《改行表示》34.爽やかでストレートな作品。 最初はドリスの事は気に入らない。 なんだこんなヤツ・・となじめなかったが、次第に素直で行動的でいいヤツなんだと思えた。 フィリップとドリス、油と水ぐらい違うのにフィーリングはピッタリ。 そこが面白い。 周りは振り回されて大変ですけど(笑) 病気ネタで涙をさそったり、笑わせようと芝居し過ぎたりが嫌いな私。 主演ふたりの自然さがとても良かった。 小ネタはいろいろ笑えたが、特に「モップ頭」と「木が歌ってる」がツボでした。 【たんぽぽ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-08-22 22:21:47) (良:1票) |
《改行表示》33.《ネタバレ》 あーめっちゃ良かったです。 まずお話しに複雑なところがなく理解しやすかった☆(私は複雑なストーリーだとしばしば間違った考察をしてしまうので) フィリップさんの笑顔がとても素敵です。これって演技なの?本当に心から笑っているようにしかみえません。私はテレビや映画をみて、声を出して笑うことはめったにないですが、こちらの映画では結構声を出して笑いました☆一番笑ったのは、オペラの森のところです、ゲラゲラ笑った、もう1回みたい、このときのフィリップさんの笑顔が本当に最高、人を幸せにする笑顔です。 ドリスはストレートにありのままにフィリップさんを支えるところが良い。まわりくどいところがないのも良い。 最後の方のシーンで、ドリスに連れてきてもらって海の前でフィリップさんが涙ぐんでたシーン、こちらも泣きそうになった。いろんなことが起こったフィリップの人生、そのフィリップにしか分からない辛さとかやるせなさとかが込み上げてきたんじゃないかな。私はそう感じてきて泣いた。本当にみてよかった。 【ブリーバンデカンプ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-25 02:07:46) |
《改行表示》32.観終わった率直な感想が「あ、コレはおもしろいわ」と純粋に思えた。 泣ける!とかじゃなくて、心がじわっと暖かくなる。好きだわーこの映画。 ドリス(黒人)がイイ奴でもワルイ奴でもなく、ただ型破りな人間なとこが良い。 そしてそれを否定もせず、受け入れているフィリップ(富豪)もまた良い。 まるで正反対の2人が、パズルのようにピッタリと組み合う素晴らしさ。 とてもいい人間ドラマの映画でした。実話が元ってのがこれまた驚き。 9点つけるか、8点に留めるか、迷うなこりゃ。 余談になるけど、フィリップの含み笑いが好き。 打ち解けた助手のイヴォンヌもいい味を出してて好き。 全体的にキャラクターの個性がどれも魅力的で好き。 観終わってスッキリできる良い映画。 【愛野弾丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-03-09 17:56:54) |
《改行表示》31.《ネタバレ》 これが実話っていうのが凄い。障害者の大富豪と貧しい黒人青年。描き方によっては重く、暗くなりそうな題材を、明るくポップに仕上げた作品。不謹慎になるかならないか、かなり際どい絶妙なバランス。でもそれがこの映画の魅力になっていそうです。『心のバリアフリー』とでもいうのでしょうか。『富豪』『障害』という肩書きを完全にスルーしちゃうドリスに、フィリップだけでなく、見ている私達も爽快な気分を味わうのです。 こーゆー作品にしてはユーモアのセンスも抜群。『絵』のくだりは最高。『白いキャンバスに鼻血つけただけじゃん。俺が描いてやるよ。なんなら青いペンキも足してやるし。』に始まり、ドリスの絵が売れるまでのコント劇。11,000ユーロで売れたときは『売れたっっ!』って笑いが止まらんかったです。芸術って何なんでしょう。ついた金額がその絵の価値を決めるのか? フィリップのラブレターを小馬鹿にするシーンも面白い。そういった意味では、心温まるヒューマンドラマというだけでなく、ちゃんと『映画』というエンターテイメントに昇華されているのが素晴らしい。 サイドエピソードについてはやや詰め込みすぎ、説明不足、消化不良気味であることは否めません。フィリップの娘。ドリスの家族。抱える問題がどのように解決され、今どうゆう状況になったのか、肝心なところが明かされないままです。ですので、ちょっとすっきりしない部分は残ります。 とは言え、ハートフルでプチサクセスなコメディドラマとして、見る人を楽しませてくれる作品なのは間違いないでしょう。 【たきたて】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2020-01-19 11:30:45) (良:2票) |
《改行表示》30.《ネタバレ》 仏映画らしい、おしゃれで良質な作品でした。 実話に基づき、フィクションを極力排したのでしょう。 起伏に乏しいストーリーで、面白味はあまり感じないのですが、映像と音楽はとてもきれいで、心に温かみが残る作品です。 主演男優二人も好演 障害者役の俳優は、体を使えない分、表情で演技していました。 黒人俳優は、ダンスがキレッキレでした。この役をエディ・マーフィやウィル・スミスが演じると、どうなっていたでしょうね。 ハリウッドのハチャメチャ映画に飽きてきた人には、口直しに持って来いという作品です。 【TerenParen】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-08-03 19:28:13) |
29.《ネタバレ》 ここ数年で一番良いと思った映画。邦題とパッケージの写真から、何となく勝手にストーリーを想像して、観るのを敬遠していたが、いい意味で予想を裏切られた。特に音楽が良い。表面では好きなことを言い合っているドリスとフィリップだが、美しく静かなピアノの旋律が2人の内面を語っているようで、胸を打たれた。あまりに良かったので、サントラまで買ってしまった。 【クロリン】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-03-08 21:35:58) |
28.得体の知れない介護人について心配する友人に対してフィリップが言う「彼は同情しない」という言葉が二人の関係の原点なのだろうと思う。ほぼ全身が不随となった人にはどうしても腫れ物に触るような対応になってしまうだろうが、相手がどういう境遇だろうが思ったことを正直に言う嫌みのない主人公の言動に劇中の周囲も乗せられてくるし見ているこちらも応援したくなってくる。ドリスの一見乱暴とも取れる言葉をいつも満面の笑みで聞いているフィリップの表情が印象に残る心の温まる映画であった。好み40/50、演出12/15、脚本9/15、演技8/10、技術9/10、合計78/100→8/10点 |
《改行表示》27.実話もの。 障碍者が主人公のお話。 タイトルだけを見ると、こういう話だとは想像も出来ないのがちょっともったいない。 見終われば、これ以外のタイトルは思い浮かばないのだけど。 重くなりがちなテーマがコメディタッチに描かれている。 笑ったことに罪悪感を感じるほどブラックな部分もあり、実際に障碍者の方が見たらどう感じるのかと、少し気になってしまった。 素直に感動すると思うので、多くの人に見てもらいたいです。 【めたもん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-10-05 09:24:21) |
《改行表示》26.《ネタバレ》 開始数分で「この映画好き」となる作品は久しぶり。 言葉では説明できない絆。感動ゴリ押し映画ではなく、時間をかけてじんわり温まるヒューマンドラマ。最後には、ほろりと一筋の涙。 異色の男二人が主人公で最初はどうなることやらと思ったが、二人の人となりが描かれていくにつれ、この映画が終わらなければいいのにという心地よさも感じることができた。 屈託のない笑顔を見せ合える伴侶がいるっていいですね。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-06-03 23:16:19) |
25.《ネタバレ》 全くタイプの違う二人がここまで意気投合するとは・・。特にこれというシーンがあるわけではないが、全体的に楽しく癒されるさりげないシーンの連続でまたいい映画だなと感じました 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-01-16 00:40:17) |
|
《改行表示》24.かったるいタイトルで敬遠しがちだが案外見れたもの?いやいやけっこうグイグイ引き込まれる感じで。 お金持ちだから成り立った話ではあるけども。少しでも障害者の方へのエールになれそうな、そんな絆のパワーを感じた。良作です。 |
《改行表示》23.異なる二人だからこそお互いの刺激になるってことか。 二回目視聴 楽しめた!生活に少し変化を受け入れてみる。そうすれば新しい自分にであえるかも。●お互いに何か足りないふたり。だけどふたりは互い刺激しあって補い合う 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-01-05 17:48:58) |
《改行表示》22.5分くらい観て、これは面白くなりそうと思える映画。 実際最後まで眠くなること無く一気に見れる。 実話に基づいたらしいが、設定ストーリーなどが良かった。 ちょっとモヤモヤしたのは辞めた理由。 現実の方で映画にできないようなことがあったのだろうか? そこの部分が説明不足と感じた。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-11-19 02:10:20) |
21.《ネタバレ》 テレビで放送される身障者を扱った番組で時々感じるのは、製作者側である健常者の視点からの遠慮や気遣いだ。弱者への思いやりと言えるのかも知れないが、本音を押さえた上辺だけの偽善の行為とも感じられる。義務感だけで、あるいは善人としての満足感を得るためにやっている、と見えてしまう。そんな私からすると、映画ではあるものの、しかもコメディーではあるが、この主人公の言動は衝撃的だった。身障者への気遣いがない。相手のハンデをそのまま露骨に言葉にする。自分が良いと思ったことはそのまま相手に勧める。例えて言うなら、そう、自分と身障者の違いを、あたかも、年齢や性別や人種の違いと同列に扱っているのだ。「お前は若いからそう思うのも仕方が無い」というような感じで「お前は全身麻痺だからそう思うのも仕方が無い」とあっさり言うような感覚。相手の状況はそのまま受け入れるが、言うべきことは遠慮なく言う。良かれと思うことはとことん勧める。おそらく、本来、人が対等に付き合うとはこうあるべきなのだろう。何よりすごいのはこれが実話ということだ。それゆえ、感動が半端ではない。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2015-11-15 21:56:02) (良:1票) |
《改行表示》20.《ネタバレ》 ずっと笑いっぱなしで観ていたのに、最後にフィリップが見せたなんともなんとも表現しがたいプチ泣き笑いに思わず貰い泣き。 そのままピアノの心地良い響きとともに気づいたら嗚咽が出るほど泣いていた。 また私の大好きな「悪人の出てこない映画」にあたったようで嬉しい。 でもフィリップの堪忍袋の広さには「本当に実話か?」と首をひねった。 ドリスの最初の頃の一貫した粗野な振る舞いによくぞ我慢できたなと驚く。 こういう人は往々にして頑強で偏屈で少しのミスも許せなくてイライラするタイプかと思っていたから(案の定最後の方ではそういう態度になってたし) 個人的にはドリスがもっとクラシックやオペラにハマったシーンを見たかった。 【りんす】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2015-10-19 12:15:39) |
19.社会からのドロップアウト組ともいえる立場に甘んじてた、資質の違う者同士が出会って、ぶつかり合って、友情で結ばれて人生のリングに再度躍り出るお話。事前情報で想像はできたもののやっぱり良い題材だし、画の取り方やBGMのセレクトなど、演出もまたセンス良し。無作法でも情に厚いチンピラと偏屈でも知的なロマンチストという取り合わせはありきたりだけど全体的に良かった。感動というより感激させてくれた映画でした。多くの方が仰るようにタイトルだけは難があるので、スターウォーズのEP6みたいに後付けで変えてもいいかと。 【役者の魂】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2015-03-16 04:42:18) |
18.《ネタバレ》 自称「口が悪いけど、根はいい人」が出てくる映画とばっかり思っていました。その実、単に無神経なだけってヤツです。しかしドリスの生活の有様が丁寧に描かれているので、悪いことが起こる気がまるでしない。いい子なんだもん、前科はあるけどね。だから、心安らかに観ることができました。「彼は、わたしのに同情しない」。ドリスの差し手はトリッキーなのですが、堺雅人風の受け口の笑顔がチャーミングなフィリップの上品さがそれを受け倒してできた物語だと思います。よかった。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-11-01 00:19:23) |
《改行表示》17. 観ていてとても心地いい映画だった。なにもかもが丁度良い。撮り方も、演出も音楽も全てが。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-05-31 19:50:45) |
16.実話ベースは美談になりがちなので好まないのですが、まったくのフィクションとしても面白い映画でした。セリフを含めた脚本も凄く良かった。白人の大富豪と貧民の黒人という組み合わせで、しかも障害を取り扱うなんて、アメリカ映画には出来にくい作風、フランスだから出来たかもしれませんね。リメイクの話も有るようですが、一発目で扱うには誤解が伴う題材です。国・街・家庭・人によって【常識】は様々。その相性が合うと、お互い刺激になり成長を促してくれる。この二人は常識の相性が良かったんでしょう。見ていて小気味好かったです。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-05-06 20:06:57) |
《改行表示》15.「面白い」と単純明快な一言で表現できる素晴らしい娯楽作品。物語進行に深みはさほど無いし、難解な主題があるわけでもない。 健常者と障がい者の間の深い溝を埋めるのは同情という安っぽく高圧的な感情ではなく、共感という基礎的な心持ちから始まるのかもしれないと本質的だが忘れがちな事実をこの映画で再確認出来た。 【鈴木】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-05 23:44:52) |