青春の殺人者のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
青春の殺人者
[セイシュンノサツジンシャ]
1976年
【
日
】
上映時間:116分
平均点:
6.38
/
10
点
(Review 29人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
犯罪もの
・
青春もの
・
小説の映画化
)
新規登録(不明)【
シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2020-05-22)【
イニシャルK
】さん
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監督
長谷川和彦
助監督
相米慎二
(クレジット「杉田二郎」)
キャスト
水谷豊
(男優)
斉木順
原田美枝子
(女優)
ケイ子
市原悦子
(女優)
母
内田良平
(男優)
父
江藤潤
(男優)
宮田
桃井かおり
(女優)
郁子
地井武男
(男優)
日高
白川和子
(女優)
母
高山千草
(女優)
猟師の女
三戸部スエ
(女優)
猟師の女
原作
中上健次
「蛇淫」
脚本
田村孟
音楽
ゴダイゴ
撮影
鈴木達夫
製作
今村昌平
ATG
榎戸耕史
(製作進行)
平山秀幸
(製作進行)
企画
多賀祥介
配給
ATG
美術
木村威夫
編集
山地早智子
あらすじ
昭和49年千葉で起こった市原両親殺人事件をモデルにした中上健次の小説「蛇淫」の映画化。小説よりもより実話に近くなっており、冤罪を主張している死刑囚の佐々木哲也は、再審請求の中で同映画の影響を訴えている。
【
Q兵衛
】さん(2008-03-13)
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5.
《ネタバレ》
汚いものを徹底的に汚く描いているというだけでも評価したい。市原悦子きたねーよ!死体もきたねー!水谷豊は顔だけだし、原田美枝子は体だけ。演技がうまいのは順ちゃんの両親くらいなもんだった。
それにしても、本作で描かれる狂気じみた愛は何なのだろう。順ちゃんの両親は理由もなくケイ子を敵視し、過保護にもホドがあるほど一方的な愛情=正義を振りかざして彼を束縛しようとする。ケイ子はケイ子で彼の邪魔になるようなことばかりして、彼は自分の思い通りの人生を歩むことができない。クライマックスの自殺未遂は異常なほどの愛情に包まれながら死にゆく彼の理想、本来歩むはずだった人生の自殺を表現しているのかな。トラックの荷台に乗ってどこかへ去っていく彼はもうあの街に戻ることはないだろうし、理想的な人生も歩めない。死んだも同然の心と頭で生きていくしかないとは、しかも罪から逃げながら…。恐ろしや。
【
カニばさみ
】
さん
[DVD(吹替)]
8点
(2016-04-30 03:06:35)
4.
久々に見た。流れがわかっていても強い緊張に襲われた。水谷豊の軽い演技が小気味よくて救いもあるし、殺人等の行動が幼さからにじみ出る行為に感じられ話に引き込まれる。「死ね」「死ぬよぉ」のやり取りは秀逸。
【
reitengo
】
さん
[DVD(邦画)]
8点
(2012-07-31 16:38:28)
《改行表示》
3.
《ネタバレ》
母親や恋人が、主人公の贖罪の機会をどんどん奪っていく展開に、異様な空恐ろしさを感じる。
主人公の葛藤や苦悶、母親役の市原悦子の演技や恋人役の原田美枝子の演技よりも、主人公の事態・事情・生い立ち・人間関係などの泥沼を払拭しきれない「どうしようもない四面楚歌」が、私には恐ろしかった。
こういうギラギラした邦画、もう出てこないんですかねぇ。長谷川和彦の監督復帰を、心から願うばかりですわ。竹書房の某麻雀大会とかで、余計な活躍とかしている場合じゃないですよ。
【
aksweet
】
さん
[DVD(邦画)]
8点
(2011-09-12 08:33:29)
(良:1票)
2.
《ネタバレ》
観ていて緊張しっぱなしだった記憶。甘く軽快なゴダイゴの音楽と妙にマッチするピリピリした映像。日本テレビの「傷だらけの天使」でブレイクしたばかりの水谷豊と定評あるバイプレイヤー市原悦子の迫真の演技、原田美枝子のダイナマイトボディ、湾岸道路を疾走するシーンの美しさ。市原悦子が殺されるシーンでは痛みさえ感じた。
【
Q兵衛
】
さん
[映画館(邦画)]
8点
(2008-03-13 17:34:00)
1.
親殺しの描写が実に凄惨だったけど、何か切実感にあふれていた印象もあって、今の時代にこそぜひ見直したい映画の一つだと思います。後半、うろ覚えだから違っているかもしれないけれど、水谷豊と原田美枝子の逃避行のようなシーンも、わるくなかった気がする。原田の胸がすごく大きかったので、同性だけどちょっとドキドキしながら見た覚えもあります。<追記:このレビューを書いたあとでビデオを発見し見てみました。逃避行シーン、ありましたね。その部分の映像は凄惨なシーンとは裏腹に、とても幻想的で、きれいでした。ラストもよかった!という記憶でしたが、今回もまたそう思いました。親を殺した青年に共感する、というのも、何か説明のつかない感情なのですが、やっぱり私は好きですねえ、この映画。若い頃見た印象そのままで、古さを私自身は感じなかったし、あまり精神的に成長してない?自分も感じることとなりました。もちろん殺人、それも親殺しが肯定できるはずはないけど、(映画の)経過の中で彼がもつ感情に、圧倒的に寄り添える自分がいるのです。多くの人の心の中にもあるであろう、親に対する「勝手に産んだくせに・・」という感情があるからかもしれません。但しとことん厭世的なニュアンスではなく、妙にすがすがしいというかフシギな魅力があります。私は読んではいないのですが、中上健次が書いた原作の持っている力によるところが大きいのかもしれません。>
【
おばちゃん
】
さん
8点
(2003-03-21 04:53:09)
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【点数情報】
Review人数
29人
平均点数
6.38点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
2
6.90%
4
5
17.24%
5
4
13.79%
6
4
13.79%
7
4
13.79%
8
5
17.24%
9
3
10.34%
10
2
6.90%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
10.00点
Review1人
2
ストーリー評価
9.00点
Review2人
3
鑑賞後の後味
8.50点
Review2人
4
音楽評価
10.00点
Review2人
5
感泣評価
10.00点
Review1人
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