3.《ネタバレ》 好きな映画なので、これまでに何度か見ているのですが、
初めて見る時は見ようかどうしようかちょっとためらった作品です。
リッチー・ヴァレンスが主人公。
ということは結末はあの「音楽が死んだ日」になる訳なので・・・。
そこは最後にラジオのニュースでスッと伝える程度にしたのは良かった。
でも、時々挿入される飛行機事故の夢は辛かったな。
飛行機に乗る直前のコイントス、あれは実際にあったエピソードなのかな。
だとしたら、運命という他無かったのだろうか。
作品としてはロックスターの素養を持った一人の高校生が見いだされ、
少しずつスターへの階段を駆け上がっていくサクセスストーリーに、
家族愛と全く性格が異なる男2人の兄弟愛モノに、青春ラブストーリーを
コンパクトに巧く絡めていると思います。
ルー・ダイアモンド・フィリップスを一躍スターに押し上げた作品でもありますが、
そりゃ、そうだよな、と納得の爽やかなカッコよさ。
また、一瞬しか登場しませんがストレイ・キャッツのブライアン・セッツァーが登場のサプライズも。
エディ・コクラン役、出番はごくわずか。しかし流石のパフォーマンス、カッコよさを見せてくれます。