40.美しい。といっても息を呑む圧倒的な美ではなく、日常にある美が印象的に映し出されている。外国の風景ではあるが、自分の人生の一場面と何度も重なってきた。音楽とともに哀愁をまとって、心に染みてくるTHE名画。本当に素晴らしい。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-09-06 20:00:30) |
39.やっぱりヴェンダースが好き。見入ってしまう。 |
《改行表示》38.なるほど、パリに行くんかと思ったら行かんパターンね。 急にしゃべりだすきっかけがようわからんとか、 育ての母がかわいそうすぎるとかいろいろあるけど、 静でしみるようなギターと合わせてこれは名作だと思った。 |
37.当時の私の"大人のロードムービー"デビュー映画。ライ・クーダーのサントラも買っちゃった。そしてナスターシャ・キンスキー、綺麗。本当に綺麗な人。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-09-19 15:15:39) |
36.《ネタバレ》 崩壊した家族のかつての幸せの欠片を探すトラヴィス。やり直しのできない不器用な男を巡るこの話が独特の美しさを獲得しているのはハンターとN・キンスキーとライ・クーダーの音楽があればこそ。ハンターが好きだ。子供らしい駄々こねを見せたかと思うと、父親の精神年齢を超える明晰さをさらりと表したり。無駄にドレスアップしたトラヴィスを前に「ラッキーだったのさ」と友だちに何気なく言うシーン。「左だよ、パパ」と明確に促すシーン。泣けて泣けて。そしてナスターシャ・キンスキー。ぐらり、とバランスが崩れると異形の造形にもなりそうな危うい彼女の美貌が、薄暗く妖しい風俗店のミラーの中でとてつもない迫力。息を呑んだ。彼女とハンターが抱擁する場面、二人の金髪がさらさらと溶け合って、こんなにきれいなものは初めて見た、と思った。きっとこの先は大丈夫なんだ。いざとなったら、ハンターにはお父さんもお母さんも二人づついるんだし。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2011-08-21 01:17:48) |
35.子供は親を選べない。また自分が親になってから見てみよう。 【akila】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-08 05:16:35) |
《改行表示》34.もうこれはいかにも「アメリカ」な雰囲気と、ナスターシャ・キンスキーの美しさを楽しむためだけにある映画。といっても過言ではない。 でもこれはドイツ映画。よくヴェンダースはここまで撮ったもんだなー。と感心。 そして何故あの怪物キンスキーの娘がこんな美人なのか不思議。 【せかいのこども】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-12 10:56:43) |
《改行表示》33.《ネタバレ》 あ~トラヴィスそれは違うぞ~・・・ ハンター、なんていい子なんだ!弟夫婦があまりにかわいそう・・・ この後、ハンターと母は幸せにやっていけるのか? もー、トラヴィスったら、あんたのやってることは・・・でも憎めないんだよな。 この余韻の深さは尋常ではないです。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-21 22:55:05) |
32.サム・シェパードの脚本が好きで見ました。トラヴィスの心を少なくとも誰でも持っているのではないだろうか。それを抑えられるかどうか、トラヴィスは自分の気持ちに正直だったからか。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-22 10:59:49) |
31.《ネタバレ》 トラヴィスの行動が正しかったどうかは観客に委ねられている。粋な計らいか身勝手な自己満足か重い贖罪かは判らない。が、2人の人間を失意に陥れた彼が別の2人の人間をひとときでも幸福にしたのは確かだ。過去を遡る彼の旅を、抜ける青い空とスライドギター、ジェーンの赤いセーターが染め上げる。いまだ答えは出ない。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-23 03:34:51) |
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【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-21 23:17:49) |
29. 大昔、映画館で観たのだが、今回久しぶりにDVDで観た。子育て放棄したDQN夫婦の夫が主人公。独特のまったりとした雰囲気と映像。ロードムービーであるが、一番の見どころはナスターシャキンスキーのドキッとする後姿か。今の女優でも彼女以上の美人はいないと思う。あと、弟夫婦は人良すぎ。子供はいい子なので、弟夫婦で大切に育ててほしい。 【パオ吉】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-18 21:12:52) |
28.《ネタバレ》 なんとなく惹かれます。人間の弱さが描かれている。彼は人とのコミュニケーションをうまくとれない人だったのだろう。鏡越しでの再会、トランシーバーでの会話にそんなところが表現されている。それでも、結果は伴わなかったとはいえ、何かを取り返そうとしていた行動に共感できた。 【飴おじさん】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-29 15:23:21) |
27.《ネタバレ》 年を経て観れば観るたびに新たな良さがわかり、感想が変わりそうなスルメのような映画でした。初見の今回は弟夫婦が不憫でならなかったです。ただ、相手が嫉妬をするかしないかで愛の深さをはかろうとしたトラヴィスの姿も自分と重なりました。ハンターの素直さと優しさは間違いなく弟夫婦に育てられたおかげであり実の母親と暮らす事になるラストが、必ずしも彼にとって幸せな形とは思えませんでした。ただ人間は損得や善悪だけを求めて生きられるほど器用な生き物ではないですよね。う~ん、人生って難しいです。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-28 20:16:44) (良:1票) |
26.《ネタバレ》 家族の離散と再会というどこにでも転がっている話をよくこれだけ陳腐にせず描いたな、というのが感想。ただ、これは過程の話であって、トラヴィスは最後まで真の答えを見出せませんでした。そう考えてみるとこの映画のラストは彼にとっても、ハンターやジェーン、そして弟夫婦にとっても新たなスタートの瞬間だと思います。 |
25.《ネタバレ》 ヴィム・ヴェンダースは監督として、特別な才能があるとは思わない。彼のインタビューなどを読んでも、拍子抜けするほど普通の人で、映画によっては、その才能は凡庸であるとさえ思える。しかし、嗚咽を隠すために受話器の口元を抑える男、顎の先端に流れて溜まる女の涙、抱きつく前に母を試すように横腹に手を当てる息子、左端数センチが折れ曲がっているパリテキサスの写真。そんなところにヴィム・ヴェンダースの、名もなき人々の人生への優しい視線が感じられ、胸が熱くなる。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-07-09 20:01:24) |
【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-21 07:46:22) |
23.《ネタバレ》 だめ人間トラヴィスの、実に身勝手でやりたい放題なお話。冒頭のあのトラヴィスの姿からして、既にだめ人間の香りがぷんぷん漂っております。弟夫婦のしごく真っ当な人柄の良さが好対照。私自身がだめ人間なので、頭にくるほど不器用なトラヴィスの悲哀みたいなモノに心が揺れてしまいました。この映画で一番オトナなのはもちろん8歳のハンターであることは言うまでもありません。不思議な余韻の残る作品です。 【タマクロ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-19 22:06:18) |
22.《ネタバレ》 もうちょっと旅の途中が長くてもよかったなあ。いろいろいいとこあったけど、特に主人公の顛末がすき。ここまでしてソレかよ!!って、余韻が残る。赤い車を尾行するとこのカメラもヨイ。子どものチョイ悪なユーモラスな一人遊びな感じも。 【●えすかるご●】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-07 02:57:29) |
21.じわーと沁みてくる作品。観た後色々考えさせられます。様々な点で解釈を観客側に委ねられている作品だと思った。人によっていろんな見方ができると思う。映像美にも魅せられます。あと子役の演技がやたらうまかった 笑 【スペクター】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-31 03:03:33) |