27.《ネタバレ》 あまりミュージカルは得意ではないものの、エディ・レッドメイン目当てで鑑賞。レ・ミゼラブルのあらすじはなんとなく知ってたもののちゃんと見るのは初めて。まあ今更ストーリーどうこういう作品ではないと思いますが、ラストの「行きましょう、二度と鎖につながれぬ所へ」の逃亡後もずっと鎖に繋がれ続けていたジャン・バルジャンの心がようやく解放され、民衆の歌へ続く流れはグッときました。ラッセルクロウの歌声は味があっていいですね。ヒュー・ジャックマンをメル・ギブソンに何度も空見してしまいました(笑) 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-05-16 00:38:39) |
26.舞台版を見ている側も飽きさせない、舞台では表現できないことが、沢山あるので楽しめます。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-04-21 21:47:45) |
25.「パンを盗んだジャンバルジャン」くらいしか知らなかったレ・ミゼラブル。ミュージカル作品であることと長さで敬遠していた宿題作をやっと鑑賞。なんとも豪華な出演陣。しかしながら全編歌ものなのは個人的には苦手。ただそれを凌駕する作品の力強さに感服。良かったです。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-05-07 00:46:26) |
24.劇場で初めて観た時の衝撃が大きく、その後繰り返し観たり、数か月に渡りサントラを聴き込んでいたら、興奮も落ち着いてきました。一般人をミュージカルの世界にいざなう事の出来る、貴重な映画だと思います。ラッセル・クロウは酒を飲んで女を殴ったり、弱い者をいじめそうなイメージがあるので、彼のジャベール役はどうも馴染めませんでした。コゼットちゃんは育つの禁止です。 【DAIMETAL】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-08-17 07:21:34) (笑:1票) |
23.アンハサウェイの演技がとても良かった。ゆめやぶれて、でグッときました。が、スーザン・ボイルよりは説得力に欠けます。 【ギニュー隊長★】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-14 23:49:32) |
【ワカサ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-14 23:37:45) |
《改行表示》21.とても有名で大好きな物語ですが、ミュージカルは見ていませんでした。そういう見地からの感想は、ストーリーの運びが雑だなあ、ということです。それは唄に時間を割かねばならないからしょうがないのかもしれません。 また、ミュージカルの好きなぼくとしては、アップばっかりでつまらなかった。ソロだからといってもその人だけに寄り切らなくてもいいと思うのです。 ……大きく言って、その2点が不満でした。 しかし、唄を同録で録るという手法は画期的でした。 その知識はなく見たのですが、見ていて普通のミュージカルと違うこの感じはなんだろう?と思い、みな口パクではなく実際に歌っていることに気づいた時には鳥肌が立ちました。口パクではなく生で歌うことが、これほど唄の感情を伝えるとは思いもしませんでした。映画では技術的にそれは今まで困難だったし、映画でもMVでも口パクが普通のことと思っていました。この映画は、ミュージカル映画にまったく新しい次元をもたらしたと思います。 【とと】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-25 03:36:48) (良:1票) |
20.普段ミュージカル映画は観ませんが鑑賞後の後味の良さは最近見た中でも一番でした。とてもさわやかな気分にさせてくれる映画でした。 【ポン太氏】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-16 13:04:36) (良:1票) |
19.《ネタバレ》 全編に渡ってセリフを全て歌にのせてるのには驚いた。話もわかりやすく、なにより歌の素晴らしさに感動させられっぱなしでした。 【しっぽり】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-15 16:49:12) (良:1票) |
《改行表示》18.《ネタバレ》 原作未読で観ました.ファンテーヌとコゼットの2人が素晴らしい.ラッセルクロウも,皆さんの評価は良くないようですが,個人的には気に入っています. 急に市長になったり,展開について行けない部分が多かったことは確かですが,それが気にならないほど映像と歌に引き込まれてしまいました. Dreamed a dreamのシーン,Bring him homeのシーン,ラストのコゼットが「You will live! Papa! You are going to live!」と歌うシーンの3回,鳥肌が立ち,涙しました.原作を読みたいと思いました. 2ルームで交互の上映ということもあって,映画館で1人(シアタールーム内に1人)で観ました.ちょっとラッキーでした. 【ursla】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-11 23:46:19) (良:1票) |
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17.《ネタバレ》 ◇ミュージカルとはいっても、すべてセリフが歌になっていると思っていなかったので、ちょっとびっくりしながら見始めたものの、だんだん違和感がなくなって、最後にはちゃんと感情移入できてよかった。◇ミュージカルって、ストーリーや出演者の心情をちゃんと説明してくれるから理解しやすくて便利だなぁ、と改めて実感。◇「あゝ、無情」の世界観が、映画だからこその臨場感で表現されていて、見る価値ありました。ジャンバルジャンの最後、フォンティーヌの歌、文句なしに感動。◇余談ですが、ラッセルクロウが(役作りで太ったせいか)タカ&トシのタカに見えてしまい、若干集中力をそがれたのが残念。 【ハクリキコ】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-02-11 11:09:44) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 お断りしておきますがミュージカルファンです。東宝で2度観たことがあるけど、とにかくエポニーヌの「on my own」が大好きで。案の定、映画でもこの曲がらみの前奏が聞こえただけで目からは勝手に涙が大量に(もう条件反射)。隣の人は引いてるだろうな~と思いつつ、体震わせて全編ほぼ泣いてました。でもこの涙は映画によってもたらされたものではなく、私にとっては「最高に完成された音楽」のせい。たとえ目をつむっていたとしても、自分は同じくらい号泣していただろう自信があります。ここからが映画の感想になるのですが、当たり前のことながら、やはり映画は生々しかった。生々しいことの良さが、冒頭のシーンや下水道のシーン、ラストのシーンで感動となって降ってくるんだけど(パリの雰囲気や下水道の中なんて、自分の想像力を遥かに超えていた。素晴らしい!)、生々しいことの辛さの方が今回多かった。「革命」ということを、自分の中で美化しすぎていたというか。死体を累々と並べられ、子どもが光を失った目を開けたまま放置されている。革命って、人が死ぬって、こういうことなんだと、舞台ではオブラートに包まれていた部分がすごく生々しく迫ってきました。でも、舞台では決して伝えきれないことを伝えている、という面では、完全ミュージカル形式の映像化、という試みは成功しているのではないでしょうか。とにかく原作に力がある。音楽に力がある。そして主演クラスの男優女優の歌もそこそこ成功している。一度は観て、そして舞台に観に来て、と言いたくなる作品です。 【ゴールドベリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-05 20:36:21) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 舞台版を本場含めて数十回鑑賞している25年来のレミゼファンとして、歌唱力で合格だったのはフォンティーヌ、エポニーヌ、マリウスぐらいでしょうか。ただ、映画として見た場合は、このキャスティングで良かったんじゃなかったかなぁ。どんなに歌がうまくても、ビジュアルがちょっと残念だと舞台ではOKでも、映像ではつらかっただろうと思われ。ジャベールの歌はかなり残念な感じでしたが、演技力でカバー(笑)連れて行った小3の甥っ子が、印象に残ったシーンが学生たちの革命シーンとジャベールの自殺のシーンを挙げてました。せっかく助かったのに死んじゃった理由を自分なりに考えているのを見ると教育上も良い映画のようです。 【HIDUKI】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-30 23:21:14) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 もともとミュージカル映画は好きなほうで、過去の代表的な名作はかなり観てきました。それにしても、この映画ほど徹底して通常のセリフを排除した作品は記憶にありません。主要登場人物には少なくとも1か所ずつ独唱の場面があり、俳優としての力量を問われるシーンでしょうが、どれもこれも見ごたえありました。原作未読でしたが、今後読んでみたくなりました。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-27 18:11:34) (良:1票) |
13.直球ど真ん中の良い映画。まさか泣くとは思ってなかった。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-22 20:46:27) (良:1票) |
12.ミュージカルが嫌いでも、文芸作品が嫌いでも、映画が好きなら見ておくべき映画だと思いました。時代の大波に揺られる人々を、コンパクトにまとめています。結構な本数の映画を映画館で見てきましたが、初めて上映が終わった後に、パラパラでしたが、拍手が起きました。拍手したくなる気持ちも納得の映画でした。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-18 23:46:05) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 中学生の時に親から無理やり読まされた原作「ああ無情」の印象からか、ファンテーヌの最期はもっと壮絶でキチガイになりながら朽ち果てていった記憶があるので、あの死にざまは美化しすぎている。悲惨な人生には、悲惨な死を。ファンテーヌにはもだえ苦しむような死にざまがふさわしい。それがあってはじめて、ラスト、民衆の歌に加われるはずだ。 民衆の歌が終わってズバッと真っ暗になる潔さに泣いた。同じ1800円でも、長く映画館にいられるわけだからお得。 【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-17 22:25:06) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 19世紀全体小説(物語+ルポルタージュ+社会評論という意味)をきちんと映像化したという意味では満点。私、完訳をすべて読んだわけではありませんが、たとえば下水道に落ちると、パリの下水道の歴史、実際の様子などが数百ページにわたって綴られてたりして大変なものなんですよ原作は。それが映像化により眼でわかる形になってます。それから、この革命は「フランス革命」ではなく「7月革命」。ジャン・バルジャンとジャベールの話は、ほんの40年前だったら教科書等に載ってた「銀の燭台」や、テレビドラマ「逃亡者」を通じてわりとみんなが知ってるストーリーだったんですけど、今は知らない人が多いのね。さて、ミュージカルとして。最近のブロードウェー作品は、キャッチーな旋律を持つ「曲」で組み立てるのではなく、何度もくり返し歌われる「モチーフ(出るたびに違う歌詞だったりする)」をメインに据えた形式が多く、オペラの伝統がない日本人にはとらえにくいようですが、そこんとこはしょうがないかもね。ただ、台詞主体でこのストーリーを進めたら、暗さの極みで陰々滅々な展開に感じられたと思いますよ。歌唱の巧拙はみなさんが書かれてるとおり、ラッセル・クロウ、歌っちゃいけない。ヒュー・ジャックマンの意外なうまさとアン・ハサウェイのがんばりでなんとかささえられたね。クロースアップの多用は、賛否がありますが、さまざまな「歯の汚さ」などをきちんと表現しててリアルでした。だから、死者としてのファンテーヌの歯が光り輝いてるわけで… 「老い」以外は「スッピン(に見える)」メイクだったのもうまい。最後に、ヘレナがミンチ挽きはじめたときは大笑いさせてもらいました。それと、サシャはHugoがらみの作品だと、チンチン出さないでも納得してるのかね? 【shintax】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-15 17:51:42) (良:1票) |
《改行表示》9.ミュージカルで3時間弱はつらいなぁと思いながら見に行ったのですが、思った以上に楽しみました。 オープニング、アンハサウェイの髪が切られるあたりからすっかり引き込まれました。ヒュージャックマンがのっぽさんに見えたり、ヘレナの白塗りの顔に、スウィーニートッド?と思ったりはしましたが、クローズアップの多用のおかげで、逆に歌と歌詞に集中することができ、原作を知らない自分でも十分状況についていくことができましたし、歌声にも力がありました。知らなかったけど、ライブ録音だったんですね。 ぜひ映画館で見ることをお勧めします。 【なつこ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-09 21:04:20) (良:1票) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 映像のパワー、音楽のパワー、物語のパワーに圧倒された。そしてこれら映像、音楽、物語、それぞれのパワーがうねり合い、からみ合い、重なり合い、激しい力となって、押し寄せてくるようであった。まさに総合芸術としての映画の力の凄さを示す映画と言えよう。 題名のレ・ミゼラブルは悲惨な人々、哀れな人々とでも訳したらいいのであろうか。工場労働者、売春婦、反政府運動家など悲惨な人々が沢山出てくる。ジャン・バルジャンは正義に、警部は法に縛られてある意味、悲惨な生き方であったようにも思う。悪人の夫婦は貪欲さに、学生は社会正義に縛られていたと言えなくもない。コゼットの夫もその意味では愛に縛られているのかも知れない(恐らく彼は今後反政府運動に命をかけることもなくコゼットとの愛に生きるのであろう)。そんな意味では、この登場人物達、というか人間は皆何かに縛られた哀れな生き物、レ・ミゼラブルであるのかもしれない、うがち過ぎた解釈ではあるが。 最後に、自分が信じたもののために死んだ人を先頭に民衆が立ち上がるというシーンは、自分の信じたもののために進めという作者のメッセージ(たとえそれに縛られていようと、哀れであっても)のような気がする。 |