6.《ネタバレ》 オリジナル版も大分昔に見ましたが、ダークファンタジーの巨匠ティム・バートンはやっぱりこういう作品を作ると本領発揮しますね。キャラも一癖二癖あって面白いです。ライバル的な存在のキャラたちも普通ならただ嫌な奴で力任せに行動しそうなもんですが、ちゃんと律儀に筋を通すところが微笑ましい。スパーキーが利口で従順ですごくかわいらしく、うちの犬が亡くなった時と重ねてみてたので、最後の結末がファンタジーらしいハッピーエンドで良かったです。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2013-11-24 20:34:20) |
5.またまた風車小屋燃やしますか、燃やさなあきまへんか。律義ですねえ(笑)。秘密の実験により、死んだ愛犬を蘇らせてしまった少年、本来であれば、世間から隠れ、追いやられ、つまはじきにされる少年と犬の姿をもっと中心的に描いてしかるべき作品なんでしょうが、途中から完全に違う方向に暴走しちゃって、とってもイイ感じ。怪奇映画であると同時に、少年と犬の冒険物語の要素が、大きく膨らんでます。しかし、ただ暴走している訳じゃなくって、死んだ者を蘇らせるという禁断の行為を、それを戯れに行ってしまった友人たちに関しては否定的に描くための、大暴走クライマックスな訳で、これに対比する形で、主人公の少年のペットに対する愛が肯定的にクローズアップされる。ま、正直、あの犬の造形に関しては、ボンレスハムの類に見えて仕方ないんですけれども。しかし、見事すぎる人形アニメ技術。ここまでくると単に感心しててよいものやら、人形アニメ「らしさ」って一体何だろう、と戸惑いも感じます。昔の、多少ギクシャクしていたストップモーションアニメが懐かしくもあり。本作で、一部(背景の脇役などに)いくぶんギクシャクした動きが見られるのは、あるいは意図的なものなのかも知れないなあ、などと思ったりもします。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-10-05 11:54:58) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 ティム・バートンのアニメっぽさ全開のダークファンタジー。生と死をテーマにしてる分、映画の格が非常に高く感じられました。エンディングは賛否両論ありそうですが、個人的にはベストなエンディングだったと思います。にしてもおひげ君は何故おひげ君だったんでしょうね(笑) 【dy2cyr】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-04-30 11:15:16) |
【黒ネコ】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-04-20 18:15:25) |
2.《ネタバレ》 いやはや、、、不覚にもラストは泣いてしまいました。これは犬好きにはあかんわ~。なんたって、スパーキーが可愛すぎるんだもの。元々の実写版のやつが特典映像に収録されていたのでそれも拝見しましたが、ティム・バートンが自分の作品をアニメで作り直そうとした気持ちがよくわかります。スパーキーのシーンを、もっともっと増やして描きたかったんですね。そしてそれが見事に成功してる。個人的には、ここ10年くらいのバートン作品は毒っ気もストーリーの面白味も少ない無味乾燥な印象ばかりだったのですが、本作はやはり彼の原点のお話もあってか素晴らしい内容でしたね。死んだ生き物を生き返られるという不気味さと可笑しさの混在、やたらとヒステリックな隣人たち、そして水木しげるが描く妖怪みたいな子供達(笑)。そのどれもがバートンらしさ満点でした。あ、それからガメラみたいな怪獣も出てきたし。科学の先生や親が、死んだ者を復活するのは倫理的にどうなのみたいな話をちらっとしてたけど、その予定調和に収まらずに復活して終わらせる展開は、個人的には良かったです。ファンはもちろんのこと、多くの人が満足出来る内容になっていると思います。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-04-18 00:58:32) |
1.《ネタバレ》 『ビッグ・フィッシュ』以降のティム・バートンは腑抜けになったと思っていたが、本作は28年前の自作のリメイクなだけあって、かなり思い入れがありそう(ウィノナ・ライダーの起用が嬉しい)。バートンのB級映画愛が見事なまでに炸裂しており、日本の怪獣映画からの引用も多い。また、犬好きの方は号泣必至なので、ハンカチをお忘れなく(スパーキーがあんまり可愛いので、映画館の売店でぬいぐるみを買ってしまった)。ちなみに、『フランケンウィニー』の「ウィニー」は、オタクとか弱虫と言った意味があるそうです(犬の名前ではない)。 【フライボーイ】さん [映画館(吹替)] 8点(2013-01-03 10:08:01) |