1. その日は2本目の映画を観た。
まず1本は――推しが武道館にいってくれたら死ぬ(2023)
AKB48や、いま…乃木坂46が活躍している坂道グループ。
最近は(コロナのせいもあり)大人しくなっちゃったんだけども、昔はヲタ活を良くしてたし、何よりも握手会には頻繁に通ってた。
この映画では、その当時の「熱気」や「行動」、そして「人種たち」を確りと再確認させて貰い、観ながらニヤニヤしたり、声を出して笑ってしまってた…うん、楽しかった。
主人公の松村沙友里は、乃木坂46の1期生。
やっぱり、好きなメンバーへの査定って「人それぞれ」だけど…俺はやっぱり「彼女が」好きだ…つか、「彼女も」の方が正解かもだけど…DD(←誰でも大好きの略)だから。
ただ、乃木坂での活躍期間では……不倫疑惑とか、路上でのイチャイチャとか散々言われてたね。
その事実があった・無かった…とは、問わない…まぁ、不倫を知ってた・知らなかったってのはあるかもだけど。
けど、俺が彼女を「凄いなー…」と思ったのは「そこからの復活」と、彼女の周りが「それでも彼女と付き合おうとしていた」ところだ。
本人の頑張りと、周囲の友達の支え…これって、人間を計る時に参考にしてる事だし
俺の場合は姉が水商売をしてたり、(勿論、女性全員ではないが)女は騙してくるものだよな…ってのが、考えの根幹にあるので、そこを越えた人間性とか、不意に観せてくれる優しさ…など、そこに女性の魅力を感じている。
こっちが(色んな理由で)追い詰められてしまう事ってのは、人生で何度かあるんだけど…そんな時に、逃げずに横に居てくれる女ってもの、この世には居るんだよ…マジで。
それ故に、いやー…彼女は偉いと思うよ?
それからは、自分がスターになる事よりも「人の気持ち」や「集団の中で何をしなきゃならないか?」を常に考え…その事件後に考えや立場をシフトしたと思う。
勿論、素晴らしいメンバーが揃っていた1期生の中で叱咤激励されて、変わったってのもあるだろうけど…ただ、そういう「メンバー間の輪」が素敵過ぎて、俺の気持ちが彼女らから離れない根幹となっている。
さて、ネタバレもクソも無いねこの映画では…マジで。
ただ観て「理解と共感があるか?」か「俺には全く関係ない」と思うか?…単に、基準がそういう映画。
いやー「えっ?たったそれだけ?」と思うか?…うん。
ただ、そういうモノなんだよアイドルってのは…。
つまり「何とも思わない人間」には…それだけのモノでしかない。
けど、好きな人間には「心の奥に刻まれる永遠の光」となり得るモノ。
それが…尊くて、儚くて、そして愛しい。
まぁ「ガチ恋」って感じで、本気で好きになる男達も知ってる。
俺は、その気持ちになった事は、残念ながら…まだない。
彼女らのヒストリーを、常に「ライブ」と「メイキング」を同時に観ながらも…高見に上り詰めてゆくのを…ずっと見て居たい。
って感じで、体感としては10点。
他と並ぶって意味での映画としては8点。
ダークな気持ちに一切ならず「頑張れ!」って思えた映画。
てか、この映画……また続くな、きっと。
でも、何年、何十年経った後…この映画の評価はどうなってるのだろう?
それは分からないし、興味もない。
けど、俺の中では…永遠の光を放つページのひとつ。
他人の評価は知らないし、余り拘らない。
ただ、言える事。
自分にとって素晴らしい光…それがアイドルだ。
好きなモノを好きと言える…そんな人生。
それが生きてる証だ。
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