画にして日本人の私が今見て喜んでいます。 単純に『良いものは良い』という事だと思いますし、色々な壁を超えて楽しませて貰えて何となく嬉しくなってしまいます。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-09-13 18:58:00) (良:1票) |
25.イタリア人の感性は日本人のそれに通ずるものがあるのでしょうか、男の美意識がビシビシ伝わってきました。音楽もマッチしています。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-29 21:52:13) |
24.《ネタバレ》 “ドル三部作”も二作目からはいよいよセルジオ・レオーネらしさが目立ち始めました。のっけから超ロングショットで始まるところなんかからしてもう痺れます。冗長と紙一重なレオーネ節ですが、凡百のマカロニ・ウェスタンの監督が束になっても敵わない彼独特の構想力ですよ。 メイン・テーマ「さすらいの口笛」が一緒なので『荒野の用心棒』の続編みたいな印象を持たれがちですけど、イーストウッドはどちらかと言うと影が薄くリー・ヴァン・クリーフとジャン・マリア・ボロンテとの元祖三すくみ状態を堪能すべきでしょう。 この映画のリー・ヴァン・クリーフのカッコよさは尋常なものではなく、『夕陽のガンマン』の主役はリー・ヴァン・クリーフだと私は断言しちゃいます。彼が使っている銃(バントライン・スペシャル)もカッコ良かったしね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-19 20:35:43) (良:2票) |
23.《ネタバレ》 何がかっこいいって、リー・ヴァン・クリーフがかっこよすぎ。色々な銃を持っているというのも、大いに魅力的です。単なる賞金稼ぎと思わせておいて、裏に人情話があるという展開もよいです。イーストウッドにも見せ場が用意されているし、主役2人のコンビがきわめてポイント高いです。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-07-18 21:58:55) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 現代においてなかなか善悪的に手放しでカッコイイとはなりづらいお話ではありますが、映画としてはカッコイイっすよねぇ。 なんつってもクリント・イーストウッド演じるモンコ、リー・ヴァン・クリーフ演じるモーティマーの男前さといったら! んでもって、主役の二人もヤラレ役の男たちも、汗や血が男臭そうでたまんないっすね。 最近の映画スターは映画の中でもキレイな白い歯で汗一つかかずにアクションしちゃったりしてますが、やっぱりこの映画みたいにやってもらわないとね。 近年、無味無臭な映画が多い中、やっぱり昔の映画の良いところって、こーゆーことなんだよなぁと改めて思いました。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 8点(2013-06-06 19:41:07) (良:1票) |
21.中学生のころ見て、リー・ヴァン・クリーフのカッコよさが印象に残った。 【kagrik】さん [地上波(字幕)] 8点(2011-10-08 22:08:57) |
20.宿屋のやたら金をせびるガキがうっとうしかった |
19.マカロニウェスタンというと非情で残酷なイメージがあったのですが、今回初めて観て人情味のあるお話なのが意外でした。(それだけ現代の映画が荒んでいるのか。)しかし、これは面白いな。ラストの対決シーン、あまりにイイので何度も観返してしまいました。どっかり座って傍観を決め込むイーストウッドの表情が素敵。映像(特にオープニング)は今の目でも斬新だし、有名な音楽もやはりカッコイイ。しかし何と言っても主役の3人もさることながら、どうでもいい端役たちが無茶苦茶良い。冒頭のユダヤ商人、あっという間に倒される3人の用心棒、宿屋の支配人夫婦、情報屋の爺さん、弁髪の中国人ポーター・・・等々、こんな俳優どっから見つけてきたのか、皆さんとっても濃ゆ~くてイイ味出まくりw メインディッシュ前の前菜にも、珍味がぎゅうぎゅうに詰まっている感じで満足です。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-22 02:18:36) |
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《改行表示》18.《ネタバレ》 いやぁ、素晴らしいです。めちゃカックイイです。憧れます。 テーマソングの口笛の哀愁で涙が出てきそうです。 イーストウッド演じる“名無し”も恐ろしく格好良いですが、 モーティマー大佐の眼光の鋭さには圧倒されるものがあります! 睨まれたらもう身動き取れないでしょう。 インディオもなかなか迫力があって良かったと思います。 オルゴールのメロディーがとても美しかったです。 僕がどう努力しても、あんな風にカッコ良くはなれそうにないです(当然だろ)。 だからこそ、カッコいい男が出て来る映画を見るのです。 西部劇って全然観ないんですけど、ハマっちゃいそー。やべーな。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-01 02:01:27) |
17.やはり、リー・ヴァン・クリーフ。カッコいい!渋い!ティーン・エイジャーだった30年くらい前に見てから、こんなカッコいい大人になりたいと憧れたものでした。今ではありがたくDVD鑑賞。何度見てもワクワクする。 【さるさるさる】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-14 12:57:14) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 本作を観る前に『続・夕陽のガンマン』を観ていたので、完全にリー・ヴァン・クリーフ=the Badなイメージで観ていたのですが、それが本作ではなんとイーストウッドと共闘!しかもえらく強くて銃も大量に所持!それを知った時の興奮たるや、『ターミネーター2』であの恐ろしいシュワちゃんが味方だと判明した時以上のものでしたよ。僕の脳内からthe Badをすっ飛ばすくらいの強さと渋さと格好良さを見せてくれる。イーストウッドも負けず劣らず相変わらずの格好良さ。さらに、本作から自分のスタイルを確立して余裕を持てたのか、レオーネの演出にユーモアが加わった。いい年こいた薄汚れた若干ハゲとヒゲ面がブーツを踏み合い、帽子を撃ち合う姿が可愛らしいのなんの。そして何よりも、小さな裏切り込みで紆余曲折の果てに共闘する2人の姿がカッコイイのなんのって。 レオーネの作品は毎度のようにくど過ぎるくらいのじりじりとした長~い勿体ぶった演出が売りですが、本作でも異様にしつこいオルゴールが炸裂。そろそろ...か?終わるか?いや終わ・・・らない。いよいよ終わるぞ~、っと思ったらイーストウッド登場~!かっこ良過ぎです。 ラストは別の道を進んでゆく2人の後ろ姿。素晴らしい。全編くどい。でもカッコイイ。だからカッコイイ。殺伐とした内容ながら、そのユーモアとモリコーネの音楽が相まって土臭く、荒っぽく、かっこよく、叙情的な絶妙な味わいになっている。 【Sgt.Angel】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-04 21:35:46) (良:2票) |
《改行表示》15.リー・ヴァン・クリーフのあの眼光はすごい。 いつかああなりたいと思いながら、年だけ重ねてしまった。 ブーツを踏み合いするシーンが、子供っぽくて、かわいい。 音楽は満点。鑑賞後は、口笛でついつい吹いてしまいます。 【くぼごん】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-10 17:07:04) (良:1票) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 前作「荒野の用心棒」と似た雰囲気。主役はジョーと同じ衣装だが”名無し”。 だが、本作も前作に劣らず設定が面白い。腕の立つ賞金稼ぎが二人同じ獲物を狙い、 協力しているようで出し抜こうとしている。また、賞金首も仲間を裏切る といった複雑な動きをするので気を抜けない。また、くどいくらいまでの 男たちのかっこよさの描写にしびれました。本作ではリー・ヴァン・クリーフ の役柄が一番かっこいいですね。 【飴おじさん】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-10-27 23:27:20) (良:1票) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 クリント・イーストウッドが若いですね。帽子にポンチョ、無精ひげにくわえタバコと、その後の彼のイメージを決定づける姿で現れる。クールなのにどこか軽みのある演技が実にいい。この女っ気がほとんどないこの映画で唯一出てくるのはインディオがうつろな瞳で思い出す若い女性。この美しい人が物語のカギを握る。「俺の名はモーティマーだ!」と叫ぶ初老のガンマン。驚くインディオ。2人が大切に持つ、裏側に写真のあるオルゴール付きの時計で、敵のインディオは実は家族同然であることがラストで判る。敵役インディオですら、この瞬間を待っていたかのようなラストの決闘シーンは、これ以上ないくらいの緊張感が走る。そして耳に残る、西部劇風な口笛まじりのメロディー。時にはバロック調の旋律も劇的に響く。さらには哀愁をおびたオルゴールの音色も混じる。そう、あのモリコーネの曲です。たくさん人が死ぬのにどこか叙情的。名作と呼ばれる所以かもしれません。 【シェリー・ジェリー】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-22 18:56:47) (良:1票) |
12.とにかくカッコいい。味がいい。見ていて楽しい映画だった。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-04-18 09:09:42) |
11.《ネタバレ》 カッコイイ!カッコ良すぎるっ!『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』でクリント・イーストウッドのネタがありましたが、納得です!ウエスタンと言えば、保安官が悪党と対決ものというイメージがありましたが、これは賞金稼ぎと賞金首との戦いだったのですね。敵地に潜入して機会をうかがったり、正体がバレてボコられたり、脚本も飽きさせてくれませんでした。銃撃シーンの魅せ方もああいう手法があったんですね~! |
【mimi】さん 8点(2004-11-01 00:21:37) |
9.この映画で初めて知りましたが、名無しのクリント・イーストウッドがかっこよかったです。裏にいろんな人間関係が隠されているところも面白かった。ハラハラしながら楽しめました。 【Mプ】さん 8点(2004-02-23 00:28:47) |