10.《ネタバレ》 「交互に叩き合う」という点では、ある意味、打撃系格闘技のようなドラムバトルが迫力ありました。つくづく黒人のエネルギーっていうのはすごいなー、と感じました。よくあるスポ根もの、という評価が多いようですが、私としては期待を裏切らないストーリーもよかったです。主演のニック・キャノンは「ウィル・スミス2世」とよばれているそうですが、ルックス的には「デンゼル2世」って感じかな。今後も楽しみ。 【ジントニック】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-25 21:34:02) |
9.《ネタバレ》 監督監督~! 会場がポップスでノリノリに流れてるタイミングでどこのダレが『熊蜂の飛行』ぶつけますかぁ? しかも、ペットのソロならまだしもバンドで…どう考えても主人公が正しいよ。色々な場面で音楽の本質(ある時は快楽、命の暗喩、そしてショー)がわかりやすく出ていたと思う。主人公が音に命を吹き込むと、途端にトラブル発生。なぜならドラムはブラスバンドのハートビートを司るパーツでしかないからだ。楽典憶えて曲を作る方が、彼の「音楽」にとって幸せだったのは言うまでもない。「トイレの文字が読めない奴でもちゃんと使ってる」と言う敵の監督、彼の方が音楽の根幹をしっかり捕まえてると思うし、ブラスでヒップホップという豪快な技が生み出せたんじゃないかな(正直、あの曲が一番の感動でした)。というわけで、主人公だけじゃなしに監督の音楽的成長のドラマでもあるのですな。日本の大太鼓(in 夏祭り)でも似たような話が作れそうだけど、誰かやんねーかなー『ドラムライン』東北ケンカねぶた版…きっと燃えるですよ…。●追記:黒人モノとしては震えが走るほどよかったっす。あと、演出がちょっとリドリー・スコットを意識しすぎかナ? 【エスねこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-08 06:27:36) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 この主役のニック・キャノンて男性はカッコいいですね♪なんかウィル・スミスっぽいなあと思ったら案の定「ポストウィル・スミス」と呼ばれているそうです(笑)ラッパーとしても、またバラエティーの司会としても幅広く活躍されているそうです。 青春モノお決まりの作りではあるんですが、マーチングバトルの迫力が物凄く、特に同点1位の2つの大学のドラム対決はまさに真に迫る迫力で圧倒されました!ただでさえあの連打が難しいのに、歩きながらとかバチを投げたりとかリズム合わせながら隣の人の太鼓叩いたり、見てると錯覚で「あれ、俺も出来そうだな」とか思う所が怖いです(笑) 金にモノを言わせるライバル大学のボスが、確執から一時辞めさせられた主人公を受け入れる代わりに「スパイ」として雇おうとするあたりが人間的で嫌でしたねー、ああいう事って本当にありそうですし。 たかがバンド、されどバンドって感じで「チアーズ」を初めて観た時のような興奮がありましたね。勿論男がだいたい好きな、男同士の友情も満載。チームをまとめるリーダー役の男が、主人公のデヴォンの怠慢ぶりと才能に嫉妬し確執を持ちながらも、最後には和解し、協力して曲を作ったり。ああいう展開はお約束でも好きなんですよねーー♪デヴォンの彼女がリーダーを務めるダンスチームの演技も見事です! |
7.一言でいえばカッコイイ!展開的にはありがちなスポコンものって感じ。監督が最後に主人公を使うところや演奏の良し悪しが自分には分からないっていう所があるが、見て損はなし。 【miso】さん 8点(2005-02-17 00:28:57) |
6.カッコいい!ただただその一言に尽きる作品。ストーリーはあまりにありふれたものですが、圧倒的なサウンドがそれを補って余りあります。これは、パーカッションを主役に据えたミュージカル。言葉は足りなくても、全てをドラムラインが物語ってくれます。主人公のあまりの身勝手さに感情移入は出来なかったけれど、思わず感動して8点献上! |
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《改行表示》5.映画館で是非見たかった映画ですね!!面白いってゆーよりもカッコイイ映画 って感じでした。やっぱ黒人の方々は音楽センスに優れてた人が多いですね~! (もちろん白人でも他の人種の方でもたくさんいますが・・・) 出来ないくせに打楽器やりたくなっちゃいました(笑 【あみ】さん 8点(2004-12-07 00:12:02) |
4.確か中3の頃、学校で机をどこどこ叩くのが流行ってました・・・えっと、口で説明するのは難しいのですが(かといって鼻で説明するのももっと難しいのですが)、要は五本の指やら裏拳やら肘やらでいかにリズミカルに、しかも見た目カッコ良く叩くかっていうのでみんな競ってた気がする(クラスの結構かわいい女子がこれにハマッてて、内心ちょっとひいてた。今思うと、何故男子も女子もあんなんに熱中してたのか、よく分からんのだけれど・・・)。別にちゃんと調べたわけじゃないけど、人類の歴史で初めて登場した楽器は、きっと打楽器なのではないだろうか(だってほら、ゴリラも胸をドラミングしたりすんじゃん)。何と言うか、リズミカルに物を叩く音っていうのは、人間の非常に原始的な野性を刺激するような気がする。よく、ブルース・リーの映画を観終わって映画館から出てきた人がみんなアチョアチョやってるとか、高倉健の仁侠映画を見終わって映画館から出てきた人がみんな肩で風切って歩いてるとか聞いたことがあるけど、きっとこの映画を観終わって映画館から出てきた人はみんな机とか壁とか膝とかをどこどこぽかぽかやってたんじゃないだろうか。ちなみに僕はDVDで観たけど、エンドロールのとこで知らず知らずの内に膝をぼこぼこしてました。うむ、久々に「観る映画」ではなく「体感する映画」を味わった。できれば映画館で観たかったぞ。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-10-27 18:18:32) (良:2票) |
3.音楽系の映画だと思っていたら、思いっきり熱血だったり、ドラム合戦とか初めて見れて新鮮。ストーリーも期待通りの展開で良い。ただ、技術的な面で細部が分からないのと、ドラム以外でもう一つ新しい点が欲しかった。 【六爺】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-09-12 01:05:47) |
《改行表示》2.《ネタバレ》 ストーリーはべたべたですが、こういう作品はこれでよいのだと思いました。こんなべたべたなストーリーをめざしてがんばった青春を思い出します。ブラスやってる人間は魂揺さぶられます。 そんなこんなで、この映画のよいところは、団体行動の大切さを学べるところですかね。「お前はうまい、最高だ。じゃあ一人でたたいてろ」と言われた天才主人公は、ブラスに大切なものに気づいていきます。まさに真理。仲間は大切だ。肝に銘じたい。 また、肝心の演技シーンも熱い!画面に釘付けです。選曲のセンスもいい。全体を通して映画としての詰めの甘さ(感情移入しにくかったり。。。)を感じますが、お勧めの映画です。 |
1.実は小学校の頃小太鼓(スネアドラム)を叩いてまして、そのせいか、この映画非常に印象的です。こんなに格好良い叩き方があるなんて!ストーリー展開はまーありがちといえばありがちなんですけど、躍動感溢れるブラスバンド対決はかなり見ごたえあるんです。主演のデヴォン君も演奏の見事なんですけど、その他取り巻く出演者の演奏も見事なこと見事なこと。金ちゃんの仮想大賞で言うと間違いなく「技術賞」をやりたいですね。個人的に音楽系の映画って弱いんだなぁって思いつつ8点です |