2.《ネタバレ》 (2011年の映画メモをもとに)
これがモンティパイソンですか。
なんだか面白いですけどかなり変でした。
テリー・ギリアム監督の原型がこういうところにあるんだな~と、なんとなく納得。
ギャグがハイセンスなのかナンセンスなのか良く分かりませんが、
とても面白いです。
病み付きになりそうな感じかもしれません。
初めてのモンティパイソンですが、未だによく分からないので
さらにモンティパイソンシリーズを観賞したくなりました。
独特な感じです。
これを中世ファンタジー映画?としてみると、非常に本格的な雰囲気と
それを盛り上げる壮大な音楽がかなり素晴らしいのですが、
それらのほとんどが信用できないというか、皮肉の効果だとすると受け取り方に困ります。
歴史映画のリアルな土臭さや、ファンタジー映画の神秘的な美しさを高いレベルで偽装演出することは監督お得意の騙しであるのかも。そこから観客の心をブッ飛ばせる
手法が既に職人レベルに達しているのかもしれません。
ファンタジー映画で血を見てドキッとする作品はあまりないです。
これこそテリーギリアムの得意とする手法に思えます。