10.レンタルビデオ屋で借りて見ろってパッケージに力強く呼ばれた様な気がして鑑賞しました。見応えがありアイルランドの歴史がわかる良い映画でした。競技場でのシーン、同胞との内戦などやりきれなさといったら…。主演のひとがシンドラーも演じてたなんて気づかなかったなあ。 【srprayer】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-16 01:36:07) |
9.《ネタバレ》 最初は祖国の独立のために協力し合ってきたマイケルとデフが、国を想う気持ちは同じなのに、思想の違いで内戦を起こす。アイルランドのために闘い抜いてきた闘士が、アイルランドの将来を担う若者の凶弾で亡くなる。すべてにおいて皮肉な歴史であったことを知りました。テロリズムを正当化している節がありますが、実際にイギリスに脅威を与えたわけで、暗殺が正しい方法なのかは歴史が決めていく。何よりも一番つらかったのは、思想が邪魔して各々が友情を失ってしまう悲劇でした。 |
8.秀作ですな。IRAの話ですが、上手く作られております。 【ボバン】さん 8点(2004-03-24 01:08:49) |
7.マイケル・コリンズも最初は無名だったわけで、そんな一兵卒の演説にあれだけの数の聴衆が耳を貸すものだろうか?間接的ではあるけど、あの演説が彼がアイルランド政権内で力を持つ最初のキッカケになった、という設定だと思うので、なんだかすっきりしない。しかしその点を気にせず観るとすれば、ちょっとした歴史の勉強にもなり、いい映画だと思う。 【若】さん 8点(2004-02-29 23:34:05) |
6.アイルランド問題は不勉強な分野でしたが、それでも楽しめました。やはり史実という重みからですかねえ。でも平和ボケした私からは、独立運動から内紛となぜ戦争を好むのか理解し難いです。なぜ対立が続いていたのか考えさせられます。 【tantan】さん 8点(2004-01-28 23:17:42) |
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5.どうにも情けない程、実話の映画化には弱いもんで・・・。と言っても、この映画の魅力は、史実を追うばかりでなく、マイケル・コリンズという人の人間性や、周囲との愛憎劇を描いてるところでしょう。ダイナミックなシーンも交えて、見ごたえある映画になっています。 【鱗歌】さん 8点(2003-09-27 22:30:11) |
4.僕はアイルランドに関しては「マスターキートン」で読んだくらいの知識しかなかったんですけど、面白かったです。いわゆる「テロをする側(というか、せざるをえなかった)の論理」の映画は、「テロ=絶対悪」という風潮にある現代において貴重だと思います(しかも決してテロ礼賛になっていないし)。それにしても・・・いや、これは映画の評価と全然関係ないんですが、僕、マイケル・コリンズを演じたリーアム・ニーソンを最後の最後までロビン・ウィリアムズと勘違いしてたんですぅー!はじゅかすぃー!!し、しかもジュリア・ロバーツもわかんなかったし(アラン・リックマンは声ですぐに分かったんですけどね)。こんなやつに、果たして映画を語る資格があるんでしょうか・・・。←ないよ。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-06-09 19:42:47) |
3.多少内容が史実に脚色された感じがしますが、ゲリラ戦という戦い方の正しいやり方を確立したコリンズの生き様が生き生きと描かれた良い映画です。 【ナナ】さん 8点(2003-05-27 02:41:55) |
2.実在の人物を主人公にしてる映画って、主人公を客観的に見れていない場合が多いけど、この作品は別。見る側に善悪の判断をゆだねるっていう手法、すごくよかったです。 【wood】さん 8点(2001-06-11 11:10:40) |
1.いーや、違う。「テロリスト」を正当化しているのではなく、「テロリズム」的な解決しかないという悲惨な決意に向かわせる、大国の圧倒的な軍事力による他民族支配の正当性を問うているのだ。確かに「暴力」に対する「暴力的解決」ではあるが、「どっちもどっち」では決してない。 【ぶんばぐん】さん 8点(2001-01-29 06:02:41) |