《改行表示》16.《ネタバレ》 二十年ぶりに鑑賞。 雰囲気が大好き。 サスペンス調な始まりにワクワクした。 そして実は作られた世界と記憶だった。 これは最初のナレーションが無かったら駄作になってた所。 見る側は初めからSFだと分かって観ることになる。 だんだんとスケールのデカイ話になっていき最後は創造主になってしまう。 結局宇宙人の能力は ・チューンによるサイコキネシス(人を吹き飛ばす程度の強さ)、飛行能力 ・地下の施設を利用した天地創造 ・記憶の創造と消去上書き出来る科学力 どこか作り物感溢れる街並みが本当に作り物だった。 作られた世界と記憶だから不自然さにも疑問に感じない。 かっこいいを詰め込んだ良くできたSF設定だと思う。 【Dry-man】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-09-01 04:09:30) |
15.《ネタバレ》 このいかにも映画らしいカットやライティング。好きだなぁ。ラストの美しい太陽と海の風景を見た時「あぁ、人間が生きる目的は、この世界の美しさを見る事、感じることなんだな。それ以外に生きる目的や意味はない」と思った。素晴らしい映画でした。 |
《改行表示》14.《ネタバレ》 究極のイマジネーション。 「アレックスプロヤス監督の傑作SF映画だ」というのではじめに想像したのは 「アイロボット」みたいな近未来の映画だったんですが、 実際には「クロウ」みたいにゴス要素の強いダークな質感を帯びた映画でした。 暗い夜の町はなかなか雰囲気が良いです。 ジェニファー・コネリーはこの映画のダークな質感にマッチした黒髪美人でした。 中盤あたりから見てる世界が完全に裏切られていくんですが それがまた刺激的で良かったです。 やっていることがかなり大がかりな気もしますが、 面白いのでいいです。 次々とスタイリッシュに物事が起こっていき、先が気になりました。 そして一番はダークな映像に魅了されました。 このタイトルはピッタリです。 あと少しだけ"モモ"を思い出しました。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-01-10 23:21:06) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 ラブロマンスだ。自分の妻だった女はひょっとすると他の男の妻だったわけだ。でもそんなことは関係ない。SFとしてもいい、題名通りダークな雰囲気もいい、設定もいい。宇宙の中の動くサイド7的な場所で超能力を駆使しすべてをつかさどる男として最後に何を求めたか。 ジェニファーコネリーかわいいもんなー。 【JF】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-07-11 16:21:50) |
12.《ネタバレ》 あ、ここ地球じゃなかったんだね。異星人のつくったモデルスター(?)みたいな・・。人類救うのが、超能力ってのが、ちょっと残念だったけど、いやいや、見応えあったなぁ。記憶がうまくパズルみたいに収まる話なら、もっと見応えが・・。でもそういう話は、他にあるし、これはこれで面白い話だった。ビルがせり上がってきたり、薄っぺらい宇宙船みたいのも、下部がアメリカ人の映画の割には凝ってて、二十世紀に創られた作品では、特撮が凄いと思う。あまりこういうSFは観ないんだけど、某レンタル屋の発掘良品で紹介されてたので観ました。なんか得した気分がしました。面白い映画いっぱいあるじゃん♪ 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2014-06-26 02:08:44) |
11.あー、こういう世界観大好きです。『マトリックス』だったり時間泥棒『モモ』を彷彿させます。最後の超能力合戦もいい。 【noji】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-03 14:38:15) (良:1票) |
10.先の読めない話と斬新な映像に引き込まれた。ちゃんとテーマを消化したマトリックスというところですね(こっちの方が先ですが)。卑屈なキーファー・サザーランドにビックリ。 【次郎丸三郎】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2010-11-24 23:14:50) (良:1票) |
9.幻夢の如き魔力でもって、失笑モノのチープな設定まで覆い隠してしまいそうな魅惑の暗黒都市。つややかな黒髪のジェニファーもこうした絵に描いたような世界であればオーセンティックな美女ぶりが輝き、ルーファスの真摯な演技がこの紙一重な映画に物語の厚みを与える。メタモルフォーゼするレトロな街に、レジェンダリーなリチャード・オブライエンまで拝めてしまう有難さ。熱き想いが遠い碧海を呼ぶ。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-07 22:09:06) |
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《改行表示》8.焦点を何処に絞っているのか不明瞭で、散漫な印象を受けるが、その散漫さが真っ黒なガラクタを散らかした感じがして逆に、可笑しな妄想癖のある私の心を見事に捉えてしまった。 テーマやメッセージ性なんか、この作品にはどうでも良い事かもしれない。コントラストの高く暗い、幻惑的世界の美しさは、その世界観を密かに好む人間にとっては至極素晴らしい映像美だと思う。この作品は其れだけで大半を成り立たせている。残る印象が「暗い」と言うのが証拠。 次々と展開して行く、記憶の錯綜。主人公を阻んで行く様に動く“張りぼて”の街並み。次に絡んでくるこの要素は見る側を更に混乱させて、ある種観客の淘汰をしている様だ。まるで「さぁ、僕の世界観についてこられるかな?」と試しているんじゃないかと思ってしまう程だ。 エンターテイメントとしての映画ではなく、アート感覚のイメージを持ちながら、この暴力的静寂を楽しませてもらった。 全体から微少に滲み出て来る、子供の持つ独特の不気味さに似た不安感…これにファンタジックな影を感じて思わずニヤリ..。 【MAZE】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2005-08-01 22:14:39) (良:1票) |
7.現近代の哲学てんこ盛り。しかもかなりよくできてると思う、映画としても哲学の種まきとしても。心身二元論、独我論、5分前世界創造説においては間違いなく発芽。しかしながら24を観た後にこれを観た人は作中のキーファーサザーランドがうさんくさくて仕方ないことと思われる。 【らいぜん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-18 18:31:38) |
6.これ、封切り後2週間で終了だったんだった。偶然発見したという喜びもあるかもしれない。人間の記憶なんて案外こんなものかもという思いに駆られた。大事なことがこぼれおちている。そのあたり、ウィリアム・ハートの台詞、1人暮らしの老人の台詞で思い出すと切ない。この映画の根本を流れているのは理屈じゃなくて、「こうであってほしい」という夢のようなもの。誰かがこれは童話だなと言っていたけれど、言えてる。 【smitch】さん 8点(2003-07-27 10:03:54) |
5.美的感覚が非常に私好みです。「ブレードランナー」よりも美しい暗闇の世界が魅力的です。 【如月CUBE】さん 8点(2003-03-23 15:34:44) |
4.ビルがところてんのようにニョキニョキと伸びるシーンはなかなかのできで新鮮。マトリックスに比べるとチープ感が否めないが、それはそれで良いと思う。ラストの超能力決戦がジョジョの奇妙な冒険のDIOvs承太郎みたいだった。でもジョジョ好きだから良しとした。 【ピリカ】さん 8点(2003-01-29 11:10:26) |
3.この世界観がたまらなくかっこいい。知られざる名作だと思う 【4U】さん 8点(2002-03-10 03:33:45) |
2.全然前情報なしでみたけど、凄い面白かった。閉鎖的な感じがたまらない。W・ハートが絵的にハマッていたと思う。 【GO】さん 8点(2002-01-02 10:44:18) |
1.映像はうつくしい。閉塞感いっぱいのストーリーとあいまって、意外な佳作と思います。 【せい】さん 8点(2001-05-23 18:11:45) |