《改行表示》67.《ネタバレ》 録画されていたので約30年ぶりに見ました。おそらく絵を修正してあるようで、新作(3や4)と比べても遜色ありませんでした。 そもそも論、おもちゃが生きているなんてことは絶対にないのですが、それをさも有りそうな感じで見せてくれた本作は本当素晴らしかったです。更にはおもちゃの持ち主の気持ちまでをも反映させた演出の数々も心底うまいし夢があって素敵でした。この、おもちゃが生きているというあり得ない設定と、人に見られてはならないというルール、そしておもちゃが大好きでたまらない持ち主(子供)の心情を上手くシンクロさせた話の運び方はウマいを通り越して世界中で共感をも勝ち取ったと思います。 箱から出たばかりのバズライトイヤーは自分の設定に従順だったり、誰がアンディのお気に入りなのか議論したり、引っ越しで誰が捨てられるのか問題だったり、隣人のガサツなパンク野郎(ご丁寧に名前もシド)との対峙も面白く・・ とにかくアイデアと演出が冴えまくっています。 脚本もやたらと素晴らしく、ウッディの嫉妬心のせいで部屋の外へ出てしまったウッディとバズが協力して引っ越しに遅れないように部屋へ戻る過程で仲良くなる。このシンプルかつ王道な流れは文句なしに面白い。この超安定のストーリーに花を添えるクレーンゲームでの演出、シド宅の狂暴なワンっちゃん(スカッド)に食べられる演出、イジメられて魔改造されたおもちゃの数々、花火、マッチなどなど、これらの巧みな演出に彩られて物語が何倍にも面白いものに昇華しています。脚本や演出は巧みなだけでなく深く考えられているので、大人が見ても安っぽくなっていないのは本当に素晴らしいと感じました。 シド撃退からトラックを追いかける流れも子供向けの派手な演出を挟みつつ、ラストに子犬のバスターが出てきて綺麗にまとまります。本作には大人が見て感銘を受けるほどの教訓は無いものの、文句なしの娯楽作品としての完成度です。(純粋な気持ちでは10点ですが、オッサンなのであえて8点に) 【アラジン2014】さん [地上波(吹替)] 8点(2024-08-05 14:04:46) |
《改行表示》66.子供と大人、両方楽しめる映画もそうはないだろう。 幼稚な物語に見えて実はおもちゃ事情は繊細。嫉妬、裏切り、そして友情。 モノは粗末にするな。これは子供大人どちらにも言えることなんですよね。意外と深い。 一言でいえば観て良かったとおもえる映画ですよ。 自分は字幕派だけれでも、さることながら吹替え版の出来のよさ。これもウリでしょう。 |
65.映画館に観に行ったし、テレビでも何度もみた好きな作品です。 【へまち】さん [映画館(吹替)] 8点(2018-02-06 22:26:21) |
64.多くのことは語らない。世界初の長編フルCGアニメでありながら、画・脚本のクオリティの高さにより、CGアニメ全体のハードルを一気に上げてしまった罪な作品でもある。つまるところ、滅茶苦茶面白かった。 |
63.《ネタバレ》 フルCGアニメという新たなジャンルを確立し定着させたエポックメイキングな作品。やっぱり実写でも普通のアニメでも出来ないCGアニメならではのこの内容、スタッフたちの目の付け所の良さに感服。ウッディやバズといったいかにも正攻法の主人公たちの魅力もさることながら、細かい登場人物たちの遊び心溢れる生き生きとした姿も魅力的。とりわけ、シドの家の無残な姿に改造された玩具たちの、最初はモンスターのように描かれる彼らが実は悲しい被害者たちだったという姿は、子供たちに世界の不条理の片鱗を見せていて秀逸な演出だったと思う。そんな理屈を無視しても、大人でも充分に楽しめる上質のエンタメ作品。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-03 12:15:06) (良:1票) |
62.スケールの大きい話ではないけど、人形の視点に変えるだけですごく面白くなるんですね。人形たちはみんな好感の持てるキャラクターでした。凶悪なシドから逃げ出したのはいいけど、アンディも飽きっぽい子供なんですよね。ちょっと切ない。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-03-27 17:54:04) |
61.この頃はまだまだ人物CGが怖いですよね。でも当時はその出来に感動したもんだ。私は怖がりで幼い頃から人形が怖くて家におけませんでした。どちらかと言えばチャイルドプレイのチャッキーやパペットマスターのイメージしかなかった。でもこの映画がポジティブさを与えてくれましたよ。しかしシドの部屋の怖さはホラーレベル。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-19 00:19:57) |
《改行表示》60.《ネタバレ》 子どもに付き合って義務的に見たのですが、意外におもしろかったです。着想はこれといって新しくありませんが、いつの間にかウッディやバズに感情移入して応援しながら見ていました。子ども向けだからどうせハッピーエンドなんだろうなと思いつつも、ハラハラドキドキしました。子どもも大受けでした。気になったのは、アンディの父親が出て来なかったこと。赤ちゃんもいるけど、どういう家庭の事情なのかな。離れていたお父さんのところに引っ越すのかな。 【チョコレクター】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-05-02 13:52:30) |
59.シリーズとして見た場合はCGアニメ黎明期らしい模索感が感じられるただの粗いアドベンチャーと言った所だが、(実在も含む)おもちゃが動き出すという斬新な設定とこの映像でなければ出せない質感、とにかく当時は衝撃的な新感覚映画だった。唐沢&所ジョージの吹替えで十分楽しめるのはアニメの良いところ。ダイヤモンドユカイの主題歌もGOOD! 【Arufu】さん [映画館(吹替)] 8点(2011-09-26 15:50:35) |
58.《ネタバレ》 おもちゃが主人公になると人間にとっての日常もスリル満点。結構笑えたし、おもちゃ同士の友情に感動させられたり…。子供に見せれば物を大切にする心も生まれるはず。最後は派手にやるのがハリウッドの精神かな。落ちてるだけ? いや、ちゃんと飛んでたさ、バズ!。素晴らしい映画でした。 【リーム555】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-07-11 18:07:16) |
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《改行表示》57.最高のこども映画。 小学生んときに見たかったなぁ。 【わさび】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-04-02 14:47:40) |
56.3をBDで観るために、1、2をひかりテレビで予習。やっぱりピクサーものはよくできているなあ。R・ニューマンの挿入歌もGOOD。映画音楽の家系とは分かっているけど、皮肉なSSWのイメージがあるので、ちょっと不思議なミスマッチがまた良いのかも。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 8点(2010-11-21 01:26:24) |
《改行表示》55.《ネタバレ》 おもちゃに対する愛情と、おもちゃを愛してくれる子ども達に対する愛情に溢れた作品。 おもちゃが動き回るという夢のような世界が展開されており、このような気持ちはいつまでも忘れてはいけないと感じさせてくれる。 また、そういうえば自分が遊んだおもちゃ達はどこに行ってしまったのだろうとどこか切ない気持ちにもさせてくれる。 さらに、冒頭のアンディがおもちゃと遊ぶシーンは、アメリカの子どもも日本の子どもも変わらず、万国共通なのだろうか、どこか懐かしい感じにもさせてくれる作品だ。 おもちゃとともに遊び、おもちゃとともに成長していくのは普遍的といえそうだ。 ストーリー自体は、隣家からの脱出と引越の車への到着という取るに足らないものなのだけれども、他のアドベンチャー作品にヒケをとらない“激しい冒険”を堪能できるというのも不思議な仕掛けだ。 悪ガキの日光による攻撃や、飛ぶことのできない翼などを事前に描いておいて、それをきちんとオチとして回収するのは心地よく感じる。 1本のマッチを使って、ロケットを発火するのだろうと思わせておいて、一旦観客をドキドキさせるようなテクニックも見事といえる。 また、ウッディとバズというまさに正反対の性格の“二人”が繰り広げる見事なバディムービーだ。 自分の居場所を奪われたと思う者と、自分をヒーローと思う者という組み合わせは過去に例がないであろうほどの新鮮な面白みを与えてくれるとともに、自信やアイデンティティを失ったバズを救ったのは、ウィディであり、アンディの愛情(足裏に書いた名前)であったことはどことなく感動的でもあった。 他のキャラクターもただのお飾りではなくて、高い個性を感じられる。 ピクサーの製作陣が一つずつにきちんと愛情を込めたのだろう。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-31 22:35:28) (良:2票) |
《改行表示》54.《ネタバレ》 面白い。2と3もぜひ観たい。 当時のCGの限界だったのだろうが 人間の顔が異常に気持ち悪い。 【虎王】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-08-11 22:04:28) |
《改行表示》53.これは夢のあるいい話ですね。 子どもの頃によくおもちゃがなくなった理由がわかりました。 それぞれのおもちゃに魅力的な個性があって、とても楽しかったです。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-07-29 11:07:04) |
52.私が小学生の頃、初めてのフルCGアニメは革命だった。新たなフルCGというアニメの分野を切り開いた事だけでも十分に評価できるのですが、この作品のキモはキャラクターと世界観。個性的なオモチャ達が、人間の目を忍んで動き出すなんて、実に夢のある世界じゃないですか!それを更にウッディとバズの成長物語として見事に描ききっているのだから、ケチの付け様がありません。ピクサーらしい遊び心のあるオマージュが随所に見られるのも、映画ファンとしては楽しいですよね。 【民朗】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-07-08 23:30:40) |
51.《ネタバレ》 当然のごとく子供向けの作品と言えるけれども、僕はこの物語はリストラにビクビクする大人の視点だとも思う。若い頃には夢も希望も大きかったが、現実を知り、自分の限界も知り、挫折する大人の物語。僕もバズのように堕ちてフテくされた時期があったし、ウッディのように他人に嫉妬したり脅威を感じたこともあるので、泣けて笑えて感動しました。悪ガキのシドがツボでした。レンズで焦がす時の表情スゴイ。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-21 18:30:23) (良:1票) |
50.《ネタバレ》 童謡「おもちゃのチャチャチャ」をそのままアニメーション化したような映画です。子供向けだと思って侮ってはいけない。大人が見ても十分楽しめる内容です。「子供に飽きられたらどうしよう」ってビクビクしているおもちゃ達・・・。おもちゃ目線での切なる気持ちが良く表れていて、とてもユニークです。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-15 18:42:06) |
《改行表示》49.観るたびに、公開当初映画館に足を運んでみたときのことを思い出す。 忘れてしまった子供のときの考え方、感じ方を思い出させてくれるとても暖かい映画だと思います。 子供が生まれたときまでとっておきたい絵本のような映画です。 こうゆう映画もこのご時世、やっぱり大切でしょ! 【タックスマン4】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-12-12 01:44:29) |
《改行表示》48.《ネタバレ》 成長著しいCGアニメの初期作品って事もあり、見返してみるとなかなかカクカクしているんですが、見ているうちに気にならなくなりました。 ストーリーは子供だましではなく、嫉妬や挫折について語られており味わい深いし、ドタバタと展開していく流れもなかなかのスペクタクルっぷりで熱中できます。オモチャのキャラククターも一癖も二癖もあって面白い。吹き替えの唄は聞いていて恥ずかしかった。唄まで吹き替えにすることないのに・・・。 それにしても、あれだけ制約なく好き放題動けて、声まで人間に届かせられちゃうと、オモチャの設定が生きていないような・・・。チャッキーと似たようなもんか(違うって)。 【すべから】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2008-12-09 14:47:53) |