《改行表示》18.《ネタバレ》 たしかに長い上映時間ですが、丁寧に綴られたエピソードの重なりだったので意外と集中して観れましたね。 南北戦争のことはあまりよく知らなかったのでwiki片手に鑑賞。 やはり社会的背景を知って観るのと知らないで観るのでは違いますね。便利な世の中になったものです。 主演の二人はさすが画になる美しさで、とくにニコールは息をのむほどでしたね。 劇中の家や馬、生活感も良くできていて鑑賞をおおいに助けてくれました。 それにしても義勇軍とかいって脱走兵を追いかける輩のタチの悪いこと悪いこと。。。 結局戦争なんて大義名分、理性のタガが外れたところで、こういった副産物の暴力が猛威を奮うんですよね。 ラストはフラグ立ちまくりで『やっぱりそーですか』的でしたが一夜で辛うじて繋げましたね! ちょいとエグいシーンもありましたが観て良かったと思える作品でした。 【ろにまさ】さん [地上波(字幕)] 8点(2012-11-09 18:26:31) |
17.《ネタバレ》 テーマが絞り込めないまま終わりまでいってしまいます(女二人の物語か、愛の物語か、南北戦争の大河ドラマか)。南北戦争というだけでアメリカ人のシンパシーに訴えてそれなりの作品ができあがってしまうのかもしれません。俳優さん達は一流なので、演技だけでも観られる作品が出来上がるんですね。100分過ぎたあたりから最後までウルウルでみおわりました。レネー・ゼルウィガーの演技が助演女優賞ほどかなあと思いつつ、ルビーがお父さんが死んだと聞かされて悪口いいながらも泣き出してしまうそのタイミングで私の目にも涙の洪水。きっと、アメリカ人もあそこでやられたに違いないわ。バイオレンスが含まれた作品は苦手なのですが、風と共に去りぬのダークサイドを見ている感じもしました。変なたとえですが、お涙頂戴の具合は「火垂るの墓」に匹敵するなあ。そこにまんまとはまってしまった私なので8点です。 【ひよりん】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-02-07 21:49:38) |
16.《ネタバレ》 ジュード・ロウ側よりもニコール・キッドマンとレニー・ゼルウィガー側のストーリーが印象深い。インマンがコールド・マウンテンに帰ってくるのを信じ、再建と同時に成長していく姿が美しく映った。ルビーの存在が無ければまったく変わった形の映画となっただろう。それぐらい彼女の存在感が大きい。流石アカデミー助演女優賞を受賞しただけある。自分の中ではここ数年の作品の中では観て損はない部類に入った。 【湘爆特攻隊長】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-12-11 21:41:12) |
15.井戸に写った場面が最初に出てきたときは、騙されました。ジュード・ロウ、二コール・キッドマン、ナタリーポートマンが好きです。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-11-23 16:43:29) |
14.未だに南北戦争ってどういう戦争か掴めない自分がいます!!いろいろとその当時を題材した話は、見てきたんですけどね・・・どっちが勝たんですかね~奴隷を解放するのは、どっち??いつも頭を抱える問題です。何を隠そうオレは馬鹿なんです!!こんなオレだけどこの映画は、とってもよかったと思う!!二コール・キッドマンが父を亡くしてどん底だった時にレニーが来てくれた。そん時堪らなくうれしかったし希望さえ感じた。ナタリー・ポートマンの時もベットで、とっても深い感じがした!!恋愛の部分よりもこち側の話のほうがいいと思った!! 【はりマン】さん 8点(2005-02-10 01:38:08) |
13.現代を代表する美形役者2人を主役に、そこにレニーをからませて絶妙のバランスです。ジュード・ロウはやはりこのような無口な役が似合いますね。キッドマンは益々綺麗になりませんか?レニーの助演女優賞は納得。久しぶりにアカデミーと意見が合いました(笑)。良い映画だと思います。泣けたから8点ですね。 【Tak】さん 8点(2004-12-14 14:46:10) |
《改行表示》12.《ネタバレ》 なかなかよかったぞよ。ジュードロウもニコールも好演です。 凄いよ。スターリングラードもよかったけど、ジュードロウは戦争ものが合う。 残酷な描写とやさしさとバランスも良い。 【ボビーK】さん 8点(2004-12-12 00:22:15) |
11.《ネタバレ》 パングル(ルビーのお父ちゃんと一緒にいた太った人)がこの物語の後半、一番のキーマンだったんじゃないかと。彼のマジボケがなければインマン死ななかったかも・・だし。あれは映画のキャラだけど、ああ言う雰囲気読めないと言うか、察しの悪い人って実際いると思う・・。他の方の評価ではあまりジュード・ロウの役の印象は薄いようですが、私はこの作品の彼はカッコイイなあ~ってずっと思ってましたf(^^;) むしろずっと気にして追ってたくらい。だからかわからないが、彼が死ぬシーンでは映画としてではなく、これが自分ならと考えてしまい、つらくなってしまいました。はじめの方で戦争が始まるといって喜んでた人達がいましたが、今でもそうやって「敵を殺すぞ~」ってはりきっちゃてる人がいますよね・・。成長しない国、アメリカ。 【カズレー】さん 8点(2004-12-06 19:52:16) |
10.《ネタバレ》 この映画を見終えて真っ先に実感したことは、主演している人々も、舞台となるコールドマウンテンの大地もすごく美しいということだった。この作品のテーマは「美」だと思う。 映像はとにかく最初から最後まで美しい。DVDでぜひ観て欲しい映画。 象徴的な美しさを誇るコールドマウンテンは、あのルーマニアで撮影された。 視覚だけでもあの冷たい空気が伝わってくるようであり、こういう感覚を「厳粛な美しさ」と言うのだと思った。 そしてその美しさを際立たせる俳優たちがいる。 特にジュード・ロウの存在。 感情を表に出さずとも、内に秘めてた熱い想いがひしひしと伝わってくる。 盲目の老人と会話を交わした場面では「10分間でもいいから俺はコールドマウンテンに戻って愛する人と一緒にいたい」と言ったセリフにはジュードの想いが表われている。 ラストはジュードの死。 今考えると、ジュードはその10分間(つまり一瞬という意味)を手に入れるためだけに、苦難の逃避行の道を突き進んだように思う。 ニコールキッドマンやレニー、ナタリーポートマンは、表面的な外見の美しさだけではなく、強さと厳しさを秘めた内面の美しさが目を惹いた。 映画は全編を通して透明感が溢れている。 コールドマウンテンと南北戦争に翻弄される人々の果敢ない美しさが絡み合っている。 ストーリーは普通だけど、視覚に訴えかけてくる映像美は圧巻だった。 【花守湖】さん 8点(2004-10-09 14:50:08) |
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9.おもしろい。”イングリッシュ・ペイシェント”は大嫌いだけど、”リプリー”は結構良かったので見てみた。インテリぶった”イングリッシュ・・”とは違い、今回はびっくりするくら娯楽に徹した映画でしたな。なんつーか”映画みたいな話”を集めて映画化、って感じ。いきなり気合のはいった壮絶な戦闘シーン、問答無用の速攻一目ぼれ、ロードムービー、レネイの芸達者ぶり(あの声とアクセントは凄いね)、お嬢様生活力育成講座、また義勇軍の若いやつの身軽で冷酷でナルシストっぽい悪役ぶりなど、かなりべったりとした設定をこれでもかのてんこ盛り。淡々とした語り口とは無縁のあらゆるジャンルの王道をサンプリングしたような映画で、まあ人によっては大嫌いかもしれんけどここまで徹底してやられるといやー、面白いとしか言い様がない。”冬ソナ”のべたべたは嫌いだけど、これを作ったミンゲラ監督、かつて夢中になった古き良き娯楽映画への思いが伝わる、好き。 【GO】さん 8点(2004-09-28 00:19:38) |
8.《ネタバレ》 良かったです..期待通りでした.. ただ!これだけ完成度が高ければ、あの濡れ場はなくても良かったのに.. それと、死ななくてもいいだろー!ハッピーエンドで終わらせろよー!って言いたい... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-09-22 12:34:36) |
7.《ネタバレ》 戦争に行く前の2人は出会って恋に落ちるまで殆ど時間がなかったのにあれほどお互いを想い合えるのかとも思うが、離れていればいるほど、お互いの気持ちは引き付けられて行く、インマンは隊を離れエイダのもとへと帰ろうとするが、苦難の連続、やっと会えたのに、インマンは銃弾に撃たれて死んでしまう。悲しいラブストーリーです。インマンとエイダはたった1回愛し合い、インマンの死後、彼の忘れ形見が存在していたことがせめてもの救いです。 【みんてん】さん 8点(2004-09-18 00:59:11) |
6.とにかくキャストが豪華です。最初の50分くらいは眠くてしかたなかったが、レニーとフィリップ登場で引き込まれた。全体的には二人が再会するまでのドラマを交互にうまく見せてくれたので長いわりには飽きずに観ることができた。ラストはありきたりで感動までは至らないが実力派を揃えたキャストだけで満足です。 |
5.数年ぶりに再会したインマンとエイダ。このラブ・ストーリーの中核をなす、互いに恋焦がれた二人のドラマのそれは決して劇的でなく、唐突で実に呆気ない印象を受ける。本編中、最も感動的であるべき瞬間。しかしそれはその後にくる結末を際立たせる為の計算された演出であったことを、我々は後になってから初めて知る事となる。オープニングの華やかで世間知らずのお嬢様然としたキッドマンの顔立ちと、倒れ込んだインマンに覆い被さるようにして優しく擁く終盤の彼女のそれとの違いは歴然としている。そこには恋する乙女の初々しさは失せ、逞しく生き抜いてきたひとりの女性の姿がある。本作は、同じ民族でありながらも殺し合わなければならない虚しさとその哀しい歴史。あるいは人を想い続けていくことの大切さといった事を、今更ながら我々に知らしめてくれる。しかしそういった教訓めいたテーマ性も然ることながら、現実を生きていくことの厳しさを覚えたひとりの人間の成長物語としても実に良く出来た作品だと思う。長尺で波乱万丈の物語を、一大エンターテインメントとして手堅く纏め上げたA・ミンゲラ監督の手腕は高く買いたい。 【ドラえもん】さん 8点(2004-07-30 15:36:36) |
4.同じミンゲラ監督の「イングリッシュ・ペイシェント」や、例の「タイタニック」なんかもそうですが、運命的な出会いをした男女が燃えるような恋をして、でも、戦争やら災害やらがふたりに襲いかかり、それ故に更に激しく恋の炎が燃えていく。そんな状況って、ほんとに映画向きのシチュエーションですよね。この作品もそういう映画の王道を行く一本です。「イングリッシュ・ペイシェント」に比べると、確かに単調で、盛り上がりに欠ける点は否めません。でも、実に堂々とした作りで、「ああ、またいい映画が観れた」という満足感がありました。主役の3人が魅力的でした(レニーは本当にもうけ役)し、脇役もいいですね。特にダメ牧師役のフィリップ・シーモア・ホフマン、相変わらず場をさらって行きますね。ミンゲラ監督、これからも更に壮大な作品を作って、デビッド・リーンの再来と言われるような、大監督になってほしいと思います。 【とらおとめ】さん 8点(2004-05-16 22:33:23) |
3.こういう壮大な悲恋ものって凄く好きです。今回も、ラストは残念ながら読めちゃいましたが、でもやっぱり感動しました!レニーとナタリーの演技はスゴかったです…。そしてジュード・ロウ最高!!カッコイイ!!8点献上だぁッ!! 【Ronny】さん 8点(2004-05-03 01:07:06) |
2.《ネタバレ》 冒頭いきなりプライベート・ライアン状態か?と思わせるぐらいの戦闘シーン(とは言ってもグロくはないが)。そこから少し時間を遡ってのエイダとインマンの出会いのシーン・・・これがまたジョン・ブック状態であくびが出そうなぐらいのどかで・・・。そしてしばらくはエイダとインマンそれぞれのサヴァイヴァル生活を描くも「だからなんなの?」ってぐらいにただ時間は過ぎて行きルビーが登場するあたりから少しテンポが良くなってくる。そんな前半部分からして嵐の前の静けさなんだろうなぁとは予感してたけど肝心のエイダとインマンの一途な愛に感情移入できないまま、ただひたすら強引なまでに「会いたい」ストーリーを進行させていくのだからちょっと辛かった。予備知識無しだったのでナタリー・ポートマンが出てきたときはビックリしたし、作品の雰囲気からしてまさか最後にニコール・キッドマンのヌードが拝めるとは思わなかったので少しは甘く採点してあげよう。あ、勿論ニコール・キッドマンのヌードが拝めますよってとこが嬉しい意味での「ネタバレ有」です。 【トム&クルーズ】さん 8点(2004-05-02 02:22:12) |
1.《ネタバレ》 まず、好きか嫌いかと聞かれたら好きな映画と答えますね。それは、ジュードロウが好きだからと言うのも大きな要素だけど(苦笑)、好きになった途端に戦争で引き裂かれてしまったんだもの、そりゃ逢いたくて逢いたくてたまらないよね~。戦地と残された者双方の悲惨さもきちんと描かれているし、逃亡中のインマンに関わるエピソードも、唐突と言えばそれまでだけど、どれも興味深いものばかりだったと思うな。皆が言うようにナタリーポートマン、存在感あったよね。エイダとルビーがそれぞれに足りなかった部分を成長させて行くのも良かったし。不満と言えば、やっと逢えて、結婚します、結婚します、結婚しますと早口に唱えて、やっと身も心も夫婦になれたばかりなのに、やっぱりアイツに・・・と言う結末が、あまりにも読めちゃったところかな。 【らふらんす】さん 8点(2004-04-28 22:04:34) |