《改行表示》14.《ネタバレ》 『アイアンマン』シリーズの1・2を、これはこういうもんなんだろうなー、まず受け入れないといけないんだろなーという温度で観ていた者にとって『3』は普通に面白かった。特に前半の暗さ、重々しさ、悪役の感じの悪さがとても良い。 いつも思うがアメコミ映画はSFとファンタジーを現代劇に突っ込むという滅茶苦茶な力技をやってのける。MCUの世界では科学は魔法と同義語だ。ゼスチャーで操作できる3Dスクリーンも観客を魔法の世界にいざなうための大事な小道具。実によく出来ている。 この作品ではとにかく演者がみんな良い。個人的にはトニー・スタークというキャラクターに初めて好感を持った。特に逃避行の際の感じの悪さが最高。あそこでいい人になってちゃ駄目でしょう。そして普通に喋ってても正視したくないガイ・ピアース、女刺客のステファニー・ショスタク、みんないい。 巷ではスーツが山ほど出てきたり遠隔操作するプロットを嫌ってる人も多かったようだが、こちとら特に思い入れはないので純粋に面白いアイディアだと思った。いろんな人に着せたりするのも。 全体的に重く始まったテーマをプロットで軽くしていくので後味が良い。なぜ思わせぶりな独白から始まるのか?と思っていたら・・・とか。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-09-27 22:11:42) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 なんて痛快なんだろう。今まで余裕綽々で嫌みな社長が身も心も大ピンチ。 1も2も見たけど正直社長はキャラクター的にあまり好きではないし、出まくるアクションフィギュアの波に「もういいだろアイアンマンは…。」と思って、本作も全く期待せずアベンジャーズ2のために見たのだが…謝ります、すいません。超面白かったです。 想像以上のサスペンス的展開とギャグの絡みがバランスとてつもなく良く、しかも次々と見せ場が用意されているので時間も忘れて映画に見入ってしまった。 敵のあの手この手と、次から次へとカードを出してくる展開は緊迫感を続けてくれますね。本当にアメリカ大ピンチ。 いつも通りの活躍がほとんど出来ないポンコツアイアンマン42号とほぼ生身で、敵に立ち向かったり、逃げたりする社長はカッコいいというより、面白い。 発明少年との子供レベルの掛け合いや、ファンとの遭遇、テロリストのボスの正体だったりとギャグもたっぷりあり全く飽きません。 しかも他のヒーロー達と、違って社長の生身はただの中年だから。結構ドキドキの味わえるバトルが面白いです。しかも今回の敵はかなり強敵。アイアンマンがポンコツなのか、敵が強いのかわかりませんが、とにかく接戦の激闘。たまりません。 そしてラストのアイアンマン軍団の登場、漫画ですね。いいですね。最高です。 そんでもって脱いでは着て脱いでは着ての大バトル。アイアンマンの大安売りも良い所です。もっとやれ! 「あぁ…映画館で見たかった…。」と、心から思う映画でした。 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-04-18 22:46:37) (良:1票) |
12.シリーズで一番おもしろかった!落下する人間を助けるシーンは、本当にスカイダイビングして撮影したそうですね。さらっと映してたけど、どうやって撮ったのかを知って尚更凄いなーと思った。トニーに惚れたので(笑)、またシリーズとして続けて欲しいなぁ。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-12-16 17:45:53) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 アイアンマンのメカがカッコいい。 アクションが切れがあってCGの作り方もセンス良いなと感心しました。 個人的にはビンテージものの時計がツボで(笑) 時計が出てくるたびにうふふふ♪と笑っちゃいました。 俳優さんが皆さん演技が上手くてとても満足。 もう一度観たい、仕事の疲れが取れる娯楽作品です。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-18 21:58:36) (良:1票) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 改行表示で読んで下さい。 アイアンマンとしてのストーリーは、終わってもイイし、続けてもイイような終わり方に 軽い消化不良を憶えましたが、アヴェンジャーズ2が上映決定した今そんな所も加味しているのかと思いました。 エンドロールが終わった後も続きがあります。 ○ ・いろんなアイアンマンが見れた ・人の限界と可能性を考えさせられた ・空のスタントがスゴかった ・装着の仕方やリモートコントロールの仕組みが面白かった。 ・デブのSPがイイ味でてた ・教祖役が某ナントカ・ラディンに似ててちょとシニカル ・結局全部アメリカ国内での出来事に安心感 × ・不眠症とか子供向きスト-リーでは無い ・大統領の扱いがぞんざいすぎる ・ドンチードルは居ても居なくても良かったのでは? ・アメリカンジョークがわかりづらかった ・あっさり持病を治してしまった アベンジャーズ2どうなるのか気になる・・・ 【はぶじ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-11 09:40:51) |
9.《ネタバレ》 監督がシェーン・ブラックに交代したのは、「2」がちょっとマッタリとしてたからか(あのオットリした感じも悪くなかった)、前監督ジョン・ファブローは製作総指揮にまわり、瀕死のホーガンの俳優として存在感を見せてます。 前半は不気味なエクストリミスの出現やスターク邸の崩壊(「アベンジャーズ」でスターク・ビルが破壊されるのにつづいて?)など今までになくヘヴィーな展開は「時流にのったか?」と思えたのですが、悩めるトニー(ロバート・ダウニーJR)が一時リッチライフから離れて、少年と行動を共にする雌伏をへて復活。 新しいパワードスーツ「マーク42」はパーツが遠隔操作できるのが画期的、それがフルに生かされフィールドが広がり、エアフォース・ワンからこぼれおちた多数の乗客ひろいあつめて救出のシーンも感激、フィナーレはアレが花火に! 格段にスケールアップしたSFアクションムービーは、ペッパー(グウィネス・パルトロウ)のまさかの特撮ヒロインも見られ、満足度高し。(そのノリは、アイディア満載の進化型ハード・ロック的?) ウォー・マシンからアイアン・パトリオットに転身したローディ(ドン・チードル)との連携もよかったんだけど、マヤ(レベッカ・ホール)だけはかわいそうでした。 悪役もガイ・ピアースとベン・キングズレーの二枚看板、ホワイトハウスは大統領ウィリアム・サドラーに副大統領ミゲル・フェラー(「ロボコップ」)となつかしい顔ぶれ。 トニー最後の決断は潔いですが、TONY STARK WILL RETURN(007のまね!)はアチラで? 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-10 07:05:02) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞、シリーズファンならば観に行くでしょう、トニーは基本的に不真面目キャラけど今回は比較的真面目に頑張ってました、コメディ要素が間引かれてややさびしいかも、、「さらば」とか言いながら続編あるのかな?エンドロール後にもカットがあるのでお見逃しなく 【追記】マーベル時系列鑑賞中 マイティ―ソーダークワールド ~ 本作 ~ キャプテンアメリカウィンターソルジャー 趣味で作っちゃったスーツを惜しみなく突っ込んだのは良かったですね。ラストも良い感じ。 ストーリーの方も意外性があって楽しめました。マンダリン、テンリングスとか、シャンチーに繋がっていくんですね。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-07 07:24:53) (良:1票) |
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《改行表示》7.《ネタバレ》 面白かった。 観賞するならIMAX 3D版を強くお奨めします。やはり迫力が違う。 最後のおまけシーンは別として、アベンジャーズ関連の描写は少なくアベンジャーズ未観賞でも支障は無いと思う。 意外にもグゥイネス・パルトロウが大活躍で、スーツは着るは超人にはなっちゃうわで楽しかった。「治療法がある」とあっさり解説されていたが、続編があるならば超人のままで引き続き活躍して欲しかった。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-06 12:01:25) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 今作は、ユーモアありペーソスありの完成度の高い作品。 (ユーモアというよりギャグ?) 前作までの監督から交代したことが吉と出たようです。 主人公トニー・スタークは、おちゃらけキャラながらもパニック障害もちで、「困った困った。あれが無いとどうしようもない。」と全くだらしない。 でも、キリアンからの仲間にならないかという悪の誘いにはキッパリと拒絶。 そう、アイアンマンスーツがあるからではなく、彼こそがアイアンマン。 「I AM IRON MAN!」 かっこ良さ過ぎます。 【ぶん☆】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-05 05:56:00) |
5.《ネタバレ》 前作(PART2)のつてを踏まないように、かなり作り込んだ印象を受けた。以下良かった点と悪かった点を上げます。良かった点・・・●敵がいい!ホット!最高にホットな敵。悪役はこうじゃなきゃね。●落下していく13人の人たちを救助するシーンが秀逸!科学的であり力技じゃないところがGOOD!●個性豊かなアイアンマンスーツのオンパレードが楽しすぎ!まさにザ・エンターティメント!●ラストの締めくくりのセリフ、「アイアンマンは俺自身」にシビレた!格好良い!●隠し味程度に入っている風刺が絶妙。●バトルシーンが一辺倒でなく、アイデアに溢れていた。次に悪かった点・・・●一人ぼっちの子供の生活実態が曖昧。●敵側サイドの主人公に対する行動が、殺したいの?利用したいの?どっち?で分かりにくい。●パニック障害を克服するシーンは一見感動的に見えるが、よくよく考えてみると主人公さん、眠れなくて機械イジっていろいろ開発してるやんけ!まぁね、言いたいことは分かるけど・・・子供とのふれあいでイメージアップ、てそんなアイアンマンには必要ないって私は思う。タトゥーしてたあんちゃん位が丁度いい。うん。とにかく総評しますと、すっげぇ大満足でした。そして・・・今度はどんなアイアンマンスーツが登場するのか、今からワクワクです。 |
4.《ネタバレ》 非常に楽しい、全2作と比べても一番楽しい。スーツが飛んできて装着していくのがカッコいいし爽快だ。今回はスーツの量産化と無人化と言うところに新鮮さを感じたが、これはスーツ自体を強化して続けるよりも良い選択だったと思う。敵が圧倒的に強い、あれやこれやと何回もいろんな方法でなんとか倒す、その辺りがまた良かった。今回もスタークのユーモアは健在で、激しい&緊張感のあるアクションの合間に絶妙にそれを入れてくるのが良い。少し残念だったのは、最後の方でサラッといろいろと重要な事を解決させてしまったことだ。え?それで片付けちゃうのって感じだった。ED後の字幕の意味が続編と言う意味なのか、アベンジャーズの続編のことなのかはわからないが、再びアイアンマンを見たいという思いは強い。 【スワローマン】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-01 17:16:51) |
《改行表示》3.IMAX3Dにて鑑賞。『アベンジャーズ』という特盛大サービスで観客の目が肥えてしまった後に、平常営業の単品作品をどんな形で出してくるのかという点に大きな感心があったのですが、その点、本作は映画としての完成度を高めるという地道な方法でシリーズを再開しており、大変好感が持てました。シリーズの功労者であるジョン・ファブローに代わり、質の高い娯楽作を多く手がけてきたシェーン・ブラックを新監督に抜擢した辺りに、製作陣の思惑が現れています。。。 本作の前半パートは驚くほど静かです。『アイアンマン』の新作とは思えないほど雰囲気が暗く、トニーからは前作までの破天荒さが消え失せています。『アベンジャーズ』で死にかけた経験から心を患い、ブルース・ウェイン並みにウジウジと悩む描写が続きます。おまけに、アーマーで敵を倒すという爽快な見せ場がまったくなく、アイアンマンの活躍を期待してきた観客にとっては拷問に近い時間が続きます。もちろんこれは監督の計算のうちであり、『アベンジャーズ』でパワーのインフレを目の当たりにした観客の意識を落ち着けるために、意図的にダイナミックな描写を避けているのです。。。 以上の通り、前半部分ではテンション下がりまくるのですが、その分は後半で一気に取り戻します。トニーが再びアイアンマンとして戦う場面の爽快感はシリーズ最高レベル。前半部分でチマチマと設定やドラマを作り込んできたことの成果が、ここで一気に披露されます。また、見せ場の素晴らしさにも目を見張りました。パワーのインフレを抑制するために生身の人間による格闘とアーマーによる戦闘が組み合わされているのですが、このバランス感覚が絶妙なのです。さらには、35体のアーマーが救援に駆けつけるタイミングも完璧なものだったし、壮絶な戦闘の合間に挿入されるユーモアも作品の質を向上させています。ここにきて、シェーン・ブラックの力量が炸裂しまくりなのです。。。 ヴィランに実力派俳優をキャスティングすることが本シリーズの特色ですが、本作ではガイ・ピアースとベン・キングスレイという最強のタッグが作品を大いに盛り上げています。特に、原作コミックでは最強の敵として名を馳せているマンダリン役を演じるベン・キングスレイの怪演には、目を見張るものがありました。ある意味、ヒース・レジャーのジョーカーをも超えてますよ。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-29 00:29:02) (良:3票) |
《改行表示》2.《ネタバレ》 もったいないなぁ、これ。ホントにこの3作目で終わりなの!? いやぁホントに面白い。 トニーのキャラそのものもジョークの効いたネタ満載の立ち位置なんだけど 敢えてその立ち位置を利用してアクションに持ち込むという周到さ。 それこそこのタイミングで、あのポジションでという様な冗談めかしたアクションが 観る者を全く飽きさせない展開にはホントに感心させられた。 今回のスーツが飛んでくる構図はアイデア次第ではまだまだ発展できる。 けど敢えてこのタイミング(シリーズもの定番の3作目)で終わらせちゃうのは 何か意味あっての事なんだろうが、実に勿体ない。 いっそのことダイハードの様なもはや続ける事に全く意味を見いだせない作品も 未だに堂々と作られているのだから貪欲に4作目、5作目と作ってもイイのでは? と思ってしまうほどアクション・シナリオ・キャラ全て完璧に揃った作品だ。 |
《改行表示》1.《ネタバレ》 ストーリーに斬新さこそ無いが、『秘密(?)基地襲撃、崩壊』『スーツ使用不能』『多少ではあるが設定が謎の敵』『少年との出会い』『ヒーロー大集結』と、シリーズ系ヒーローモノのクライマックスはしっかり押さえており、構成もご都合含有量等許容範囲内で十分楽しめた。 過去作と比較した場合、中盤まで最終決戦に向けた準備期間であったこれまでと違い、結果的にそうなった部分もあるが、序盤からガンガンスタークを狙って攻めてきたり、生身での戦闘シーンが多かったり(それでもしっかり面白い)慇懃無礼な態度がだいぶ鳴りを潜めヘタレ化(でも口は達者)と、それなりに差別化はされている。 『2』ではスタークの体の問題を扱っていたが、今回は『心』の問題を扱っているせいか若干雰囲気が重め、それでも皮肉やウィットジョークは空気を壊さない程度に健在。ただその克服方法が描写不足に感じたのは残念。 総評 これまでの『アヴェンジャーシリーズ』を面白いと感じているのなら観て損はないでしょう。 ただ他シリーズも含め結構関係する上数も増えてきたので、そろそろ一見さん向けのダイジェストを放映前か、BD版に入れる等を対策をとってみても良いかな。 【ムラン】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-27 00:33:25) (良:1票) |