トゥルー・グリットのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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トゥルー・グリット

[トゥルーグリット]
True Grit
2010年上映時間:110分
平均点:6.75 / 10(Review 68人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-03-18)
ドラマウエスタンリメイク小説の映画化
新規登録(2011-02-04)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2018-08-27)【たろさ】さん
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監督ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
キャストジェフ・ブリッジス(男優)ルースター・コグバーン
ヘイリー・スタインフェルド(女優)マティ・ロス
マット・デイモン(男優)ラビーフ
ジョシュ・ブローリン(男優)トム・チェイニー
バリー・ペッパー(男優)ラッキー・ネッド・ペッパー
ドーナル・グリーソン(男優)ムーン
レオン・ラッサム(男優)保安官
有川博ルースター・コグバーン(日本語吹き替え版)
平田広明ラビーフ(日本語吹き替え版)
廣田行生ラッキー・ネッド・ペッパー(日本語吹き替え版)
島香裕(日本語吹き替え版)
塩田朋子(日本語吹き替え版)
脚本ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
音楽カーター・バーウェル
編曲カーター・バーウェル
ソニー・コンパネック
撮影ロジャー・ディーキンス
製作イーサン・コーエン
ジョエル・コーエン
スコット・ルーディン
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ
デヴィッド・エリソン
配給パラマウント・ジャパン
美術ナンシー・ハイ(セット装飾)
ジェス・ゴンコール(プロダクション・デザイン)
衣装メアリー・ゾフレス
編集ロデリック・ジェインズ
録音スキップ・リーヴセイ
グレッグ・オーロフ
スタントケイシー・オニール
その他カーター・バーウェル(指揮)
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14.《ネタバレ》 コクバーン、マティ、ラビーフ目が離せなかったですね。 少女の行動力や大人に物怖じしない感じ、物語の全編にわたって、貫かれていました。 この映画には撃った者と撃たれた者の会話がいくつか描かれます。 不思議ですよね、コクバーンとラビーフ、マティとチェイニー、有無を言わさぬ関係性を決定づけそうなはずなのに、その二人の会話には『そのことは、まぁ置いといて』みたいな感じですすみます。 そこのところが、なんとも単純でない深みみたいなものを感じさせてくれて、追跡の旅を彩ってくれました。 どう転ぶか見当もつかない乾いた暴力は、いかにもコーエン節で、そういった雰囲気も満足な作品でした。 ほんと語り口がうまいですね。
ろにまささん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-08-22 05:11:47)
13.《ネタバレ》 面白いわ~~~、観てて全然飽きないし、ずーっと見てられるのがいいわー。J・ブリッジス、M・デイモン という巧みな二人がさすがだよね。そこにヘイリー・スタインフェルドがその二人に負けずに存在感を発揮してます。この子は本作がデビューで当時ほんとにまだ14歳というのがいやほんとスゴイ子やわ。いや~ほんと面白かった!良い映画でした。
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-09-28 07:05:34)
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12.《ネタバレ》 トゥルー・グリット=本物の勇者。いいタイトルですね。 久々に面白い本物の西部劇を堪能できました。 14歳の少女が魅力的ですね。 三つ編みで勇敢な姿が「大草原の小さな家」のローラみたいに思えました。 この少女が殺された父の敵を討ちに、飲んだくれの保安官とテキサスのローンレンジャーの凸凹コンビと旅をするわけですが、途中、ぷっと笑わせてくれるところや、残虐なシーンもあって、どんどん惹きこまれていくわけです。 お互いウマが合わない3人が一つになる過程は、それぞれが相手を大切に想う気持ちから近づいてきているのではないかと思います。 最後、蛇に噛まれた少女を必死になって医者の元へ運ぶ主人公は、まるで父親のようでした。 14歳で経験したことが、腕を失くすという一生消えない傷になってしまいましたが、25年経っても、二人の男に会いたいという願い、痛いほど伝わってきました。 エンディング・ロールで初めて、主演がジェフ・ブリッジスとマット・デイモンだと知りました。彼らは本物の役者ですね。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-08 05:09:35)(良:1票)
11.《ネタバレ》 普段は飲んだくれて足元も覚束ないダメ親父のコグバーン保安官だが、敵を前にした時の鋭い眼光はやはり只者ではなく、ジェフ・ブリッジスの演技にハズレはない。14歳でエディ・マーフィ並のマシンガントークを発揮するヘイリー・スタインフェルド嬢も素晴らしく、彼女を抱えて星空の下を駆けてゆくコグバーンの姿に涙が出そうになる。結局、復讐から得たものは何だったのか?彼女は片腕を失い、心強い仲間だったコグバーンとテキサスレンジャーのラビーフには二度と会うことはなかった。正統派西部劇ながらも、随所にコーエンらしさが発揮された作品。
フライボーイさん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-07 14:18:49)
10.骨太で味のある西部劇。オリジナル版よりも面白かった。ジェフ•ブリッジスの存在感と茶色がかった色調の映像美にシビれた。ラストも良い。
枕流さん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-31 08:00:42)
9.内容もいいけど、映像がずば抜けて美しい。
さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-08-18 11:18:30)
8.《ネタバレ》 オリジナルより良かったと思います。西部劇特有の荒削りな感じを残しながらも、随所に繊細な演出が盛り込まれる。コーエン兄弟もオーソドックな作品が撮れるのねと、妙に感心しました。きっと西部劇が好きなのだと思います。ほぼオリジナルと同じ構成だけど、カットしてあるところもあれば、伸ばしてあるところもある。その匙加減が巧妙で、オリジナルの良さを損なわずに面白さを上乗せしている印象です。オリジナルはラストの無謀とも思える撃ち合いで「トルゥー・グリッド=真の勇気」を象徴していたようでもありましたが、本作はメインキャラ三名の三様の勇気を表現しているように見えました。マティの挫けない意志の強さはオリジナル通り。最初はその真っ直ぐすぎる姿勢に反感を持っていたラ・ビーフもやがて彼女を認めます。そのシーンが印象に残っていて、反感を持っていた年端も行かぬ少女を認める姿勢もひとつの勇気なのだと思います。コグバーンの勇気は4名を相手にした撃ち合いではなく、毒蛇に噛まれたマティを抱えて夜通し走るところに感じました。勇気というよりガッツかな。復讐譚ではありますが、見どころいっぱいで満足しました。マティを演じるヘイリー・スタインフェルドの、女優歴の浅さを感じさせない堂々とした演技に感心。蒼井優と宮沢りえをミックスしたような容姿で親近感が湧きます。ジェフ・ブリッジスはオリジナルのジョン・ウェインとスネーク・プリスキン(「NY1997」のカート・ラッセル)のミックスでした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-04 01:38:28)
7.《ネタバレ》 8ヶ月前の映画館観賞以来。型にはまった西部劇ではなく変化に富んだ展開で最後まで釘付けでした。少女を病院に送る老骨保安官の熱血ぶりに拍手。今年の1、2を争う映画館観賞となりそうです。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 8点(2011-12-25 00:53:12)
6.いや~ 期待通りでした、面白かったです..シリアスで、台詞がよく効いてて、無駄なシーンがまったく無い、映画はこうでなくっちゃ~いけない..ただ、終盤のヘビのくだりは、いらなかったな~ クライマックスも、あっさりしすぎ..アッと、驚かせるか、捻ってほしかった..序盤から終盤にかけては、文句なく10点満点です..残念...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-26 12:52:49)
5.《ネタバレ》 男臭い映画を撮らせたら恐らく現役の監督の中でも一番ではないかと思うほど男臭い映画を上手く見せる。いや、見せるというよりは魅せる。魅了することの上手い監督、それがコーエン兄弟である。私はそう思っている。そして、コーエン兄弟に西部劇、これは絶対に大きなスクリーンで観るべき映画であると思って観てきました。コーエン兄弟らしく徹底した男臭さ、それは男だらけの中で唯一の女性、父親を殺され、復讐の為に執念を燃やす女、マティにしても男ぽいのである。気の強さ、それは銃を向けられても、相手に向ける時も女というよりも男のような感じが常に漂い続けている。ジェフ・ブリッジス演じる保安官コグバーンと共に馬に跨り、森の中を歩くシーン、西部劇ならではの力強くて美しいショット、空に鳴り響く銃の音、川辺の水の色、夕焼けの空の美しさ、何度となく降り落ちる雪の美しさも印象に残る。穴に落ちてしまった後、助けられるマーティと助けたコグバーン、蛇に噛まれた手から血を吸い取るシーンの惨酷さ、色んな意味で人生は惨酷である。星空の元、馬に乗る二人のシーンの何と言うべき美しさ、これは西部劇ならではの美しい映像である。大人になった彼女のラストの背中が語る人生の辛さ、父親を失い自分の片手までも失った彼女の辛さ、色んなものがこの映画を見ていると感じてきます。コーエン兄弟作品では「ノーカントリー」がアカデミー賞を獲得しているけれど、私は圧倒的にこの映画の方が素晴らしいと思うし、好きです。最後にしつこいようだけどこの映画を観て映画は、特に西部劇というジャンルは劇場で観る。劇場で観てこそだと改めて感じた次第であります。コーエン兄弟、次はどんなジャンルに挑戦してくれるのかな?個人的にはコーエン兄弟によるミュージカルなんて楽しそうです。
青観さん [映画館(字幕)] 8点(2011-06-16 22:43:09)(良:1票)
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4.《ネタバレ》  父の復讐という正当さを盾にしようとも、幾つもの骸を生み出す契約を結んだ彼女に、契約の代償という名の矛は突き刺さるのは当然であり、またそれを受け入れること、それを受け入れた力強さこそが、あのラストショットの背中なのだ。  彼女が蛇に咬まれた以降こそがこの映画で最も重要であることは誰にでもわかるだろう。彼女はコグバーンに馬に乗せられ、幾つもの骸を見つめ、峠を越え、そして愛馬をも失う。果たして復讐とは一体何なのかと自問自答するのだ。正当な交渉と契約をも無効にしてしまう復讐に意味はあったのであろうかと。 しかし過去は取り返せない。復讐を果たした彼女の宿命、それは片腕を失い、孤独となり、また過去の戦友と再会することをも許されない。それでも彼女は凛と力強く歩いて行ける。そんな彼女をいつまでも見守っているかの様にコグバーンの墓石が彼女の背中を見つめている。この時のショットの力強さに圧倒され、この力強さにはイーストウッドと似たものを感じた。
すぺるまさん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-13 11:27:56)(良:6票)
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3.映画「トゥルー・グリット」を見てきました。  1969年のジョン・ウェイン主演の「勇気ある追跡(原題トゥルー・グリット)」のリメイクです。   おもしろかったです。 重厚で、かつコミカルで、そして胸に訴えかける演出が秀逸です。  主演のジェフ・ブリッジスが良かったですねえ。 多分にジョン・ウェインを意識していたのでしょうが、彼の演技力はジョン・ウェインを超えたと思います(貫禄はジョン・ウェインの方が上ですが...)。   ストーリーはオリジナルそのものなんですが、コーエン兄弟の演出は見事です。 残酷シーンでも意外とあっさりと撮っていて、拒否反応はありませんねえ(と言うより、私が慣れてしまったのかな?)。  言うならば、オリジナル版はジョン・ウェインを見る映画で、今作はコーエン兄弟の演出を見る映画だと思います。   やっぱり、西部劇はイイ! 
ミスプロさん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-02 18:36:44)(良:1票)
2.《ネタバレ》 ストーリーは特段面白くはないが、主役の少女の演技が秀逸。馬に乗り医者を捜すシーンの映像が美しい。残酷な場面もサクッとみせるところはコーエン兄弟ならでは。
kaaazさん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-27 10:40:37)
1.《ネタバレ》 「ノーカントリー」「シリアスマン」と、一見しただけでは映画全体をつかみ辛い作品の続くコーエン兄弟だが、この「トゥルーグリット」は王道。父親を殺した男に罪を償わせるため追跡する少女の成長物語になっている。この少女役のヘイリー・スタインフェルドが出色。大人たちを口で言い負かしながら、犯人に近づいていく猛々しい姿に惹きこまれる。回りを固めるジェフ・ブリッジス、マット・デイモンもそれぞれ魅力的だ。実はこの映画、銃で命中させることができるかどうかが物語の伏線として所々に盛り込まれている。ワンチャンスに、一発の銃弾。それを命中させられるかどうかが生死を分ける。相手が丸腰でも先に引き金を引いてきたブリッジス演じる保安官と、迷いから的を外したことのあるデイモン演じるレンジャー。銃撃シーンに派手さはないが、彼らの思いとコーエン兄弟こだわりの構図が相まって緊迫感に満ちている。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-21 12:01:34)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 68人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
434.41%
5811.76%
61522.06%
72435.29%
81420.59%
934.41%
1011.47%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.57点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.16点 Review6人
4 音楽評価 6.66点 Review6人
5 感泣評価 6.20点 Review5人
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【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ジェフ・ブリッジス候補(ノミネート) 
助演女優賞ヘイリー・スタインフェルド候補(ノミネート) 
監督賞ジョエル・コーエン候補(ノミネート) 
監督賞イーサン・コーエン候補(ノミネート) 
撮影賞ロジャー・ディーキンス候補(ノミネート) 
音響賞スキップ・リーヴセイ候補(ノミネート) 
音響賞グレッグ・オーロフ候補(ノミネート) 
美術賞ナンシー・ハイ候補(ノミネート) 
美術賞ジェス・ゴンコール候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞メアリー・ゾフレス候補(ノミネート) 
脚色賞ジョエル・コーエン候補(ノミネート) 
脚色賞イーサン・コーエン候補(ノミネート) 

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