座頭市(2003)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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座頭市(2003)

[ザトウイチ]
Zatoichi
2003年上映時間:116分
平均点:6.61 / 10(Review 355人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-09-06)
アクションコメディ時代劇リメイク小説の映画化バイオレンス
新規登録(2003-09-08)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-11-16)【イニシャルK】さん
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監督北野武
キャストビートたけし(男優)座頭市
浅野忠信(男優)服部源之助
大楠道代(女優)おうめ
ガダルカナル・タカ(男優)新吉
大家由祐子(女優)おきぬ
橘大五郎(男優)おせい
夏川結衣(女優)おしの
早乙女太一(男優)おせい(幼少期)
岸部一徳(男優)銀蔵
石倉三郎(男優)扇屋
柄本明(男優)的屋の主人
樋浦勉(男優)的屋の老人
芦川誠(男優)的屋の客
六平直政(男優)座頭市にからむヤクザ
森下能幸(男優)大工
津田寛治(男優)神社の遊び人風の男
竹嶋康成(男優)門下生・酒井
田中要次(男優)船八一家の乾分
谷本一(男優)代官
上原由恵(女優)井筒屋の妻
矢柴俊博(男優)銀蔵一家のチンピラ
ガンビーノ小林(男優)百姓のせがれ
國本鍾建(男優)御前試合の浪人・山路伊三郎
宇野祥平(男優)
島津健太郎(男優)
アル北郷(男優)
原作子母沢寛
脚本北野武
音楽鈴木慶一
オフィス北野(音楽制作)
撮影柳島克己
製作バンダイビジュアル
電通
テレビ朝日
オフィス北野
企画早河洋(企画協力)
プロデューサー森昌行
久保聡(協力プロデューサー)
木村純一(協力プロデューサー)
吉田多喜男(コー・プロデューサー)
配給松竹
オフィス北野
特殊メイク藤原カクセイ
特撮橋本満明(視覚効果)
美術磯田典宏
尾関龍生(装飾)
原口智生(特殊造形)
赤松陽構造(タイトルデザイン)
衣装山本耀司(衣装監修)
黒澤和子(衣装デザイン)
編集北野武
太田義則
録音堀内戦治
柴崎憲治(音響効果)
照明高屋齋
木村明生(照明助手)
その他吉川威史(キャスティング)
東京現像所(協力)
あらすじ
盲目で居合いの達人・座頭市、病の妻を連れた凄腕の浪人・服部源之助、次々と客を絞め殺していく旅芸者のおきぬとおせい。三組の運命が交わるとき、宿場町は紅い血に染まる。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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70.《ネタバレ》 21世紀にもなって、これほど「め〇ら」というセリフが多用される日本映画が観れるとは、もう嬉しくなっちゃいます(笑)。「北野武が座頭市を撮る」と聞いてびっくりしたもんですが、観てみれば勝新太郎の『座頭市』とは似ても似つかず、“リブート”というよりも“リコンストラクション”と呼ぶのが相応しいぶっ飛びぶりでした。その強さはもう超能力者レベル、だいいち座頭市が金髪というところからしてどうかしています。自分は本作の特徴は“リズム”をとことん重視した撮り方じゃないかと思います。タップのリズムで野良仕事する百姓など時には意味不明なところもありますが、シーンが切り替わるタイミングなんかも含めて快調なリズム感はなかなか心地よい感じすらありました。まるでポリウッド・ムーヴィーみたいなラストはちょっとやり過ぎ感すらあり賛否が分かれていますが、自分は好みです。初めて観たときはまだ『踊るマハラジャ』などのポリウッド・ムーヴィーを知らなかったので、そりゃびっくりしましたよ。このセンスならダンス・ミュージカル映画を撮らせたら面白いんじゃないかな。思うにこの映画での座頭市は狂言回しみたいな役柄で、浅野忠信の浪人夫婦や盗賊一味を追う姉弟のエピソードがメインなのかなとすら思ってしまいます。だとすると、このサブストーリーの描き方(とくに浅野忠信パート)が弱いのは気になるわけで、ここが本作の最大の弱点なのかと感じます。またラストで座頭市の座頭市たる所以を否定する驚愕(?)のオチが用意されているわけですが、これなんかも勝新版『座頭市』のファンから嫌われる理由なのかもしれません。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-03-19 22:26:02)
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69.《ネタバレ》 この程度の「座頭市」で満足している奴らは、勝新太郎の「座頭市」を知らないからそんな事をほざけるのだ。  山中貞雄やマキノ雅弘の軽快で笑いあり涙ありの痛快さを知らんからそんな事がほざけるんです。  北野武にしたって、「キッズ・リターン」や「あの夏、一番静かな海」ほどの冴えがこの映画にあるかは不明だ。  といっても、三池崇史のクソッたれな「一命」や「十三人の刺客」よりは遥かにマシという程度のこの痛快ヴァイオレンス時代劇をどう語るべきか。  勝新ほどじゃないがその抜刀振りは深作欣二のヤクザ映画よろしくバッタバッタと斬り倒しまくりで中々良かったし、敵の懐に一瞬にして飛び込んでみせ「次会う時はテメえの胴をブッた斬る」という具合に“警告”をするシーンも面白い。 稽古シーンの皮肉も笑えた。 用心棒が痛い妄想をした瞬間、座頭の市が構えを変えてフイを付くシーンも笑いを狙っているとしか思えなかった。 このように、金髪の呂布が日本に上陸し、仕込み杖の座頭を“偽って”日本のヤクザ共をブッ転がしまくる映画である。  劇中やエンディングの盛大なタップダンスの津波。 踊るような剣戟が売りのマキノ正博(雅弘)の軽快さを彷彿とさせる。  思えば、北野武の暴力的なエネルギーは深作的流血で綴る漢のドラマ。下手なドラマはこの際いらんのです。 ただ、それを台無しにするCG演出には反吐が出る。  刀や流血までCGで“偽る”下劣さ、下品さ。フルCGなら別に気にしない。だが実写で二次元と三次元の壁を作ってしまっている時点で気分は台無しだ。ふざけんなこの野郎。 これが本当に後で「アウトレイジ」という傑作ヤクザ映画を撮る監督のやる事かよっ!?  何故たけし自身がタップダンスのような軽快さでやくざ共を血祭りにあげまくるようなシーンを撮らなかったのかが謎。俺はそれを見たかったのに・・・。  小学生の頃にtvで見事に“騙された”自分が悔しい。 その直後に勝新太郎の凄さを俺に教えてくれた地方局の再放送にマジで感謝。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 8点(2014-11-06 23:35:47)
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68.《ネタバレ》 素直に面白い映画だと思います。 北野作品の中では万人に勧められる作品だと思うし。  殺陣のシーンも迫力あって格好良いし、幾つか笑えるシーンもあるし。 素晴らしい娯楽作品に仕上がっていると思います。  タップダンスもありだと思います。 何事もリズムが大事ですからね。 
ぐうたらパパさん [DVD(邦画)] 8点(2011-04-13 16:13:07)
67.《ネタバレ》 面白かった。かなりエンターテイメントしてて楽しめました。血の量も丁度良い感じです。賭博でイカサマやってる奴の手を切り落としてからの、皆殺しシーンがべらぼうに格好良かった。
モンチョさん [DVD(邦画)] 8点(2010-11-11 11:37:57)
66.《ネタバレ》 浅野忠信の強さとカッコ良さが際立つ。にも関わらず、なぜあんなに簡単に負けてしまったのか。。2度も。
山椒の実さん [地上波(邦画)] 8点(2009-05-06 22:27:20)
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65.《ネタバレ》 当時ラストサムライと比べられていたと思いますが、個人的にはどちらも面白です。 というか、どちらも武士を扱っているものの、内容は全く別物で、比べる映画でもないでしょう。  この映画での魅力はリアルな描写でしょう。 手を切ったあとを見せるエグさもあるリアルさ、戦いのシーンの緊迫感など、俳優の演技も光っていました。 ダンスのシーンの音楽やテンポに力を入れて作られていますが、それほど必要性を感じませんでした。 陰と陽を作りたかったのでしょうか。 外国を意識して作ったようにも思えますし、なくてもよかったようにも感じます。  漫画のバガボンドの戦いのシーンを実写化しような描写ですので、ご存知で興味のある方は一度観てみてください。  北野武は映画となると、非常にかっこいいですね。
コショリンさん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-25 19:17:16)
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64.《ネタバレ》 最初に見たのは、アイルランドの映画館でした。いや、こう書くとなんか自慢話みたいな感じがしますが、普通に観光旅行で時間潰しに立ち寄っただけの話です。館内は意外と閑散としていました。まあ、こんなものなんだろうな、って感じもしました。私を日本人と見るや、チャンバラが好きで黒澤が好きだとかいうスペインから来たという役者志望の男がいろいろ話し掛けてきて、ちょっとうざったかったです。で、何がいいたいのかっていうと、そのチャンバラ好きを自称する彼が、映画が始まると、やたらと悲鳴に近い叫び声をあげてたんですね。いや、その反応の素直さに、かえって感動しました。確かに、これは、今までのどんなチャンバラ映画とも異なるものでしょう。もっといえば、座頭市という名前すらふさわしいのかどうかとすら思います。勝新太郎が演じ続け、築き上げていったキャラクターとはあまりに違いすぎる。しかし、北野がこの映画でやっている、自分自身の本来の路線と娯楽性とで、どうやったらおりあいがつけられるのかという実験は、成功しているのは間違いないです。 
いのうえさん [地上波(邦画)] 8点(2007-06-05 23:15:49)
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63.勝新太郎ってイメージからたけしもありかなって気分になりました。 タップダンスなども取り入れて、飽きさせない演出が面白かったです。
甘口おすぎさん [DVD(邦画)] 8点(2007-02-10 21:03:36)
62.《ネタバレ》 血がとにかく,ぶるぁって出てて,おいおいとも思ったけれど,おもしろかった.ワクワクしたし,ストーリーも良かった.たけし軍団の方々も良いエッセンスになったシーンもあったし.(たまにウケを狙いすぎかな?とも思ったけれど.まぁ,それが逆に座頭市のカッコイイシーンを引き締めたのかもしれないが.)そして,二段オチ!飲み屋のじーさんが…!ってときには驚きましたな.とにもかくにも,久しぶりにお腹がいっぱいになる良い映画でした.
紺野 忠文さん [DVD(吹替)] 8点(2006-11-06 01:21:10)
61.北野作品は食わず嫌いというか、難しそうで敬遠していた部分があったのですが、本作は素直に面白かった!基本的な構成は実にオーソドックスで観ていて安心感がありました。さらにテクニカル。見せ方の上手さ、構図の美しさを随所に感じました。そしてなにより意外だったのは娯楽性の高さ。これほど観客を楽しませることを意識してつくられているとは思いませんでした。流れるような殺陣も見ごたえあり。また、時折挟み込まれるベタなギャグが、いいアクセントになっていました。さしずめ牛丼における紅しょうがのよう(違うかな?)です。有名なラストのタップダンスについては、それまでの伏線(というか軽い予行演習)など、作品に溶け込ませようという工夫が見えました。これはこれでアリだと思います。ただ、娯楽性を追及しすぎたためか、物語の展開に(テレビ時代劇でみられるような)ご都合主義を感じてしまったのは、ややマイナスでした。それでも自分がこれだけ北野作品を楽しめるとは、嬉しい誤算でした。続編をぜひ観たいです。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-05 19:14:00)
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60.《ネタバレ》 最初は軽い気持ちでみていたのですが、だんだんと美しい映像と躍動するリズムに惹かれてあっという間にラストシーンまで見きってしまいました。 物語自体は、勧善懲悪・仇討ちと時代劇の王道なので非常にわかりやすいのですが、結構、こちらの想像を裏切ってくれるので飽きませんし、面白いです。 
TMさん [地上波(邦画)] 8点(2006-04-16 22:49:33)
59.なんと言うか、感覚的に楽しめました。うーん、映像がいいですね。全体的に画面が暗いシーンが多いので、赤い番傘のアングルや、おせいの舞など、美しいシーンが際立って印象的でした。予告を見た限りでは「時代劇にタップ?えー・・」と思っていたのですが、良かったです。
ナオちんさん [地上波(吹替)] 8点(2005-11-07 22:36:02)
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58.カルト評価の多い北野監督の作品ではかなり良い出来に仕上がっている。 (この監督で一般受けする作品は監督らしくないとも言えるが) まぁ【座頭市】に関しては先駆者(勝新太郎)のイメージが余りにも強すぎて リメイクではないが拝借するには勇気がいった事だろう。 所々にギャグとも思しき笑いが挿入されているが これは北野監督特有の一種の照れ隠しなんであろう。 オーラスの祭りの踊りは歌劇のフィナーレにも似た演出で非常に好感が持てた。 此れを機に勝新の作品もチェックしてみたい。 万人にお奨めのエンターテイメント時代劇と評価したい。
sting★IGGYさん [地上波(字幕)] 8点(2005-11-07 00:51:16)
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57.映画って所詮はエンターテインメントなんだから、楽しまなきゃって言う人にはお勧めの1本。殺陣もストーリもタップもそんなのあり?っていう突っ込みたいところはあったけど、最後までちゃんと見れたのだから良く出来ているんですよ。最後まで魅せる事が出来ない娯楽映画が多い中、貴重な作品である事は間違いなし。この手の作品に思想を持ち出して批評するのはかっこ悪いね。 エンターティナーである彼が作った、エンターティナーな1本に敬意を表し、8点献上。
zackeyさん [地上波(吹替)] 8点(2005-11-06 23:32:47)
56.効果音については、特許級?のアイデアだと思います。刀で人を斬るとき、これまでの時代劇では「ビュン!」とか「ズキュ!」という軽い音が多かったと思いますが、本作は「ドン!」という、重い銃声にも似た音になっています。骨と肉という重量物をブッタ斬る力強さ、迫力がよく表現されています。内容が残酷なのは座頭市という看板を掲げている以上、やむを得ないでしょう。話題のタップシーンですが、特に感動はしませんでした。
長毛さん [DVD(吹替)] 8点(2005-11-03 02:20:57)
55.世の中なんて見ない方が良いのだよ、目をつぶって目くらを演じていた方が良いことだってあるもんだ。いや、きっとそうに違いない、遠目で見てるから美人に見えたりするもの・・・世の中、大事なのは目に見えないものの方なんだよきっと。
taronさん [地上波(字幕)] 8点(2005-04-09 22:55:20)
54.完成されたエンターテイメント!北野映画を批判する人もたくさんいるけど、私にとってはおもしろい映画を提供してくれる最高の監督だなあ。座頭市の予想以上の出来で完璧に信頼できる監督になった。ラストの浅野との決闘は、市の細かい動きが分からずもったいないことした。
ヒョー$さん 8点(2004-12-29 01:04:49)
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53.テンポよくて面白かったです。 時代劇じゃないといわれりゃそーかもしれませんが、 設定を現代にしても楽しめたんじゃないでしょうか? キれたらマシンガン撃ちまくる盲目のガンマン(スナイパー?)って、無理? 
チビすけさん 8点(2004-12-13 11:11:00)
52.江戸時代をこんなに暗く描いた時代劇を初めて見ました。犯罪に支配された町、疲れた表情の人々、雨ばかりの天候、ほとんど照明がない中で芸をしているお座敷・・・『ブレードランナー』や『バットマン』(第一作)を見た時を思い出した。個人的には秀作。
あすぺんさん 8点(2004-12-05 12:05:56)(良:1票)
51.悪人を漏れなく切り殺す徹底した勧善懲悪主義に共感と爽快感を持った。北野映画には珍しい後味の良い作品。全編に流れるリズム感やラストのタップダンスも心地良い。
クロさん 8点(2004-12-01 07:42:24)
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【点数情報】

Review人数 355人
平均点数 6.61点
010.28%
100.00%
220.56%
3113.10%
4277.61%
54412.39%
66718.87%
79426.48%
87019.72%
9308.45%
1092.54%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.62点 Review27人
2 ストーリー評価 5.76点 Review43人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review47人
4 音楽評価 6.40点 Review44人
5 感泣評価 3.56点 Review30人
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