ベルリン・天使の詩のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ベルリン・天使の詩

[ベルリンテンシノウタ]
Der Himmel Ueber Berlin
1987年西独上映時間:127分
平均点:6.40 / 10(Review 97人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリーファンタジーシリーズものモノクロ映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-03-14)【イニシャルK】さん
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監督ヴィム・ヴェンダース
キャストブルーノ・ガンツ(男優)天使ダミエル
オットー・ザンダー(男優)天使カシエル
ピーター・フォーク(男優)本人
ソルヴェイグ・ドマルタン(女優)マリオン
脚本ヴィム・ヴェンダース
ペーター・ハントケ
音楽ユルゲン・クニーパー
撮影アンリ・アルカン
製作ヴィム・ヴェンダース
アナトール・ドーマン
配給フランス映画社
その他小津安二郎(献辞)
フランソワ・トリュフォー(献辞)
アンドレイ・タルコフスキー(献辞)
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未見の方は注意願います!
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12
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21.ピーターフォーク、そうだったのか!なぜか眠くならずに観れた。最後に出会ってからがちょっと長いかな。
Skycrawlerさん [地上波(字幕)] 8点(2017-01-29 01:15:28)
20.《ネタバレ》 限りある今を実感するために地上に降りた後の、血を舐めたり、手をこすり合せたりするシーン。この世界には鮮やかな色彩と喜びが満ちているという描写が何とも素敵だ。そして「ひとりでも人といても私は寂しくなかった。寂しさを感じたかった。寂しさって、自分をまるごと感じる事だから」のセリフが記憶に残る。
nojiさん [映画館(字幕)] 8点(2015-04-22 21:13:22)
19.これはいい。こういう映画をもっと見たい。
aimihcimuimさん [ビデオ(字幕)] 8点(2014-08-12 21:52:37)
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18.《ネタバレ》 黒のロングコートから急遽路線変更。でも若づくりし過ぎじゃないか 思いっきしカジュアルに。(笑)  カラフルジャンバー羽織って嬉し恥ずかしウッフッフ。 なんだか逆わらしべ長者になってくようで可笑しかった。 そんな天使のおじさんが役1名 ラリホッホ♪  『今度、人間になりました天使です どうぞよろしくお願いいたします。』
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-19 20:34:29)
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17.《ネタバレ》 当時付き合っていた彼女をリバイバル上映していたこの映画に誘った。前に映画館で見たこの映画の感動を共有したかったから。映画開始後数分で、俺の隣の席から「グースカ、ピ~」とイビキが聞こえてきた…。  それが今の嫁です。    ハッ!(思い出から我に返った音)え~、俺は前半の天使目線のモノクロパートが好きです。あの感じでズ~っと映画が終わってもいいと思うぐらい。自分がピンチの時にも、ああやって隣に天使が寄り添ってくれてればいいなぁ…なんて思ったものです。そしてコロンボ!寒さの中手をこすり合わせながら主人公の天使に語りかける場面は素晴らしいです。だもんで…俺にとっては後半部分(カラーになってから)はちょっと長かったかなぁ…。   【追記】「元」嫁になりました(2019/12)
幻覚@蛇プニョさん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-05 06:00:56)
16.《ネタバレ》 冒頭、モノクロの映像で2人の天使が空からベルリンの街並みを眺めている。この天使の視点の際に用いられるモノクロの映像からは柔らかな陽の光や、生命感や体温などは感じられず寒々しい映像が印象的です。そして、二人の天使が会話を始める。後に人間になる天使ダミエルはこう言う。「霊でいるのにうんざりする時がある。永劫の時に漂うよりも僕を大地に縛り付ける自分の重さを感じたい」と。やがて彼は一人の人間の女性を愛し、彼女を探す為人間として地上に舞い降りる・・・には少々不恰好な地上への登場の仕方でしたが。でも、人間になった瞬間、モノクロからカラーに映像が切り替わるこの時が感動的でした。吐く息は白く、一歩一歩踏みしめる足音。そこには歩んできた自分の足跡が確かに残っている。色にあふれた世界やコーヒーの温かさを感じ、人と触れ合う。彼のこの映画の一番最後のつぶやき「僕は今、知っている。いかなる天使も知らない事を」が感動的であり、説得力がある。この映画のテーマは何気ない日常の中にある幸福や、限りある生命である人間への讃歌という単純明快なものだと感じました。天使だった頃に憧れた自分の重さを確かに感じながら、彼の人間としての物語は今始まったばかり。だからこそ、この映画にラストシーンは無く、「乗船完了!」の声の後、「つづく・・・」という幕の閉じ方は明日への希望を感じさせる何とも素敵な終わり方だと思います。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-11 21:58:45)(良:1票)
15.最近、私の好きな伊坂幸太郎・著の『死神の精度』を読んで、そういえばこんな映画を観た日もあったなあ、と思い出しました。たぶん、彼はこの映画に少なからずもインスパイアされて『死神の精度』を生み出したのでしょう。図書館をミュージックショップに置き換えて。小説でも、人間と死神、二人はひとつの風景を共有し、2つの世界はひとつになりました―――しかしやはり、この映画が見せるラストの温かみ、ヴェンダースが東西ベルリン統一に馳せた思いに敵うものではなかったかと思います。BOW30映画祭にて、奇跡的に劇場で鑑賞。
SAEKOさん [映画館(字幕)] 8点(2008-07-29 00:16:08)
14.《ネタバレ》 これはドイツがまだ東西、東と西とに分かれていた時代の映画で、この映画の主人公、天使であるダミエルはブランコに乗った一人の女性に恋をし、そして、自分も人間になって、彼女との愛を掴もうとする。ピーター・フォーク演じるテレビの人気者に人間になるには天使は死ななくてはならないと聞かされるというこれは人間になりたい天使の視点から描かれているとても切ないお話です。そんな主人公ダミエルは天使の時と人間の時とでは色が違うのだ。天使の時はモノクロで、人間の時はカラーという映像により浮かび上がるものは何か?天使の姿である以上はどう頑張っても、彼女とは一緒にはなれない。このモノクロの映像は心の中の悲しさ、寂しさみたいなものを描いてるように感じるし、また、人間の姿になった時のカラーによる映像は心の中に人間としての血が流れているというような監督からのメッセージみたいなものを感じることが出来ます。正にタイトルの如く、「ベルリン・天使の詩」そのものと言える映画ではないだろうか!
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-02 21:55:16)
13.いつも書いてることなんですが、僕はこの映画みたいに、エピソードの枝葉の方が妙に印象に残る映画が好きで、そういう意味で面白かった。人々の心の声もなんだか納得するものが多かったし、考えさせられるものが多かったと思う。セピアもいいし。最後の方は盛り上がりに欠けるかな、と思ったけど、上記の理由でOK。
スー・ミー,スー・ユー・ブルースさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-04 17:51:04)
12.セピア色のベルリンの街、そこに生きる普通の人々の日常・・・色がない部分、光と影がとても印象的でした。身体を傾け、人々の声を聴く天使の姿が好きです。まさしく詩であり、大人のためのお伽話。久しぶりに観ましたが、十数年前はじめて観た時とは随分印象が違い驚きました。またもっと先、歳をうんと重ねたら再び観てみたい映画です。
タマクロさん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 16:09:50)
11.独特の描写にちょっと感動!
ボバンさん 8点(2004-11-29 23:47:59)
10.散文的な映画です。でも可愛い。天使が。50過ぎたおっさんなのに可愛いと思わせてしまうこの映画はもー傑作って事でいいですよね。「君だけじゃない。結構いる。」のシーンでわけも解らず涙が出たからねぇ。
ぶらっくばぁどさん 8点(2004-11-18 20:08:57)
9.とても静かにストーリーが続いていく。カラーと白黒で天使と人間の視覚の違いを表現しているのが単純で逆によかった。ヨーロッパ映画の良さを十分に出している映画だと思います。ピーター・フォークが出てきてちょっと笑ってしまった・・・好きな映画の1つです。自分的にはヴィム・ヴェンダース監督の中で一番。続編を見てがっかりしたんだけど。
epitaphさん 8点(2004-03-08 23:29:32)
8.天使の世界は神の世界でも人間の世界でもない、中間世界。この映画では人間界は描かれているけど、神を想起させるようなシーンは出てこない。天使は人間に限りなく近くて、せいぜいモノクロとカラーの違い程度しかない。しかしその微妙な差異に、かすかな希望を織り込んだ監督の意向は評価したい。希望はわずかで、しかもその実現には重くて無様な人間の生が待ち受けているのだが、しかし天界から「墜落」した天使が唾棄すべき「堕天使」ではなく、平凡な人間というのがいいな。平凡な人間でありうること、それは恩恵の名残なのかもしれない、とこの作品を観た後にふと思ったりした。
バッテリさん 8点(2004-02-12 19:15:17)
7.おそらく私はまだこの作品を受け止められるほどには成熟せず達観していないので、手に余ってしまうのだろうと思う。この作品の持つ潜在性を受け取り自分の中で処理するには、もっともっと老練した心が必要だと思う。もっと時間が経ってからまた観たいと思います。 “元天使”小津安二郎だって。ほんと、何て粋なトリビュートなんだろう。素敵だ。
ひのとさん 8点(2004-01-15 17:13:10)
6.《ネタバレ》 はじめてこの映画を観たのは、20前後の頃でした。その頃は美しい映画。という評価以外は出来なかった。劇中のサーカースのブランコ乗りの女性が「時が癒す?その時が病気だったら・・・」という台詞通り、病んでる時を生き挫折や失敗、孤独を経験してもう一度見直すと心に染みるいい映画になってるんですね。登場人物、エキストラの一言一言がまさに「天使の詩」。人生に疲れたときに観て欲しいですね。
としこふさん 8点(2003-12-21 21:29:53)
pied-piperさん 8点(2003-10-23 20:49:44)
4.《ネタバレ》 確かに中盤あたりは退屈だったかも。モノクロの必然性も最初はわからなかったが、ヴェンダースの映画なのでこのままで終わるはずはないと思い見ました。最後まで見て納得の作品。元天使のピーター・フォークの「人間」を満喫している姿がすごくいい。戦争の世紀を象徴するベルリンを背景に、それでも人間って悪くないよ、というメッセージがじんわりと伝わる。
R&Aさん 8点(2003-09-19 11:02:10)
3.「天使の目」になってセピア色のベルリンをゆっくり浮遊するカメラが美しい。解散前日のサーカス団、満月の夜、最後の舞台に緊張する空中ブランコの少女・・・ポツダム広場を探し続ける老人、吹き抜けのある真っ白な図書館、真っ黒な鳩の大群・・・全てが切ない。異邦人ピーターフォークのキャスティングも絶妙!!
バイクボーイさん 8点(2003-02-18 13:38:27)
2.80年代に奇跡的に生まれた映画の良心。これをみるとヴェンダースはほんとに映画が好きなんだなってのがわかる。あと、ちゃんと美術史も勉強している。図書館のシーンからも分かる通り、建築物のアングルや選び方、そして「天使の視点」という設定をはじめ、造形スタイルはきちんと伝統的構成主義に則っている。表面的に構成主義をシミュレーションするのではなく、まるで映画学校の優等生が小津とエイゼンシュタインを課題に与えられて、一生懸命勉強して撮ったような感じで、すがすがしい。ただ、よくも悪くも映画ファンがとった映画。最後のテロップに小津の名前が出てくるところなんかは、見れば分かるよって感じで、ちょっと素人くさい。でも、この素人くささがヴェンダースのいいところ。
とびおさん 8点(2002-08-02 00:26:24)
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【点数情報】

Review人数 97人
平均点数 6.40点
011.03%
122.06%
277.22%
322.06%
499.28%
51010.31%
61313.40%
71515.46%
82121.65%
988.25%
1099.28%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review6人
4 音楽評価 7.20点 Review5人
5 感泣評価 8.50点 Review2人
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