50.20年ぶりくらいの鑑賞。この2人は何さしてもカッコいいですよね。女もどっちでもいい感があって、ある意味納得してしまって笑える。エッタ役のキャサリンロスもこの2人に入って、馬にまたがってるとこなんかカッコいいです。この作品は内容はどうであれ、とにかくカッコいいシーンが多いのでファンにはオススメ。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-04-28 11:53:30) |
49.久々の鑑賞。アホなのか、能天気なのか、ヤケクソなのか、窮地に陥っても余裕をかます二人組の軽くて薄い雰囲気が何とも言えないです。当時の西部劇としては極悪人を善人キャラに仕立てた規格外の人間臭い映画だと思います。どう考えても「俺たちに明日はない」的生き方にみえますが、タイトルは先を越されちゃったからしゃあないですか。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-04-24 23:37:36) |
《改行表示》48.小学生だった私に三人はカッコ良くてキラキラ輝いて眩しかった。40年以上の時間を経た今の私に三人は瑞々しい若さでキラキラ輝いていて眩しかった。罪と罰を見せつけるラストショットは昔も今も物悲しい。 2022.11.3追記 劇場鑑賞が叶い感慨無量の一時を過ごさせて貰えました。 |
47.《ネタバレ》 この二人、考え浅くてまじめに働くことが嫌だっていう馬鹿野郎ですからね。P・ニューマンの人懐っこい笑顔と、レッドフォードの端整さが無ければこうまで人を魅了しないだろうなあ。刹那的な生き方とも言えるのに、筆致はあくまで軽やか。明るい旋律のrain dropsと、心が開放されるような大平原のショット。馬で駆け抜ける二人の、拘泥するものの無い生き方に憧れすら抱きます。アメリカンニューシネマの人物たる故、破天荒な人生の落とし前は即ち蜂の巣。悲劇的な幕切れではあるけど、画をとめて音のみ残したことと、直前の二人の会話のこの上なく気軽な感じが女々しい感傷を嫌っているようで、最後まで一本気なセンスの良さを感じる演出でありました。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2014-06-20 19:44:53) (良:1票) |
46.西部劇をベースに、映画史に残るアンチヒーローを描き出した名作。それはもう理屈抜き、格好いいとしか言いようがないのである。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-17 13:53:59) |
45.《ネタバレ》 ニューシネマは苦手ですがこれは何度でも観たくなる映画です。「スティング」でもそうですが、ジョージ・ロイ・ヒル監督にポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの映画史に残る最強コンビ。面白くない訳がないですよね。2人がそこにいるだけで絵になる。会話も、佇まいも2人の何もかもがカッコいい。そこに絡むバート・バカラックの音楽も効いています。“雨にぬれても”のメロディにのせての自転車に乗るシーンは名シーンですね。2人のほのぼのとした雰囲気に“雨にぬれても”のB.Jトーマスの歌声、メロディがとてもよく似合っていました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-16 23:58:41) |
44.《ネタバレ》 絶賛するほどの面白さじゃなかったけど、ピンと来ないとかつまらないって事は全然ありませんでした。随所に笑えるところがちりばめられていて、そこまで退屈もしませんでしたね。広大な荒地を馬で駆け抜けるその風景だけで、見てよかったと思います。 |
43.パカパカ逃亡する所はだれるような気もするが、必要なのでしょうがない。サンダンスが撃つ場面は全てかっこいいので問題ない。 【デフォルトモード】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-23 18:27:06) |
42.《ネタバレ》 「次はオーストラリアだ」なんて言って、前向きに死んでいくブッチとサンダンス。セピア色に変わるあのラストが全て。ポール・ニューマンは本当に端整で格好良い。彼がはじめての「殺人」を犯した時の苦渋の表情がまた良い。憎めない悪党の憎めない映画。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-25 23:36:28) |
41.悪漢物には魅力を感じない自分でもこれだけは、というところがある。 彼らが卑しく見えないのはジョージ・ロイ・ヒルや役者や「雨にぬれても」のせいなのだろうけれど。 自由気儘に生きる男たちと彼らが死ぬのを見たくないばかりに離れていく女。 罪をかさね次第に追いつめられながら呑気にジョークをかます彼らが無事に逃げおおせていたら、おそらく彼らを好きではないのだろう。 楽しき2人の逸れ者は共に散り残るは風の伝説のみ。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-09-28 17:31:47) |
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40.アメリカン・ニューシネマと呼ばれる映画は社会派批判の問題提議の作品が多く、見ていて暗くなるモノが多いなかで、この作品は明るくて良いぞ。『スティング』のメンバーが再度集まって今までのウエスタンとは全く違う雰囲気の映画を作った。この頃のポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードは一番脂がのっていた頃。見ていて楽しい映画でした。 【がんちゃん】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-03-08 17:33:37) |
39.始まりと終わりが気に入っている。切ないメロディーもいい。相当脚色をしていると思うが実話のようである。現実にこんなやつがいたら、ざまーみろと思うかもしれないが、映画だとこのばかな2人を、なぜかあたたかい目で見てしまう。 【たけよし】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-15 21:25:20) |
38.《ネタバレ》 ○午前10時の映画祭にて鑑賞。○コメディとドラマを上手く介在させた傑作。主演の二人は見た目こそすっかり大人だが、改めて見ると青春映画だと感じた。○この映画のハイライトはポール・ニューマンがB・J・トーマスの「雨に濡れても」をバックに自転車芸を披露するシーンとラストシーン。自分の殻を破ろうと突撃するラストは静止画に音声だけ付けると言うかなりのインパクト。ニューシネマの中ではラストの衝撃は一番。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-24 11:16:58) |
37.私も男性として、この2人に大きな憧れを抱きました。何度追い詰められても決して悲観せず、精一杯今の人生を楽しもうとする2人は、4月からの新しい時期に不安を覚える私にとってすごく勇気づけられました。最後の最後、死ぬ覚悟をしてもまだ将来の夢を語る。そんな男になりたいものです。 【黒めがね】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-26 17:50:22) |
【アルテマ温泉】さん 8点(2004-08-08 22:11:58) |
35.超名作といわれたこの映画 初めは退屈で退屈でこの映画がこんなに評価されてるの?って疑問にさえ…しかし、いい意味で裏切ってくれる!後半部分のおもしろは至極のもので!やはり名作ですね!69年に作られたとは…面白いです!ラスト・シーンがいい残尿感を! |
34.この映画の終わり方が最高にかっこいいです。残酷な描写がないから、見てるこっちはあの二人をかっこいい姿のイメージのまんま残せるんだと思います。おもしろい、古臭さは微塵もありませんでした。 |
《改行表示》33.ストーリーに様々な盛りあがりあり、とても楽しめた。列車強盗に 始まり、逮捕チームに追われ、ボリビアに逃げてからの銀行強盗 、そして最後の銃撃戦・・・古さを感じさせない素晴らしい作品でした。 【ボビー】さん 8点(2004-04-05 18:40:11) |
32.ニューシネマの文脈で語って持ち上げてしまうよりも、いつの時代にも普遍的な、粋で洒落たピカレスクロマン、と言っておく方が、この作品の魅力の本質を伝えられる気がする。セピアカラーの使い方、バート・バカラックの音楽、ブッチとサンダンスの掛け合いのセリフ、西部の自然を鮮やかに映し出すカメラ・・・どこをとっても本当にオシャレ。素晴らしい脚本と演出に支えられ、エバーグリーンな作品になっている。ニューシネマの精神や60年代の時代性がテーマであったなら、こんなに美しく軽やかな作品ではなく、もっと暗く重たい悲劇になっていただろう。そしてその軽やかな印象を大きく左右しているのはサウンド。全編にわたって非常に静かで、無駄な音がしないため、ここぞという時にバカラックの旋律が際立つ。この話を現代を舞台に再現しようとすれば、実写ではリアルになりすぎて、独特のロマンティシズムが薄れてしまう。だから、この作品から多大な影響を受けたであろう我らが「ルパン三世」は、アニメでなければ成立しなかったのだと思う。 【眠い悪魔】さん 8点(2004-03-05 23:24:20) (良:1票) |
31.《ネタバレ》 ブッチとキッド、ニューシネマを代表する二人のキャラクターにはやっぱりひかれてしまいます。反体制的な若者の映画ですが、実はキッドは泳げないし、ブッチは人を撃ったことがない。ギャングという犯罪者であり、破天荒な二人ながら、弱さ、滑稽さを同時に持った彼等にはついつい共鳴していってしまいます。「おれは実は人を撃ったことがねーんだ」「そりゃ、ありがたいお言葉だ」なんてカッコ良い台詞の数々はゴールドマンの功績でしょうか。二人の素性は最後の最後まで完全には明かされず、こうした気の利いた台詞のベールでうまくかわしていきます。ラストはいろいろな選択肢があったと思いますが、二人を正面から捉えた静止画で止めたことで、エッタの「あなたたち二人の死ぬところは見ませんからね」を実現し、彼等を永遠の存在へと変えていきます。冒頭のブッチが銀行の下見をする場面は、セピア調で情緒があるにもかかわらず、引きの画をさけて大胆にカットを割り、ファーストシークエンスとしては最高の出来。一気に作品に引き込む見事な導入部です。ニューシネマの作品群では特にお気に入りの一品です。 【スロウボート】さん 8点(2004-01-18 18:00:25) (良:3票) |