《改行表示》28.《ネタバレ》 ジム・モリスという実在したメジャーリーガーの半生を綴った物語。 マイナーリーグを解雇された野球選手が、高校教師に。⇒(それだけでも凄い気がする) その後再びプロを目指すわけですか。凄いですね。 とは言え、一人の野球選手の単純なサクセスストーリーにしていたら、きっとここまで味わい深い作品にはならなかったと思うのです。 サクセスストーリーにある期待感。高揚感。 もちろん、それもあるのですが。 親子の交流。夫婦の交流。師弟の交流。これを主軸においた人生ドラマ。これが本当に良かったと思うんです。 全体の半分以上は、再び野球へ転身するのを、『決意』するまでの物語。=自分の教え子たちが地区大会で優勝するまでを描いています。これはこれで一つのサクセスを描いているので、物足りなさは感じるもののやはり気持ちが良い。 ですがやはり見所は後半。 主人公の葛藤。妻の葛藤。様々な葛藤が、映画をより深く、面白くしています。 胸に響くシーンはいろいろありますが、個人的には電話のシーンが一番かな。 『家に帰る。潮時だ。』と電話するシーン。 一転して、『メジャーリーグだ』と報告するシーン。そのときの奥さんの反応と対応。どちらも感動的な名シーンです。 『サクセスストーリー』のテイストながら、『伝記』としての意味合いも強いこの作品。 当然全部は描ききれませんから、どこかをカットしないといけないわけですが、まさかのマイナーリーグ時代をばっさりカットしてしまったのが、良かったのかもしれません。 つまりは、メインは『野球』ではないということですね。 メインは『家族』『人生』、そして『生き方』でしょう。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-10-17 16:05:38) (良:1票) |
27.《ネタバレ》 アメリカの野球映画の何が良いって、演じている役者が本当に野球上手そうなとこです。日本映画の「タッチ」や「バッテリー」に見る役者のピッチングは野球経験者でなくとも笑っちゃうくらいしょぼい。アメリカ人は体格がいいのもあるけど、本当に球速そうに見えますもん。デニス・クエイドは個人的には「ラブオブザゲーム」のケビン・コスナーより面構えがよく、かっこよかった。 【黒めがね】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-04-26 18:49:15) |
26.《ネタバレ》 メジャー昇格を家族に報告するシーンが、泣けた。後はメジャ初登板マウンドに向かうというシーンで映画が終わってくれても良かった。私にはあのあとのエピソードはおまけでしかなかったです。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-07-02 23:39:48) |
25.《ネタバレ》 主人公がメジャー再挑戦を決意するまでに大変な時間を要しています。夜のグラウンドで人目を忍んでボールを投げる日々。諦めたはずの夢を引きずる姿は物悲しいです。生徒たちに勧められなくとも、もう一度夢に挑戦したいという気持ちはあったでしょう。しかし彼を取り巻く状況が、それを許しません。年齢、妻子の存在、それに最初に引退を決意した時の自分の気持ち。葛藤の中、主人公が動けずに費やした“日々の重み”は、すなわち物語開始から挑戦決意までに作中で要した“時間の長さ”にあたります。上映時間の半分以上を、“進まない状態”に費やしていることに意味があると考えます。トライアウトの結果を受けて、メジャー挑戦を希望する主人公。妻と彼の父親は反対します。正論は妻の方でしょう。彼の父親が言う「夢を描くこととやるべき事は別だ」という言葉も胸に響きます。まず考えるべきは子供のこと。それは間違いありません。食べさせなくてはいけません。ただ、“養うこと”と同じく“教えること”も大切です。親の生きる姿を子に見せることは最大の教育。どのような生き方を見せるかは、親が決めること。それが親の責任。もし自分が主人公の立場だったら、多分夢を諦めたでしょう。自分はそういう選択をしてきた人間です。だからこそ、この家族の決断に胸が詰まります。人生に後悔は付きもの。ただ少ないほうがいいのも確かなこと。後悔が少ないと思われる選択はどちらなのでしょう。そしてその決断をする勇気があるでしょうか。本作は事実上、主人公がメジャー挑戦を決意した時点でその役目を終えています。結果はさほど意味を持ちません。だから素晴らしいのです。人生に対する責任と、勇気の物語でした。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-05-24 18:11:57) (良:1票) |
24. 演出が見事だと思う。綺麗な映像と控えめな音楽、一つ一つ沁みるエピソードと役者の自然な演技。この手の映画は感動させようとあざとい演出になりがちですが、この映画はぐっと抑えて描ききってあるところがツボに来ました。 【5454】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-02 02:53:13) |
23.野球を好きな人(自分もその一人)には夢を与えられる作品。全体としては今ひとつ盛り上がる場面はなかったが、それでも希望を感じさせるストーリーである。 【ライダーマン2号】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-06-15 23:24:42) |
22.大リーガーになってからではなく、大リーガーになるまでの過程を描いてます。子供と一緒にテストを受けに行くとこがいいですね。メジャーでの初登板後に仲間たちや高校野球部の教え子たちが出迎えてくれるとこは感動してしまいました。このご時世になかなか希望を与えてくれる有難い一本です。 |
21.父親に反対されようとも、肩を壊そうとも、年齢を重ねようとも、一握りのチャンスをものにするのは並大抵の事ではないですね!ジム・モリスはその少ないチャンスをものに出来るだけの資質が有ったのでしょう。しかしそのチャンスを引き寄せるまでには、彼の努力もさることながら家族の協力が有ってこそでしょう。夢は諦めてはいけないんです。そしてチャンスを見逃してはいけないんです。 【みんてん】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-06-02 14:41:34) |
20.見た後、率直に面白かったぁ・・って言える作品。出来としては良い。 |
19.相変わらず「実話モノ=起伏がない」定説は覆してもらえなかったですが、「このJ・モリスの人生を描く事で、観ている人にこういう事を伝えていこう」という製作者の意図は十分に伝わりました。「親子」「夢と現実」「努力」等々のポイントが、ディズニーだけに分かりやすく、しかし的確に描かれていた良作ではないかと思います。 【wood】さん 8点(2004-05-29 21:44:56) |
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《改行表示》18.《ネタバレ》 アメリカ映画で描かれる「野球」というスポーツには、日本では考えられない程「特別な想い」があるのだろうか。「ナチュラル」しかり、「フィールド・オブ・ドリームス」しかり。その根底には必ず父と息子の絆が存在しています。この作品でもそう。転校、転校でおそらく父とのキャッチボールなどしていない主人公が、独り黙々と金網にボールを投げるシーンでは、どうしようもない寂しさがつきまといます。「野球よりも大切なものがある」その父親の言葉に反感を覚えながらも、またもや独りで ボールを投げては、「野球」への想いを温めていた場面はやはり切ないものがあります。でも、大人になり、教職に付きながら、テストに合格し、メジャーのマウンドで投げた後、父親にそっとボールをわたす瞬間、ああやっとキャッチボールができたんだな。長い長い時間を経て、ようやくボールが届いたんだな、と思わず涙。父と子の、最初の通過儀礼としてのキャッチボール。アメリカは、それがないと何も始まらない国なんだなと、改めて思いました。 【映画小僧】さん 8点(2004-02-18 15:03:58) (良:4票) |
17.素直にいい!といえる映画です。最近やたら難しかったり、凝りすぎた映画ばっか見てて疲れてたんで、この映画を見てみました☆見てて心が温まり、何かを伝えようとする。こういうのが映画の原点だと思います。ぼろ泣きはしなかったですが、ぐっとくる場面がいっぱいありました!あとハンター君はめっちゃかわいい♪ 【グングニル】さん 8点(2004-02-15 22:09:56) |
【自由人】さん 8点(2004-01-21 13:59:25) |
15.あきらめなければ夢は叶うってことですね。ほんとにすごい人だと思いました。彼は家族や周りのみんなに恵まれていたから頑張れたんだろうな~。家族愛、師弟愛、夫婦愛どれもよかったけど、特に息子との関係が良かった!息子がすっごくかわいい~★ 【ジョナサン★】さん 8点(2004-01-20 22:39:13) |
14.「オーロラの彼方に」に続き、野球大好きオヤジの役を演じたデニス・クエイド。この人、プライベートでも野球大好きなのではないのかなぁ。マウンドに立ったときの表情。ノックする時のフォーム。「まわれ!」と、ランナーを本塁に返すときの腕の振りっぷり。すべての動きが違和感ないです。あれ、経験がない人がやってもサマにならないと思う(アメリカ人だから経験あるのは当たり前なんだろうけどさ)。ストーリーが甘甘って人も多いみたいだけど、僕はディズニーにしては現実的なこと言ってんなぁって思った。 (スタッフロールに「ジム・モリス」の名前が・・・!) 【池田屋DIY】さん 8点(2004-01-12 11:59:34) |
13.前半はつまらなかったというのが本音です。しかし、後半でグッと巻き返してくれました。私は実話大好き人間なので見終わった後は涙ながらに「こんな人が実際に存在するんだもんなー。自分も努力しなきゃな」なんて思っちゃいました。息子役の子が良かったですね。なかなかの感動作です。野球好きの方には特にオススメ。 【未歩】さん 8点(2004-01-10 13:44:15) |
12.ん~良かった。応援してくれる家族がいたからこそ、ジムも頑張れたのかなと思った。ラストで、あれだけ多くの人が彼を支えてくれてたんだと思うと また感動の波が来ました。デニス・クエイドは離婚してからの方が素敵に見えます。 【よっさん】さん 8点(2003-11-24 20:18:39) |
《改行表示》11.点数のとおり、素直に面白かったなぁと思える作品。そもそもハリウッド映画に奥深さや難しさを求めるのは、ある意味間違い。気軽に観れて、背伸びをせずに観れるのがハリウッド映画の良いところ。そこらへんがヨーロッパ映画やインド映画とかと大きく違うところなんだから。 高校生達との友情や、家庭や子供を思いやる大人の男性の姿が美しい。 それでも夢を支える妻や、子供達の憧れ。ある意味、羨ましい。観ていて自然と涙がこぼれる映画でした。けっして号泣する映画ではありません。 自分の中での、最高の野球映画は『フィールドオブドリームス』。それには到底及ばなかったが(笑)、期待どおり面白かったです。 【エルビス】さん 8点(2003-10-18 16:39:36) |
10.今まで観た野球映画の中では一番好きかな。純粋に感動できる映画だと思います。途中話がうまく行き過ぎるような気もしますが、それでもラストは感動しますよ。 【Andy17】さん 8点(2003-09-23 22:28:32) |
9.ボロボロ泣くような映画ではないけど、普通に感動する映画だと思います。野球だから。中盤までがダルいという意見が多数を占める中、自分は中盤までが一番面白かったっす。地区大会決勝でフィールダーがピッチャーに必死に掛け声を飛ばす場面でちょっとウルんでしまいました。それはメジャー入りしてからの描写が薄っぺらいことの裏返しでもあるんだけど。さて、なぜモリスがメジャー入りできたか。それは剛速球を持っている事と、デビルレイズ(メジャー最弱)のテストを受けたからです。 【C-14219】さん 8点(2003-09-10 00:03:30) |