《改行表示》25.《ネタバレ》 僕「ちっ。ゲームオーバー。リセット、やり直し。」 テレビ「チャラララー『ザ・キリング』」 母「ごはんよー」 僕「んだよ」 そんなことを思い出した。 |
24.《ネタバレ》 ハラハラする展開がテンポ良く進み目が離せない。どういった着地をするかと思ったが割とベタな結末、それでも歩み寄る警官とTHE ENDは渋いです。 |
23.緊張感に満ちた展開と、まさにカタルシスの得られる結末。娯楽作の鏡です。怪作ばかりを撮る鬼才とっては、この程度の娯楽作はお手の物ということか。 【j-hitch】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-02-02 02:22:08) |
《改行表示》22.キューブリックの前作『非情の罠』と似たテイストの作品だが、それを上回る出来の本作。 85分というたださえ短めな上映時間なのに、更にそれを短く感じさせるスリリングな展開。 序盤こそゆっくりと始まるものの、数分後にはすっかり劇中の世界に力強く吸引されてしまった。 心地よく引っ張られた85分。 濃密というより、スピード感あふれる作品であった。 印象的なシーンを一つ挙げると、仲間の一人である太ったおじさんが、酒場で暴れるシーン。 わざとらしく上着が破れ、上半身がはだける演出はご愛嬌。 その後の展開には、目をスクリーンに釘付けにされた。 『非情の罠』での“マネキン倉庫格闘シーン”もかなり迫力だったが、この太ったおじさんが暴れるシーンは、その迫力を更に上回っていた。 重みのある体をうまく活かし、止めに入る警官達を次々に跳ね除けていく痛快なアクション。 決して格好のいいアクションシーンではなかったが、体格をうまく活かした躍動感溢れる格闘シーンに、他にはないリアリティを感じた。 ラストシーンも、思わず唸りたくなる様な巧い終り方。 鞄が落ちるシーンは少し強引さを感じたが、作品の締め方としては完璧であろう。 観ているこっちも、「あ~~~~あぁ・・・・」と茫然自失し、感情移入できる素晴らしいエンディングであった。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-09-14 10:29:02) |
21.ドキュメンタリーのごとく淡々と語られるナレーションと、そこで強調される時間軸。クライマックスに向け、場面転換の目が詰まってくるとともに、その絶対的なはずの時間軸が揺らぎ、時間と視点がさまざまに入れ替わる。まさに緊迫感、バツグン! でありながら、何とも虚無的でドライ。その一方、室内シーンにおける、電灯の光、窓からの光(そしてカーテンの揺れ)、これらも印象的であります。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-07-15 17:07:22) |
20.《ネタバレ》 キューブリックの哲学的な映画嫌いな人もこれはそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか?時計じかけなどとは違って娯楽性の強い映画。それでも強盗が大成功する、というのを描かないのはキューブリックらしいといえばキューブリックらしいですね。この、現金に体を張れに影響されてレザボア・ドッグスを作ったというタランティーノに影響されて観たんですけど・・なるほど・・・少し似てる。時間軸の操作・・当時は斬新だったのかもしれないけど今観るとそんなに斬新でもない・・・それでも面白いのはキューブリックの才能が成し得る技なのだろうか。最近は映画観ててドキドキするなんて事は少ないけどこれはドキドキしました。特にモリース(でしたっけ?)の乱闘騒ぎからの見せ方が上手い。彼の映画はどれも無駄が無く必要な物だけを詰めた出来の良いものばかりなんですが、これも全く無駄が無い。計画の概略説明、狙撃手や暴れ役との取引のシーン、会話シーンですら無駄が無く飽きない。それにしてもどのジャンルでも面白い映画を作ってしまうキューブリック監督はやっぱり凄い。そこらへんの娯楽映画よりかは遥かに面白いです。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-22 15:40:58) |
19.コンパクトで洗練された印象を受けました。とくに登場人物の“ひととなり”についての描写が的確で、短い時間ながらも登場人物がどんな境遇なのか、どんな性格なのかがよく伝わってきました。演出技術の高さをうかがわせます。なお善人や感情移入してしまうような登場人物が出てこないのも良。シビアなクライムサスペンスとして、上質だと感じました。死者の表情、エンディング間際の空港シーンやラストカットなど印象的なシーンの数々は、センスの良さを感じさせます。この表現が的確かどうか分かりませんが、“鋭さ”をもった作品だと思いました。毒を含んだ鋭さとでもいいましょうか。毒は悪女の毒ですが。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-07-07 19:14:01) |
18.そんなにたいした内容でないことは明白、それでもテンポのよさ、展開の工夫、型にはまらないラストなどで駄作になっていないところがすごい。スタンリー・キューブリックという男、出来る! 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-03 23:51:28) |
17.カメラワークや照明の演出がオシャレでカッコイイです。金を横取りしようとする女房が「強盗メンバーに襲われた」とウソをつくシーンで、それを聞くダンナの顔が今にも昇天しそうな表情だったのが笑えました。オチもなんだか松本清張みたいですな。 【ゆうろう】さん 8点(2005-03-25 06:34:50) |
《改行表示》16.犯罪映画は非常にこの時期多かったみたいですが、ダイナミックなカメラワークに、5人の犯罪グループが同じ時間にそれぞれがどのような行動をしていたかを克明に描き出し、見事です!熱い男、情けない男、強欲丸出し女、利用される男、人間の本能丸わかり正統派スリラーなのであります♪ ジェラルドフリードの音楽も◎。終わり方もカッコイイ!! |
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15.《ネタバレ》 「悲劇=喜劇」の証明式。映画史上最高の茫然自失。へにゃにゃ~ 【紅蓮天国】さん 8点(2004-09-07 03:56:57) |
14.全盛期の作品に比べたら少し劣る気はしますが、あのストーリー展開とテンポの良さは最高でした。最初から最期までものすごく集中して鑑賞することができました。 |
13.《ネタバレ》 戦争、ホラー、バイオレンス、SF(の形を借りた哲学映画)、そしてクライム・ムービーと、何でもオールマイティに撮るキューブリックは正に天才!息をも吐かせぬ展開、同じ事柄を一人の視点からではなく、大人数から、しかも何度も見せる手法は素晴らしいとしか言いようがない。そして、綿密に計算されながら、ほんの些細なkとから全てが無に帰すラスト。犯罪(強奪)映画の殆どが成功に終わるという中で、見事にその夢を打ち砕き、現金(げんなま)を空に舞い上がらせた演出は言う事なし!正に犯罪映画史に残る傑作。 |
12.実に面白い!!!!キューブリックってこの頃から才能に溢れていたんですね。展開が複雑で、ちょっと混乱しそうにもなったけど、なかなか良かった。ラストもあっさりしてて、潔い。 |
11.《ネタバレ》 まったくムダの無い作りなのにどうしてこうも登場人物達の個性をハッキリ描けるのか!緊張感とスピード感を保ったままラストへ突入、そしてあの虚脱感。すごいっス!ただし競馬好きとしては「やめて~!馬撃たないで~!」でしたけど。 【黒猫クロマティ】さん 8点(2003-12-25 13:46:04) |
10.あらゆるクライムサスペンス映画の原点とも言えるストーリー展開は大いに楽しめた。40年以上前の映画でありながら、古めかしくなく、テンポの良い展開にスタンリー・キューブリックの先行性が感じられる。 【鉄腕麗人】さん 8点(2003-11-30 14:20:54) |
9.《ネタバレ》 どうでもいいことですが「現金」と書いて「げんなま」と読むんですよね(確か「現金に手を出すな」とかも同じはず)。うん、テンポもいいし、面白かったです、ラストの札束がブワーッてなるところとか。あと、妻に裏切られる窓口係のジョージが切ない。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-09-27 21:17:33) |
8.以前テレビで何気に見たのですがこれは面白い。キューブリックの作品でこれはもっと有名で良いはず。細かく巧みな次々に繰り広げられる仕掛けにまたまた尊敬の念が。二転三転とはこれ。 【チューン】さん 8点(2003-09-10 12:17:58) |
7.「人生は太く短く生きようぜっ!」というキューブリックの熱いメッセージが込められた作品(嘘) |
6.短くて良くまとまった良作。まるでヒッチコックの映画を見てるような印象を受けた。個人的に好きな競馬を扱っているのもマル。 【kett】さん 8点(2003-04-03 00:35:15) |