《改行表示》13.《ネタバレ》 何気にTVで観たのですが、つきなみな話ながら、配役、演出、音楽みなすごくよかったです。 両親、暴力マギー、ライバル、親友と取り巻く人達がみんなそれぞれキャラが立っていて根はすごくよい人です(ボーイフレンドを除く)。最後の母親への手紙の行などクサくなりそうですが、そう思わされなかったのは監督の手腕でしょう。一番好きなシーンはでっかいかばんを持ってバスに乗り、自分の街をでてローラーゲームチームのいる街へ行くところかな。主人公のどこか不安なそうな表情が彼女にとっての大きな一歩を感じさせました。 【クリプトポネ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-26 21:03:22) |
12.《ネタバレ》 深い、、そして、初監督作とは思えない手堅さ 女の子の心情を「ドリュー」的な切り口で表現 これは彼女の長い映画キャリアの引出しが垣間見える内容 そしてエレン・ペイジ 美女とはこうだという固定概念?をぶっ飛ばす独特のキャラクター 表情豊かな彼女に温かく・優しい制作側の心遣いが加わり素晴らしい作品になっていますね ドリューをはじめみーんな楽しそうにしているのもいい これはドリューの人徳なんだろうね バンドマンの彼やバイト先の店長やチームのコーチやお父さんやテンション高wの司会者は、はっきり言って添え物状態(笑) これは強く生きている女性の映画です 意外にオススメかもデスヨ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-18 09:17:36) |
11.《ネタバレ》 これは面白かったし、とても良い映画だと思います。まずテンポが良い。微妙なウィットも上手く効かせている。動的な爽快感もある。主人公も良い。どこに魅力があるかはっきり言えないところが魅力。男目線の意見だが、放っておけない頼りなさがイイ感じ。主人公と父と母の価値観を強引にでも一つにまとめ上げる締め方が良い。親友やチームメイトの事情と主人公との関係の描写も良い。絶妙なバランス感覚です。ということで、ほとんど欠点が見あたらない作品で、総体として魅力あふれる映画になっちゃってます。オーソドックスなガールズムービーをきっちり演出して、かなり高いランクへ到達させた印象です。初監督らしいドリュー・バリモア、やるなぁ。感心しました。そして、忘れちゃいけないローラーゲーム。東京ボンバーズとか佐々木ヨーコを知っている世代には懐かしさがこみ上げるんじゃなかろうか。私は完全に忘れていた記憶が何十年かぶりでフラッシュバックしましたわ。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-08-01 21:36:58) (良:2票) |
10.ローラースケートも恋も友情も全部体当たり。だってこれが女の子なんだもん。なんて言いそうな素晴らしき青春映画。嗚呼、きみはこんなにも輝いている! |
9.《ネタバレ》 ベタ。王道。スポーツの熱を借りて、デキる役者の力をいっぱい借りて爽やかな話を作ればそりゃ面白い作品も出来る。ずるいっちゃずるいけれど、幼い頃からショウビズの世界で色々経験してきたドリューが改めて「女の子」を見つめて作ったこれは、ちょっとツーンとくる何かも味わい深かった。「31歳でローラーを始めた。好きなものを見つけるのにそれだけ時間が掛かった。」(しかもジュリエット・ルイスに言わせるという!)だって。それでいいんだよ全然。この言葉を欲している大勢の大人や子どもが、この作品に早く出逢えますように。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-15 17:24:28) |
8.安定感がすごい。ユースカルチャーとしてのローラーゲームが現在のアメリカ地方都市でこんな力を持っているのかわからないが、親からとの対立という王道のストーリーとして最後までもっていくのはよく出来ていると思う。初監督作として+1点 【楊秀清】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-04-17 15:24:20) |
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《改行表示》7.単純に面白い。定番ものだが、女性の物語という点で新鮮で、そして演出のセンスとキャスティングで抜けている。母親のタバコや父親のバンなど、ファクターをいかにもという感じで使っていないのも好感が持てる。一番はやはりエレン・ペイジの演技力だろう。父親役も良かったけど。 ただ試合の描写や、所々編集が「あれ?」って思うところが多く、それは今後がんばってほしいところ。うまく言えないが、なんか違和感を感じることがある。慣れてないってことなのかな。王道はしっかり作ればやはり面白い。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-27 16:03:08) (良:2票) |
6.《ネタバレ》 ドリュー・バルモアが監督だって?凄く不安だったけど、ここでの評価の高さに見て納得しました。勝負の世界、確かに勝つものと負けるものとがいる。けど、勝ったものだけが全てでない。負けたものにも勝者と同じく送られる拍手の大きさ、この映画は負けたものにも優しい眼差しが感じられるところが良い。そんなこの映画の中で私が最も感動したのは母親が娘を美人コンテストに出場させたいが為にローラースケートをすることを拒む。それに対して初めは同じく拒んでいた父親が「お金よりも娘の幸せを見たい。」と言ったこと。お金よりも娘の幸せを大事にして応援に駆けつけたことが娘にも伝わってきたと思えるそんなこの映画、そして、やはり女の子たちが主人公であることも男である私からしてみたら気持ち良く見られる。ローラーガールズ、ここが重要である。傷だらけになっても頑張るローラーガールズ達の熱い戦い、スピード感あるカメラ、躍動感のある映画的なシーン満載、ドリュー・バルモア初監督にして見事である。どうすれば観客が楽しめるのかってことがよく解ってる。凄い映像なんて映画にはなくても、これだけ楽しめるってことを知っている。何度もしつこいようだけど、ローラーガールズって所が大きい。例え負けても最後まで笑っていられる彼女達、勝者も敗者も皆、良い顔している。だから最後まで気持ち良く観ることが出来た。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-07 20:16:49) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 ローラーゲーム、マジ懐かしいです。「東京ボンバース」! 土曜の昼によく見たなあ(北海道地区)。主人公がローラーゲームに惹かれてチームに加入する下りはイマイチ説得力がなかったが、青春もの・音楽ものにはちょっと点が甘くなります。あの「ET」のD・バリモアが監督だなんて、俺もアラフィフになる訳だな。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-23 01:09:50) (良:1票) |
《改行表示》4.もう何というかエレン・ペイジがかわいいかどうかにかかっている映画なのだが、これがかわいいのだからこの映画は勝ち組なのだ(と思う)。彼女の不思議な魅力は「JUNO」でも遺憾なく発揮されているが、それを超える圧倒的なキュートさで完全にノックアウトされた。同性にも異性にも好まれるタイプであるところがまたすごい。決して絶世の美女でもないし、ナイスバディでもないのだが、一家に一台欲しいような小動物的なかわいさだ。「絶対に勝ってやる!」と気合を入れるところとか彼氏をプールに誘うところとか、特にかわいすぎる!観てしばらく経った現在のほうが、観る前よりも、さらに観たくなっているという状況だから、これは最早恋に近いのかもしれない。 と、ひとしきりエレン・ペイジを絶賛した後で言うのもなんだが、映画の脚本や演出ももちろん悪くない。若干ストーリーが陳腐で、シーンごとの繋がりに唐突感がある部分もあるなど編集の粗さも残るが、それ以上に心に一服の清涼感を残す快作。印象的なシーンを積み重ねて、確かな選曲でまとめたドリュー・バリモアの才能に拍手!自分も楽しそうに脇役を演じているのがまた良いね! 【枕流】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-26 00:39:38) (良:4票) |
《改行表示》3.《ネタバレ》 何も新しいことなどない。このフィルムがスクリーンに映し出すもの殆どが既にどこかで観たことのあるようなものであり、その物語も驚くべき何かがあるものでもない。しかし、それでいいのだ。そこにはアメリカ映画が培ってきたアメリカ映画としての、そして映画そのものとしての喜びに満ち溢れているから。 人間の感情というのは複雑でありながらも単純なものでもあり「喜怒哀楽」などという四つの漢字を複合することで表現することもできる。しかしながらやはりその四つの間は複雑さという幾層ものグラデーションとなり、それを映画に於いて描くことがどれだけ困難であるかは過去の成功には至らなかった映画たちが雄弁に物語っている。しかしながらこの映画はそんな映画たちを尻目に、満ち溢れた幸福感から途方もない絶望感へという途轍もなく広いふり幅を限りなく単純ながら繊細に描き切ってしまう。そしてそのふり幅をも圧倒的に振り切る喜びと爽快さをこの映画は魅せつける。それがアメリカ映画の素晴らしさだ。 そう、アメリカ映画の素晴らしさ、それは勝つことでの感動ではなく、「We are No.2!」という負けても自分たちを肯定する美しさを描くこと。つまり負けても、それは本質的な負けではないということ。だからこそより感動的なのだ。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-06-12 23:51:25) (良:2票) |
《改行表示》2.噂に違わぬ面白さ!ローラーゲーム? こんな競技知らんかった。 このゲームの迫力がなかなかのもの。 親の反対を押し切って、自分のやりたい事をやるっていうどこにでもあるストーリーだが、数多いながら全ての登場人物に愛着がもてるようになってるし、(ボーイフレンドだけが表面的にしか描かれてないのが惜しい)BGMも良い。 細かい部分のセンスもいちいち良い感じで、ほとんど悪い点が見当たらない。 「遠い空の向こうに」「リトル・ダンサー」のような傑作にまるで見劣りがしない、上級のベタ映画。 誰でも「面白かった!!」と思える作品ではなかろうか。 戦う女は美しい。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-06-07 12:05:38) (良:2票) |
1.《ネタバレ》 懐かしいなぁ、ローラーゲーム。すっかりルールを忘れてましたけど。ドリュー・バリモアの初監督作品って事ですが、子役時代から映画の現場をよーく知っているためか、手馴れた職人監督の映画みたいな風情。もう少しハズして壊れてるくらいの方が彼女っぽくていいんじゃない?とも思うものの、ここはきっちりと手堅く見事なガールズ・ムービーを世に送り出した事を褒めるべきでしょう。元々、洋の東西を問わず、このテの映画を私が悪く言う事は滅多になかったりするワケですが、何から何までベタであっても、物語が読めまくっても、一切退屈せずにワクワクと存分に楽しめてしまう、それはやっぱりこの映画に魅力が溢れているに他なりません。テキサスの片田舎を舞台に鬱屈した日々を送る主人公が自分を見つけてゆく物語。家族愛、友情、恋愛を散りばめて、それぞれにきっちりとケリをつけてゆく、それは予定調和の道ではありますが、きっちりとパズルを完成させてゆくような気持ち良さ。ちっちゃなエレン・ペイジがよく動き、いろんな表情を見せて好演しております。試合シーンでの一部のカメラワークに見づらいところがありはしたものの、意外なくらいにしっかりとした映画なのでした。この十余年、ドリュー・バリモアはフェミニズム映画の道を歩んでおりますが、出来不出来の差こそあれ、それがいつもちっとも嫌味のないものなので好感が持てます。この映画の主人公に対する視点が、まるで自分が成し得なかった夢を託そうとする主人公の母親の視点のように見えるあたり、ドリューの成長が感慨深いわぁ。蛇足ですが「ナイスジャンプ、イーブル・クニーブル」を字幕で「いいジャンプだったわ、名スタントマン」はどうなんでしょうね? 字幕を読んでも判らない事は自分で調べろって程度のスタンスでいいんでないの? 映画を見る事で様々な事に興味を持つ、それが映画の面白さなんじゃないかなぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-06-05 06:28:56) (良:4票) |