《改行表示》20.《ネタバレ》 有名なのになぜか今まで見ていなかった作品。第一印象は「あらまあ・・」でしたが、なぜか翌日に再鑑賞。そしてレバーを操作する人と食卓のシーンがもう一度見たくて三日連続の鑑賞に至りました。 難解だと名高いこの作品ですが、解説サイトなどを読み漁ると意外にも伝えていること自体は非常にシンプルで分かり易いことが理解できます。見る側が各場面をきちんと判って鑑賞すればイレイザーヘッド氏が愛らしくも見えてくる。もしかしてこれって案外良い映画じゃない? 個人的には隣人とお戯れになった際のラジエター娘は理解できますが、再登場時のラジエター娘の立ち位置がイマイチ理解できませんでした。同様になぜ首が取れて消しゴム頭になるのかもイマイチ理解不能。最初と最後に出てくるレバーを操作する病んだ人も意味不明ですが、アレはなんだか悪夢を見ているようで個人的には非常に好きなシーンです。 完全に理解しているとは言い難いですが、個人的には高得点としておきます。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-12-31 12:48:20) |
19.《ネタバレ》 レヴューの数がすごいですね。かなり好き嫌いが分かれる映画だと思います。私は好きな方です。何回観てもはっきりした意味は分かりません。正直分かりたくないです。漠然と想像できるのは、人生の変わり目(結婚、子供)に対する不安・恐怖を映像化したのかな、というくらいです。あの赤ん坊も、怪物というよりも内なる不安の具現化ともとれるのかなと思ったりしています。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-12-13 21:55:48) |
《改行表示》18.《ネタバレ》 忘れもしない高校生の期末テストの前の深夜2時ごろ。 数学でぼろぼろになった俺の目に奇形の赤子の姿が、耳には女の金切り声が・・・。 勉強しすぎで頭がおかしくなったのか、夢か現か幻か・・・。 不協和音まで聴こえてくるし、なぜかとりあえずこの映像を観なくてはという強迫観念にとりつかれ、見終わった後には完全に脳をヤラれていました。 結局追考査にひっかかりました。 そんなシチュエーションでこの映画に出会えたことに感謝しています。 ふつーにレンタルで借りていたらたぶん最後まで観れませんでした。 【CBパークビュー】さん [地上波(字幕)] 8点(2011-02-11 00:58:43) |
17.D・リンチの変体趣味が爆発。徹底的に気分を害す伝説のカルト映画。しかし、ノイローゼとカタルシスの絶妙な狭間に落とし込まれたかのような意味不明な後味が残る。ぜぇぜぇ。未だに落ち着いて評価できません。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-17 22:07:45) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 幻想と現実が入り混じり、しかもその幻想が安易な解釈を許すほどわかりやすくない。おおざっぱにまとめれば、駄目な男が不幸な現実から幻想の「天国」へ抜け出すまで、といったところだろうか。 あの奇形の赤ん坊から、萩尾望都のマンガ『イグアナの娘』を思い出した。このマンガは子供に愛情が抱けない母親の心情を、「娘が醜いイグアナに見える」という映像的にわかりやすい形で上手く表現した作品。 同じように、もしかしたらヘンリーと妻が子供を気持ち悪い怪物のように感じているだけで、ほんとうは義母の言ったように「ただの未熟児」だったのかもしれない、と思った。近所に住む女から見たら、ヘンリーの顔が赤ん坊の顔だったというシーンでさらにその疑いが強まる。赤ん坊が醜く見えるのは、自分にそっくりだからなんじゃないの? だから殺したかったんじゃないの? と。多分ヘンリーは、妻やその家族、赤ん坊よりも誰よりも、自分が一番嫌いだったんじゃないだろうか。 おそらくヘンリーは赤ん坊を殺したあと、自殺したのに違いない。醜い現実を何もかも目の前から消すために自分自身をこの世から消し、文字通りの意味で「天国」へ向かった。それがこの作品の、ほんとうの結末なのではないだろうか。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-25 22:46:08) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 こわい!!!私もチキン恐怖症に。あのばあさんも怖かった。。。 【ガム】さん 8点(2005-02-05 23:20:40) |
14.《ネタバレ》 俺はこの映画の全てに惹かれます。自身まだ独身ですが、突然「あなたの子がいるの」と言われて元カノの家に行ったら家族が変人ばかりで、責任を取る形で結婚したら子供が畸形。しかも彼女はノイローゼで家出という立場を自分に置き換えたらやはり、逃げ出したい気持ちから妄想に走るのではないか?と同情します。彼女も犬みたいな鳴き声の発作起こしたり。お父さんの満面の笑みとかなんなんでしょうか?そこらのコントより面白いですが、そこを笑わせにかかっているとも思えない作りが不気味なのです。現実世界の苦しみより、ラジエーターの中の女に(例えコブのある巨大精子を笑顔で踏み潰しているとしても!)安らぎを求めるのは決して変ではないと思いますね。奇人変人大集合みたいなカルト映画ではありますが、忘れた頃にまた観たくなるのは、やはりリンチの執念が映画に注ぎ込まれているからでしょうか。確かに「天国では何もかもがいい気持ち」でしょう。でも、サラダをかきまぜた褒美にタバコがもらえるならそんなにこの「イレイザー・ヘッド」絶望的な世界でもないのか?とあのお婆ちゃんに安らぎを感じた私もかなりの変人かもしれません・・・。でも私がいつか死んでも頭の骨を削って鉛筆にはして欲しくはないです。 |
13.あああえぐい…。もう言葉にできない。この映画は、白黒だからこそ、そのえぐさがうまく伝わっていたと思う。もう何度DVDを止めようと思ったことか…。ああ早く終わって欲しい、と祈りながらも、この映画に引き込まれ最後までしっかり見てしまった。もー一体何が言いたいのか。でもなんとなくわかる気もする。。。そんな映画。 【あしたかこ】さん 8点(2004-09-02 05:05:30) |
12.普段は「面白かった」「面白くなかった」で点数を付けてる俺ですが、この作品に限って「衝撃的だった」という意味合いで8点献上させて頂きます。いやもうね、マジで勘弁して下さい。お願いします。映画を見て吐きそうになったのは人生初。これは決して気持ち悪かったことの比喩なんかじゃございません。本当に嘔吐しそうになったって意味です。この映画のおかげでしばらく大好物のチキンが食えなくなった。それほどにエグい描写の連発です。胎児は反則だろーーー!あー、書いてたらまた思い出してきた。うぇぇぇ… もう一生見ません、が、いつか怖いものみたさで再見したくなる日が来るかもしれなかったり来ないかもしれなかったり正直どうでもよかったりします。 【コバ香具師】さん 8点(2004-04-19 19:23:06) (笑:1票) |
《改行表示》11.ストーリーやら内容を求めて観る映画ではないのかも。しかし、音楽にしても、映像の美しさ(個人的には美しく見えた)にしても、いろんなジャンルの人達にも影響を与えられる作品だと思います。ダーク全開だけど細かい演出、意味深と思わせるカット等、観てる側も思考を揺すぶられる。 カルト映画に慣れてない人には??になってしまうのだろうけど、慣れてる人には安心感さえ与えるメルヘンが存在してると思う。 【座間】さん 8点(2004-03-04 19:11:13) |
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【zero828】さん 8点(2004-02-24 00:14:47) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 母に捨てられた赤ちゃん。望まれぬ出生。醜い体。でもあの子なりに一生懸命生きようとしている。パパが部屋を出ようとすると泣き出す赤ちゃん。動くことの出来ない赤ちゃん。生きていくために大切な衣服(包帯)を、唯一の生きるすべであるパパによって切り開かれてしまう赤ちゃん。ノイズよりも、ヒーターのなかのアイドルよりも、自分の頭が消しゴムになる悪夢よりも、この子の泣き声が痛々しい。最後の方では、泣き声が笑い声にも聞こえた。「きゃはは、ははは」、何が嬉しかったのだろう?この90分はそういった絶望的な悲しみに満たされている。すげぇ (上の文は2004年のもの。10年経って2014年もう一回観た。)ので追記。 やっぱり感想はそんなに変わらない。ただ、ラジエーターガールが、今でいう2次元美少女のようなものなんだろうなってことは新たな気付きであった。10年後また見てみようかな。 |
8.《ネタバレ》 男性が抱きがちな、結婚、妻の妊娠出産、子育てに対する不安を表現主義的に映像化した作品と解釈している。ヘンリーの首が消しゴムになるあたりは未だ理解に苦しむ描写だが、恋人の家族に会う不安感(或いは不快感)や赤ん坊に対する父親の感情の動きなど、男性なら少なからず理解できてしまう部分もあるのではないだろうか。 【マーメイド】さん 8点(2004-01-17 03:01:18) (良:2票) |
7.クローネンバーグ派の俺としては、昨今やたらほめられまくっているリンチには勝手に嫉妬してしまっている。だから、いつも評価は厳しくなってしまうのだが、これは無視できない傑作。意味なんて考えず、ひたすら不気味な映像・音を感じればいい。それだけで充分。 【恭人】さん 8点(2003-11-21 16:19:54) |
6.途中、奇怪な赤ん坊が現われたシーンから、見るのを止めようと思いましたが何とか最後まで見ましたね。深夜に見ると雰囲気倍増の悪夢的なイメージ映像、何とも不気味な効果音、画面から放つ異質な臭いなど、どれを取っても強烈で生理的不快の極みを感じさせエグいエグい。(もちろんこれこそが作り手のねらいなんだろうが) にもかかわらず、恐る恐る再度見てみたいという気にもさせる、得も言われぬ魅力があるのも確か! 作品から感じとれるのは畸形、闇、絶望。デヴィッド・リンチの代表作にして、シュールレアリズムの傑作には間違いない。 【光りやまねこ】さん 8点(2003-11-07 17:31:16) |
5.すごいっす。なんかわかんないけどめちゃくちゃ強烈。撮り方がどうとかいう問題じゃなくて、この世界がヤバイ(笑)だから明らかに妙なものが出てきても全然不思議じゃなくて、むしろそのまま受け入れられてしまうのが怖い。(以下ちょっとネタばれ)頭が消しゴムになって、消しカスが飛び散ったカットとかも妙にキレイ。女の人が腸(?)をつぶすシーンでは思わずリンチって馬鹿だと思ってしまった(笑)ぶっ壊れ具合いがいいです。ホラー映画より怖い思想映画な気がしました。こんな世界があったのか。にしても白黒ってキレイ。 【cg】さん 8点(2003-06-17 23:30:51) |
4.初期でやっぱり荒れている気もするが、リンチはそのデビュー作でそのスタイルの最も選び抜かれたものを作ってしまった。リンチの白黒ほど恐ろしいものはない、というほどのもの。リンチはこれにおいてはかなり直接的に腐敗と臓物をさらけ出した、一種の洗礼でもある、ホワイトノイズの中、彼の世界はひとつになる。二つの世界の融合・・・・ |
3.生理的に感じるものがある映画はいい映画だ。それが、たとえいい意味でも悪い意味でも…。ジョン・フォードやハワード・ホークスなどは、ハリウッド黄金時代の代表的名監督であり、素晴らしいエンターテイナーであると同時に素晴らしいアーティストでもあった。彼らが、楽しい娯楽作品を創造しただけでなく、そこに芸術的要素をふんだんにちりばめたからだ。芸術的要素とは、理屈を超えて生理的に伝わってくるものである。いわば、映画のスパイスだ。スパイスは隠し味であり、対象全体を引き立てつつ、それ自体は目立たないものである。スパイスの効いた映画に接すると、作品の素晴らしさを実感しつつも何が良かったのか曖昧なままだったりすることも多い。本作は生理的感触が満載の映画である。そして、それは生理的嫌悪感と言い切っていいものだ。もはや隠し味とは言えない、スパイスそのものを描いた映画である。食べ物に例えるなら、パン生地にほんの少しハムとチーズが乗っただけで、あとは真っ赤に染まるタバスコが大量にかけられた、鼻孔にツーンと刺激が駆け抜ける激辛ピザとでも言おうか。ふだんは引き立て役のスパイスを主役に、メインであるはずの娯楽性を排し、芸術性のみを追究した作品である。 【しっと】さん 8点(2002-10-25 05:43:33) |
2.始めの20分は退屈で、全く話が見えてこなくて、酷い映画を借りてしまったなと思いました。しかし、20分以降は引き込まれました。ホラー作品として分類されている映画よりも怖くて、しかも気持ちが悪いです。まだ、白黒なんで見ることはできましたが、これだけ気持ちが悪い映画は見たことがないように思います。リンチ作品で嫌いな映画もありますが、この映画は面白かったです。 【チャベス】さん 8点(2002-09-02 04:52:55) |
1.今までためらっていたのだが、やっと見た。これはすっごい笑うよ。特に前半は爆笑オンパレードだよお。いきなり首筋にキスし始めるお母さんとか最高だなあ!全体的に妙な”居心地の悪さ”で構成されている映画だなあ。やっぱりD.リンチってこういう人なのね。 【GO】さん 8点(2002-04-07 22:47:12) |