1.《ネタバレ》 この作品は日本的な価値観で評価すると駄作になってしまうと思う。
血の繋がりに拘らず、心の繋がりに重点を置くなら、素晴らしいハッピーエンドに思える。
もちろんこういった作品が製作されるということ自体が、まだ血の繋がりに拘った古い体質が残っている証拠ではあるけど、日本よりは遥かに進んだ価値観なんだろう。
そして、何が正しくて、何が正しくないかの基準もはっきりしていて、メイジーが自分で決めるのが正しいというメッセージが感じ取れる。
例えそれが6歳の女の子であったとしても、彼女の選択を尊重するというラストシーンは感動的だった。
あと、いつもなら邦題にけちを付けるんだけど、これは作品のメッセージを確りと反映した素晴らしい邦題になってると思う。
どちらの目線で考えるべきかを深く考えさせられました。