28.10数年前に見ましたがまだ印象深く残っている作品です。サラ・ポーリーの透明感と存在感が素晴らしかったです。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-07-26 17:26:40) |
《改行表示》27.《ネタバレ》 彼女が死を目の前にして、夫以外の男を知ろうとしたことは、なかなか賛否両論ありそうですが。。。決して幸福とは言えない、あまりにも狭い世界で、短い人生を終えようろしている彼女には、私はちょっと同情しちゃう。 一瞬の恋をして、本当の自分を確認したかったんだろうな。。。。 10のことが、そうやって、意外にどうしようもない感じだったのが、逆に好感もてた。 死ぬんだってことを思いながら生きるとは。。。なかなか考えさせられました。 【のりもちあつあつ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-07-26 23:22:30) |
26.《ネタバレ》 夫以外の人とつき合ってみること、自分に恋に落ちるよう誰かを誘惑すること・・・・・心優しいアンの最後の冒険と思えば、夫や子供たちにとっては大きな裏切りだけど、自然と許してあげたい気持ちになった。死ぬ前にしたいリストに何の毒も含まれず、優等生が書くような完全無欠のものなら、逆に映画にする必要はないのでは。人間には矛盾がつきもので、理性では抑え込めない情熱を欠いてしまっては、魂の抜け殻だ。雨のシーンが多いのも、先の短い彼女の命がみずみずしく画面に映えて、切なかった。彼女に都合のいい話の進行も気にならないくらい、理屈ではなく感性で視聴できた。ある意味、癒し系の映画だったと思う。 【tony】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-06 16:59:24) |
《改行表示》25.《ネタバレ》 この邦題も悪くないですけど、やはり内容的には原題である「My Life without Me」の方がぴったり合ってますね。「自分が死んでも世界は続いていく」という事実を受け止め、最後まで家族や周囲ができるだけ傷つかないように気を使いながら、人生を有意義に全うしようとする主人公には本当に感銘を受けましたね。変に、感傷的にならず淡々と描いているのも、リアルな感じで良かったです。(なんとなく雰囲気は「愛と追憶の日々」に近いものを感じました。) しかし、デボラ・ハリーもとても還暦近くとは思えない存在感がありましたね。 【TM】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-10 20:08:34) |
24.やられた。これは斬新なアイデアでもあり普遍的なテーマでもある。実際は死に対する恐怖が付きまとうのだろうが、それを除けば、主人公の心情は十分理解できる。家族のために何かしてやりたいと言う気持ちと、自分のやりたかったことをしてみたいという欲求。わがままは許される立場になっている。運命を受け入れる決心をし、やるべきことをやり、多くの愛を感じて充実した日々を過ごす。長く生きていれば良いというものでもないのか。そして、我が愛しのデボラ・ハリーの変わりようにもやられた。ブロンディの懐かしい思い出に+1点。でも邦題に-1点。 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-14 12:21:39) |
《改行表示》23.《ネタバレ》 原題の方が内容にマッチしていて良いかなと思いました。自分がいなくなったときに、世界はどうなるのか、という視点で、周りの人が幸せになるように行動する主人公が良かったです。 少し独りよがりな考えで、納得し兼ねる部分もありましたが。 最後の恋人相手に送るカセットテープのくだりはジーンときました。 【ねこかもめ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-27 13:28:26) |
22.自分の死を受け止めること、これがどれほど辛いことなのか僕には想像もつかない。与え足りない子供達への愛情、これからも愛し合う筈だった夫との愛情。何もかもが絶望的でしかないのにそれを一人で抱え込み、それでも必死に残される家族の幸せだけを願うアンの強さと優しさ。だけどそれはとても痛々しく、また切ない。だからアンを強く抱きしめて上げたくなる。母親として、妻として、そして女として強く美しく、儚く散ったアンの人生。アンの温もりに拍手を贈りたい。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-19 09:41:44) |
21.《ネタバレ》 主人公の不倫に、不満な意見が多いですね。裕福じゃないけど幸せな結婚生活。彼女はこの生活を守る為に無意識に我慢してきた事もたくさんあったんではないでしょうか。いつしか守りの生活を強いられてきた彼女。自分の死期を知り、彼女の中の押さえつけていた何かが崩れ、別の男性と恋に落ちてしまう。夫は男性ではなく家族なんです。彼女はもう一度家族ではない誰かと恋に落ちてみたかったのではないでしょうか。家族に対する愛はまた、別物だと思います。観てる間中何度も涙をぬぐいました。 【hinasakusu】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-29 16:54:00) (良:1票) |
20.登場人物が皆良い人で、どのシーンも可愛くて素敵だった。『死』っていう悲観的なモノを普通の人生設計みたいに目標を立てて、それをこなしていく姿が、普通の日常的すぎて余計胸を打たれた。 【さら】さん 8点(2005-03-25 16:07:36) |
19.自分の死と真っ直ぐに向き合って残された人生を過すアンに深く感動した。家族にメッセージを残していく姿にアンの家族への深い愛情が伝わってきて涙があふれた。というか、初めから終わりまでジーンとして泣いていたような気がします。淡々としているけれど、とても深い意味が込められている映画。 【civi】さん 8点(2005-02-07 05:01:41) |
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18.淡々としているところに、リアリティを感じる。「死」と向き合っている人には、「静」があると思うから。「死」を扱うと、妙に泣かせようとしたり、泣かせる台詞を言わせたりするけれども、この作品はそういうことをしないでくれた。秀作。 【もちもちば】さん 8点(2005-01-05 23:38:45) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 「If you don't kiss me right now, I'm going to scream」。今年観た映画の中で、一番グッと来た台詞 【永遠】さん 8点(2004-12-29 07:28:31) |
16.なんて優しそうな夫なんだ あんな夫ならば俺もほしい。なんて思ってみたりして…。 んでさ、なんて運の悪すぎる浮気相手なんだろか… 気の毒くなってきてしもうたが…。 ある意味彼に感情移入してしもうたし…。 【3737】さん 8点(2004-09-12 14:45:20) |
15.淡々と、泣かせようとしない作りがよかった。そして何よりもカナダの片田舎の雰囲気がとてもよかった。家族の愛し方が深くて、素直で、見習いたいと思った。 【DELI】さん 8点(2004-09-01 21:17:01) |
14.おっ!いい映画でした。スペイン映画おしゃれですね。「美しいね、娘さんも」って台詞とか素敵です。自分が彼女の立場だったらいったいどういうことをするのだろうと考えさせられました。 【暇人】さん 8点(2004-08-29 00:39:30) |
13.《ネタバレ》 ぐうたら大学生を続けている僕にとって、同じ年代で2人のこどもを育てながら一生懸命に働いている主人公の姿が衝撃的だった。ある意味非常にきつい境遇にあるのに前向きに働いているサラ・ポーリーの姿は、多くの「自分が何をやりたいか分からない」と思っている人に訴えるところがあるように思う。この映画はもちろん一人の若い女性の選択を描いているわけで、多くの人が賛同できるような話ではないかもしれない。けれど、単なる家族を愛する「いい人」という型に縛られず、夫以外の男性と恋愛する「自分」中心の人間観は、既成の道徳を再検討する機会を提供してくれている。「自分」中心の人間観はラストで主人公の死後を描かない点においても貫徹されている。死者を悼むのは残された生者である。悼むのは、死者のためのようでいて、実は生者のためなのだ。死ぬものにとって、自分の死後の事実は分かり得ない。そういう、静かで力強い人間観がこの映画を貫いている。そんなことを感じた。 |
12.泣きました。淡々と進んでいく所が良かったです。 【たま】さん 8点(2004-08-21 21:48:26) |
11.よく行くビデオ屋(レビュー読んでくれてる方は知ってます・・よね?)で「3泊4日」の貸出期間になっていた本作。旧作なのに、何で7泊8日じゃないの?と思い横の説明を見ると「より多くのお客様にご覧になって頂けます様」との事。なるほど、見終わってみると、誰もが一度は見てみてもいいんじゃないかな、そう思う映画でした。この映画で学ぶ事が出来るのはふたつ。「愛」そして「生」である。アンが最期の時に思い描いたのは、これまでの人生や、辛かった経験などではなく、やはり愛する家族の事だったのでは無かったのでしょうか。アンが家族に対し「早く自分の事は忘れて欲しい」と願ったのは、きっと夫、そして何よりも愛する二人の娘たちに、永遠の幸せを味わって欲しかったからなのだろう。そう、本当に「愛する」という事は、ただ結婚しているという事だけでは無く、ただベタベタ一緒にいるだけでも無い。お互いの幸せを、心から願い続けるという事なのだ。本当に「生きていて幸せ」というのは、自分の思うがままに行動する事では無く、ただ名誉を手に入れる事でも無い。愛する人と、自分が生きている限り幸せになれるという事なのだ。今、自分と同じ青少年たちが自らの命を自ら絶つという、悲しい事件が増加し続けている。そんな今だからこそ、是非ともこの映画を見て、生きる事の尊さを学び取って欲しい。 |
10.これはハリウッドで撮らなくて正解でしたね。絶対、“お涙頂戴”になってたはずです。淡々と進むのが、この映画のいいところ。死と向き合い、死を受け入れ、「私が死んでも、何も変わらない」と悟るところに主題があると思います。頼むからリチャード・ギアとか使ってリメイクしないで下さい。 【金子淳】さん 8点(2004-07-19 12:26:37) |
9.死に前向きに向き合うというのが面白かった。上手くいきすぎなハッピーエンドが引っかかる以外は良かった 【ムート】さん 8点(2004-06-28 19:46:07) |