1.《ネタバレ》 おもしろかった!3時間以上あるディレクターズカット版ブルーレイを思わず予約してしまったほど。アマゾンとかではレビューが多く、それらを見ると日本ではけっこう話題になって、ヒットしたようですね。あらすじを見て、最初は「鬼戦車T-34」のリメークかと思いましたが、最初の設定だけ似ていて、あとは全く別物でした。最新のCGを使っているだけあって、戦車等の時代考証は素人目には違和感なかったです。もっとも小学生のときにタミヤの戦車にはまったくらいの知識しかありませんが…。T-34はフィンランドにいったときに、新旧いろいろなタイプの本物を見て感激した覚えがあります。この映画ではもちろん本物が使われています(デザイン的には映画冒頭で活躍する初期型の造形が素晴らしい。ただ映画ではそのよさは偽装等でわかりにくい)。この映画で特によかったのはドイツ軍を冷酷非道に扱っていないことでしょうか(多少の例外はあります)。また、おもしろかったのは演習時のドイツ軍司令塔でアメリカ映画「バルジ大作戦」で有名になった「戦車兵の歌」が流されていたこと。音楽はそのまんま「バルジ大作戦」のだったけど、ちゃんと許可とったのかなあ…。