5.沖縄のロケーションや、夜の空気だとか、空の色だとか、が、なんか本土よりも濃く力強いですよねぇ。え?映画だからそういう風に撮ったのかも?ですが。しかし美しい。私も永住してみたいナ~と、ツイツイ思ってしまう。ハイ、これが「リアル沖縄」でなく「作品的沖縄」なのは、承知の上です。しかし、この作品の持つ溢れんばかりのパワーは、絶対ディフォルメされたものなんかじゃないと、思います。 【aksweet】さん 8点(2005-02-16 23:55:56) |
4.中江裕司にはやられっぱなしだ。そしてやはり登川誠仁なのだ。欲をいうとナビィばりに民謡どんどこ出してほしかったな。いやはや、良い。 【らいぜん】さん 8点(2004-08-06 07:36:03) |
3.太陽<てぃーだ>母ちゃんの余貴美子始めとする脇役の面々も良かったけど、何と言っても美恵子役の蔵下穂波ちゃんが素晴らしい。まるで「ロッタちゃん~」のグレテ・ハヴネショルドの様な天真爛漫さと谷岡ヤスジのキャラクターのような強烈さは、見ているだけで頬が緩んでくるし、劇中の「ABCの歌」や「森のくまさん」の替え歌、それに「~だばぁーよ!」という台詞も楽しい。それに、中江監督の作品はいつも沖縄を舞台にしているのでそこばかり注目されがちだけれど、実は「間」の取り方や映像の作り方がさりげなく上手い(とアタクシごときが言うのもナンだが)。【momonga】さんの仰る通り、観れば観るほど味わいの出る作品だと思う。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-05-14 18:30:03) |
2.素晴らしい。これはDVDなどで繰り返し見るタイプの映画だと思う。1回だけだと、なんだこりゃ?って感じでこの作品の魅力をすくい取れないまま終わってしまうかもしれない。ヒット作の次ということで、難しい部分もあったかもしれないし、原作が短編漫画ということで、全体を貫く大きなストーリー展開というものに欠けている点で、大衆的な評価が得にくい部分もあったかも知れない。けれど、この作品を貫く中江氏の沖縄への熱ーい思いが、詩情豊かに、美しい絵として、繰り返し見返すたびに伝わってきた。登場人物のキャラも、前作以上にぴんぴんに立っていて素晴らしいし。特に、美恵子ととうちゃんの演技は特筆モノで、とりわけ照屋政雄は良かった。前作のセイグァは(今作もだが・・・)、演技というより巧まざる天然の味わいで見せてくれたけれど、照屋氏は役者として役を演じ切り、全体を引き締めている。ウチナンチュはどう見るのか知らないけど、ヤマトンチュの俺としては、沖縄のここが好きってところをふんだんに見せてもらって、ますます沖縄病が高じてしまいそうである。マブイグミって、ああやるんだとか、お盆の習俗とか、知的好奇心も満足させられた。沖縄に関心のある向きは、必見。 【momonga】さん 8点(2004-04-29 22:29:12) |
1.こんなにもハイテンションの映画にお目にかかったことはないというくらい、主人公の女の子が元気です。この映画とナビィの恋で私は将来沖縄に移住することを夢見るようになりました。 |