詩人の生涯のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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詩人の生涯

[シジンノショウガイ]
1974年上映時間:19分
平均点:4.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
アニメ小説の映画化ショート(短編映画)
新規登録(2009-04-13)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2022-07-24)【イニシャルK】さん
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監督川本喜八郎
原作安部公房「詩人の生涯」
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1.人形ではなく切り絵アニメ。沈んだタッチが美しい。その分ラストの赤いジャケツが鮮やかになる。母の血の色。唐突に巻き込まれていく母。脇で疲れ果てて眠っている若者。「その糸は持っていかれては困るような気がするんだけどな」。そして凍りついていく描写の数々が素晴らしい。赤いジャケツが若者の背に負ぶさっていくところ。老婆や糸買いの女の顔がいい。何度もチェコのアニメに賛辞を寄せるなどアニメーション好きだった安部公房は、自作の映画化のなかでも本作を気に入っていたらしい(やがて川本がチェコでアニメを撮ることになるのだが)。労働者が液体人間になっていく「洪水」などと同じく、プロレタリアSFとでも呼べる初期の傑作短編が原作で、独特の終末が進行していくイマジネーションの奔放さが圧倒的。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2013-05-13 12:38:15)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 4.00点
0150.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

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