1.田舎町を舞台にした人間模様を淡々と描くのが当時の流行りでもあったわけで、そういう中では突出したところもないけど普通に上手くまとめた無難な作品ではあると思います。ジュリア・ロバーツはやっぱりこの後ブレイクする要素は充分あったと思いますし、ほとんどエキストラ並みの扱われ方だったマット・デイモンとか顔ぶれはさりげなく地味豪華です。なんとなく地味で穏やかでちょっぴり心暖まりたい時にはこういうのも良いのではないでしょうか。はっきり言って女性向けだと思います。「フライド・グリーントマト」とか「マグノリアの花たち」とか、あのへんが好きな方なら見ておいて損はないと思います。